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神様の探し物  作者: すけ介
第六章 屋敷
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第81話 澪とデート①

「ふわぁぁ、まだ眠い」

昨日、大きく体を動かして遊んでたせいで未だに体の疲れが取れなかった。

「ふぅ、、、、、うわっ、」

俺が起き上がろうと、体を起こすと横に澪が俺に寄り添うように寝ていた。

「俺、何もしてないよな」

俺が自分の昨日の記憶を思い起こしていると、

「ふわぁぁぁ、おはようございます。ウィルさん」

「お、おはよう」

澪はなんでもないかのようにそう言って体を起こす。

「そう言えば、ウィルさん酷いじゃないですか」

「えっ、」

「昨日、後で俺の部屋に来てくれって言ってたのに、ボクが行くともう寝ちゃってるんですから」

「ご、ごめん」

「それに、ボクが布団に潜り込んでも全然反応ありませんでしたし」

「っ、」

「ウィルさん、酷いですよ」

「ごめん、」

「もういいです。あと、話の半分は作り話ですよ」

澪は笑みを浮かべると、部屋を出て行った。

「俺はどうすれば良いんだ」

俺はなんとも言えない心情のまま、着替え始めた。


「おはよう」

「おはようございます。」

「ウィルおはよう」

二人は既に、イスに座ってゆっくりとした時間を過ごしていた。

「そう言えば、今日はな」

「ウィル、私、ユキちゃんと一緒に買い物に行ってくるね」

そう言ってミアは少し急がしそうに家を出て行った。

「えーと、ウィルさん。ボクとい、一緒にお出かけしませんか」

「え、澪と」

「はい、迷惑でしたか」

下を向いて残念そうに呟くが、

「とんでもない、じゃあ行こう」

「あ、はい」

そう言うと、顔を上げ満面の笑みを浮かべた。


「さぁ、それでどこ行く。」

「そうですね、じゃあお買い物に付き合って欲しいのですが」

「分かった、じゃあ行こう」

「やった、」

いつもとそこまで変わらないが、それでも嬉しそうな澪を見ていると俺まで嬉しくなってくる。

「ウィルさん、洋服店に行っていいですが」

「澪に任せるぞ」

「じゃあ行きましょう」

そう言って店に入る澪は、普段の大人しい感じじゃなくて、女の子の顔をしていた。

「ねえ、こんなのはどうですか」

「いいじゃないか。俺は好きだな」

「え、本当ですか」

「ああ」

「じゃあ、これとこれと、、、決めました。これとこれにします」

「じゃあ行こうか」

「はい、」

結局は、服二着と他も少し買って店は出た。そしてその中に俺が評価していたものも入っていた。

「澪、そろそろ飯にしないか」

「そうですね、ボクもお腹ペコペコです」

俺は適当に店を選ぶと、そこに入った。そこは決して大きくはなかったがなんとなく良さそうな感じがした。

「また珍しいな」

運ばれてきたのは、恐らくは鶏肉や豚肉を小麦粉か何かを使い揚げたのだろう。中は肉の良い味が出ており、外は香ばしかった。

「ウィルさん、これ美味しいです」

幸せそうに呟く澪は、もう大半を食べ終わっていた。

「そうだな、俺もこの料理すきだな」

俺も料理を食べ終えて、ゆっくりと机に座っていた。

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