第49話 ギルド
「うあぁぁ」
路地裏から叫び声が聞こえ、俺達は路地裏に駆け込んでいく。
「お、引っ掛かった、引っ掛かった。」
「こんな簡単に引っ掛かるなんでな」
「なに、」
「うあぁぁ、、ぷぷ、こんなのにだまされんのかよ」
「おめえ、相当ドジだな」
「そうか、喧嘩うってんだな」
「有り金全部よこしな。ついでに嬢ちゃん二人も置いてけ」
「はぁ、まただね」
「ですね」
「ふっ」
一瞬で懐まで入り込むと鳩尾に拳を叩き込む。
「ぐはっ」
「やっ」
俺はそのまま頭を蹴り飛ばす。男はそのまま吹き飛んで行く。
「ぐわぁぁぁ」
「終わりだ」
俺は男を先まわりすると男の体を叩き落とす。
「ぐわぁ」
男は泡を吹いて倒れふしてしまった。
「さ、次は誰だ」
「ひ、ひいぃ、」
「お、おたすけぇ」
他の男達は男をおいてバラバラに逃げていった。
「はあ、こいつら面倒だね」
「そうですね、まだまだ来るでしょう」
「だな、いっそのこと全て退治しようか」
「いや、ウィル。それは流石にダメだから」
「そうか」
俺はどうにかならないものかと考えながら取りあえず、男を端にほおり投げる。
「ぐへっ、、、、、、、」
俺は男が気絶したのを確認するとギルドまで歩いて行った。
俺達はボロボロな冒険者ギルドを見つけ、中に入る。扉を開ける時、中からは酒の強い匂いがした。
「すいません、依頼を受けた者なんですが、なにか情報はありますか」
俺がそう言うと大きな体格をしたおっさんが立ち上がり俺達に近付いてくる。
「ああ、兄ちゃん。なに言ってんだい。情報が欲しけりゃ女の一人くれい置いてけ」
おっさんは舌なめずりをして俺達を見る。
「、、、」
「ん、いやだっていうんけ。なんとか言えや」
「、、、、、」
「そうか、無反応か、」
「、、、」
「な、、、ぐはっ、」
「はは、なに言ってんだ。ミア達を置いていけだと。そっちこそなに言ってんだ」
「ぐ、、、お、お前、は、、、」
「何故お前に言わなければならない」
「なに、」
「まあいいか、俺はお前に加減する気はないからな」
「っ、、、」
「ふっ」
「ぐわぁ」
「なあなあ、弱いな」
「ぐぬぬ、、、」
「はっ」
「ぐ、、、」
「まだまだいくぞ」
「す、少し待っ、、、、」
「なに、ごちゃごちゃ言ってんだ」
「、、、、、」
「やっ」
「、、、、、」
「ウィルやり過ぎだよ。もう、気絶してるよ」
「はぁ、大口叩く割には弱いな」
「いや、ウィルを基準にしたらどんな人でも弱いから」
「たしかにな」
「ぐへ、、、、」
「そう言えばおっさん。喧嘩うる相手は考えろよ」
俺はそう一言言い残すとギルドを出て行った。




