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神様の探し物  作者: すけ介
第二章 学園大会予選
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第9話 日常

「ふぁ、おはようミア。今日ははやいな」

「そう、いつもの時間だけど」

僕は昨日、神技を使ったせいで少し眠たかった。

「まあいいや、朝食は食べた」

「まだだよ」

「なら一緒に食べるか」

「うん」

朝食をとった僕達は魔法学校に向けて家を出た。


「お、クレイか。ミアちゃんも」

「おはようございます。レイ先生」

「おはよう先生」

「おはよう、そう言えば学園大会予選大会は二日後だそうだ。」

「そうなんですか、楽しみですね、」

「そ、そうだな」

怯えるレイ先生をよそに、

「じゃあねクレイ。先生も」

ミアはそう言って校舎に入っていった。

「さあ、始めましょう。レイ先生」

僕はそう言って闘技場まで歩いて行く。

「始めましょう」

「よし、行くぞ」

『始め』

僕はいつもより加速して一瞬で首筋に刃を突きつけたと思ったら、

「はっ」

突きつけたレイ先生は泥のように崩れ後ろから飛び出してくる。しかし、

「ぐはっ」

飛び出してきたレイ先生の鳩尾に拳を叩きつけるとそのまま、

「かまいたち」

風魔法でレイ先生を切りつけ蹴り飛ばす。そしてレイ先生を土魔法で拘束してから、

「僕の勝ちですね」

そう言って刃を突きつけた。

「はあ、また負けた」

レイ先生がそう言うと魔法を解除する。

「なあ、なんでそんな強いんだ」

「何故でしょう」

僕はそう言い座学の授業に向かった。


今日は学校がはやく終わる日だったようで座学の授業もはやく終わった。僕が教室を出ようとすると、

「あ、クレイ。一緒に帰ろ」

そう言ってミアさんが走ってくる。

「危ないぞ」

僕が思ったとおり走ってきたので躓いてこけかけてしまう。僕はミアさんを抱き留め、

「危ないぞ」

「あ、ありがとう」

僕達は一緒に教室を出た。


「ねえ、お買い物していこう」

「ん、分かったがどこ行く」

「そうだねぇ、あ、あそこ行こう」

そう言って洋服店に入っていく。僕はその時やっぱり女の子だなと思った。僕達が店の中に入ると店員が来て、

「いらっしゃいませ、何をお探しですか」

すると、

「えーと、私の洋服と、、、クレイは何か欲しい」

「いや、僕はいい」

「ではご案内します」

店員はそう言って店の奥に案内していく。

「はい、こちらになります」

店員がそう言うとミアは嬉しそうにどんどんと服を選んでいく。

「ねえ、ちょっと待ってて」

ミアはそう言って試着室に入る。

「クレイこれどう」

そう言って出て来たミアはいつもの制服姿とはまた違って可愛い雰囲気だった。

「ミア、これプレゼントしたいんだがいいか」

「え、いいの」

「ああ、凄く似合ってるなと思って」

「そ、そう」

「可愛い」

「そ、そんなこと」

「さ、行きましょう」

「はい」

そう言って僕達は洋服店を出た。

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