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神様の探し物  作者: すけ介
第五章 地方領主
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第61話 訓練③

今回、

意味も特にありませんが長くなってしまいました。

すいません。

「はぁぁぁ」

次の日、俺達は昨日と同じように実戦訓練をしていた。ただし俺対部隊ではあるが俺は体術だけだった。

「おりゃぁぁ」

数人の兵達が俺に剣を振りかざすが、

「はっ」

少し後ろに下がると、鋭く地面を蹴り兵達の鎧もろとも衝撃叩き込む。

「ぐはっ」

衝撃を叩き込まれた兵達は叫び声を上げるとうつ伏せに倒れた。

「よし、まだまだ行くぞ」

俺は体中に魔力を巡らせた。そして前方の兵達に急加速で近付くとその勢いのまま数人を他の兵に向けて蹴り飛ばす。その時、後ろからきた矢を叩き折ると、矢の先を兵に向けて投擲する。

「俺の勝ちだな」

やがて全ての兵が地面に横たわっていた。すると

「おーい、ウィル。何してるの」

驚くことにミアと澪が手を振って近付いてくる。「二人ともどうしたんだ」

「えーと、めぼしい依頼が無くて」

「そうか、それはそうとして何故ここに」

「だって、ウィルに会いたいもん」

「、、、」

「モテモテじゃねえかお前」

隊長がそう言って俺の肩を叩く。

「はぁ、隊長やめて下さい」

「そっか、そっか」

「はあ、それでミア達はどうする。」

「ウィルは何してたの」

「部隊も模擬戦だ」

「どんな訓練してるのよ、」

「絶対単位がおかしい気がします」

「まあまあ、それでミア達はどうするんだ。」

「そうだ、私達もその模擬戦に加わってもいい。」

「ん、いいぞ。いいですよね、隊長」

「別にダメなわけではないが、、、大丈夫なのか」

「はい、大丈夫ですよ」

「そ、そうか。では、始め」

するとミアはさっそく弓を引き絞り、矢を放つ。

すると兵の剣に命中して剣だけを弾き飛ばす。

「なっ」

そう呟いた時にはもう遅く、兵はすでに気絶していた。そして俺は自分の相手に気をうつすと剣を構える。

「はぁぁ」

大振りに剣を振るう兵の手を剣の鞘で叩く。そしてそのままバランスの崩れた兵の鳩尾に拳を叩き込み、まわりにいた兵達の方へ吹き飛ばした。

「炎拳」

俺は右手に炎を纏わせると大振りに拳を振るう。すると炎は俺の自由自在に動き回り兵達を炎で包んでいく。

「ぐわぁぁぁぁ」

流石に殺すわけにはいかないので急いで炎を消し去ると全員に回復魔法をかけていく。そしてあらかた片付くと次は澪の方へ視線を向けた。

「目標捕捉、敵対対象6人、、、発射」

銃口からほぼ同時に飛び出た弾丸は兵の肩を的確に狙って撃っていく。そしてこの時、わざと急所はずし死なないようにしていた。そしてしばらくするとあらかた片付いたのか二人が俺の所へ近付いてくる。

「ウィル、ユキちゃんは」

「ユキならあそこだぞ」

俺はそう言って一段と兵の多い箇所を指さす。

「ウィル、ユキちゃん危ないんじゃないの」

「いや、見てれば分かる」

その時、

「はぁぁぁぁぁ」

そんな叫び声が聞こえ兵達の塊の一部が弾け飛んだ。そして中からは普段と鉤爪の長さが2倍くらいのユキが出て来て片っ端から兵達を薙ぎ倒していった。その時ユキの目は爛々と紅く輝いていた。

「まあ、俺達の勝ちだな」

少しして兵達をあらかた片付けたユキも帰ってきた。俺はそれを確認すると近くの巨木に向けて、

「いるのは分かってますよ、鎌鼬」

俺は魔法で巨木を切り刻む。すると反対側にいた隊長が丸見えになる。

「僕達の勝ちでいいですか」

「あ、ああ。」

「隊長、そろそら帰っていいですが。」

「別にダメなわけではないが、」

「そうですか、では」

俺はそう言って拠点に向けて歩いて行った。残されたのは、所々をさっきの鎌鼬で切り刻まれた隊長と、訓練でボロボロになった倒れた兵達だけだった。

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