第5話 さっそく再会
次の日、
「ふぁ」
僕はあくびをしながら魔法学校に来た。昨日は久しぶりに強力な魔法を二回も使ったからその分疲れてしまった。校門前まで来るとそろそろ生徒達が登校し始めていた。
「ん、クレイか。今日もするか」
「あ、レイ先生ですか。はいお願いします」
「よし、なら今日は特別闘技場に行くぞ」
「特別闘技場、、、」
「知らんのか、普通の闘技場とは段違いの頑丈さを誇る特別製の闘技場だ」
「そんなところが、」
「ああ、俺もあそこでは本気を出せる」
「と言うことは」
「ああ、そうだ。今回の訓練は本気のぶつかり合いだ」
「よし、気合が入ります」
「よし、その調子だ。、、、話は変わるのだが昨日のミアと言う子は本当は君の知り合いか」
「ん、一気に変わりましたね。そうですよ、ミアさんは僕の知り合いです」
普段とはほんの少し強めに存在を大きくしながら言うとレイ先生は、
「そ、そうか。しかし君の名前を言っても理解しなかったぞ」
以外と怯まずそう返すレイ先生に、
「あれ、僕の名前教えたはずなんだけど。、、、もしかしたら忘れてただけかも知れませんね」
「そ、そうか。、、、お、ついたぞクレイ、ここが特別闘技場だ」
「ここが、、、」
そこは見るからに結界が何重にも重ねられており単純な材質の強度も丈夫になっている。レイ先生はそんな特別闘技場に上ると、
「始めるぞ、クレイ」
「あ、はい」
僕は急いで短剣を二本取り出すと逆手に構えた。
「よし、では」
『始め』
ガキンッ
僕達の得物は互いにぶつかり合い火花を散らす。僕は試しに、
「炎球」
炎球を同時に十数個展開してその体勢のまま炎球を巧みに放ちながら短剣をレイ先生に向けて投げる。
ガキンッ
レイ先生は飛んできた短剣を冷静に弾き、僕が懐に入ると、
「アクウィ・ナートゥーラ・トゥルボー 水竜巻」
すると僕もろとも水の竜巻は周りを吹き飛ばし、レイ先生に近づけなくなった。しかし
「闇界」
僕は竜巻ごとレイ先生を闇のドームで包みそのまま少しずつ小さくしていく。すると水の竜巻は魔力が無くなり消えてしまったもの僕はそれと同時にドームを解く。
「はぁ」
レイ先生は剣を横にして僕に突っ込んで来る。
グサッ
僕はわざと素手で剣を掴む。そして僕はそのまま剣を叩き折って拳をレイ先生に叩き込む。そしてかがんだレイ先生に回し蹴りを放ち吹き飛ばす。
「僕の勝ちですね」
「はは、なんで生徒に負けるんだよぉ。クレイは強すぎだぁ」
レイ先生はそう言って落ち込んでしまった。その時、
「あ、貴方は」
「ん、ミ、ミアさん」
「え、じゃあもしかしてク」
「あああ、レイ先生僕は帰りますね。」
「あお分かった。しかし」
「では」
僕はそう言い急いで帰った。
「あ、」
寂しそうなミアさんの声が聞こえたが僕は無視しようとした。
「はあ、はあ、明日どうしようかな」
家に帰った僕は明日もミアさんに会うわけにはいかないと思いそれから数時間どうしようかと考えたが特に思い浮かばず仕方なく明日も魔法学校に行くことにした。