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神様の探し物  作者: すけ介
第五章 地方領主
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第48話 町の実態

「よし、始めるか」

俺は朝早くから焚き火の横に腰掛けると、こないだの不思議な球体を一つ取り出した。

「そうだなぁ、そうだ」

球体を両手で包み、神力を手に流す。そして球体を力で圧縮していく。

「よし、」

結果1cm程の球体にまで縮まった。そしてもう一つも同じくらいに縮めた。

「さ、つ」

「おはよう、ウィル。なにしてたの」

俺は急いで球体を片づける。

「ん、なに隠したの」

「いや、なんでもない」

「そう、、、まあいいや、さ、朝ご飯食べよ」

「あ、うん。」

俺は昨日同時につくっておいた料理を取り出すと、机に並べる。その頃、

「ふぁぁ、おはようございます。皆さん早いですね」

「おはよう、澪眠そうだね」

「はい、昨日、少し銃の手入れをしていたので」

「そうなのか、まあ程々にしとけよ」

「はい」

「さ、飯にしようぜ」

『いただきます』

そのあと、取りあえず朝ご飯を食べ終わった俺達は再び森を進んでいった。

「ウィル、もう少しで森を出るけど」

「そうか、分かった」

俺達は武器をしまうと森を出た。


「ウィルさん、あれは」

俺達は森を出てからは舗装された道を見つけそこを歩いていた。

「ミア、ここら辺ってまえ狩りしたとこら辺だよな」

「そうだね」

「じゃあ、家もここらへんか」

「あ、うん。この近くだよ」

「そうか、なら今回の依頼で大変ななるかもな」

「え、えぇ」


「ウィル、なにか来ますよ」

俺はそう言われ、その方向を見る。すると二匹の馬にひかれたボロボロの馬車が走ってくる。そしてその馬車が俺達の横を通り過ぎる時、

「おめえら、有り金全て置いてけ。」

身なりの悪い男が蛮刀を持って出てくる。

「何故だ」

「なにぃ」

「何故そんなことしなくてはならない」

「この野郎、」

ブシュゥ

斬られたのは男の方だった。男は首から赤い血を撒き散らし倒れた。

「この野郎、、」

男が斬られたのを見て男の仲間であろう男達が馬車から武器を持って降りてくる。

「死ね」

創破を振るうと男達は簡単に倒れていく。

「大口叩いといてそれはないだろ」

「クソおぉ」

叫ぶ男を斬り捨て残りの男達も片付けていく。

「お前で最後だな」

俺は最後に残っていた男を斬り捨てると創破についた血を拭き取る。

「まったく」

「ほんとうだよね、ウィルに喧嘩うるなんて」

「まあいいや、もう行こう」

俺は男達の死体を燃やすと町に向かって歩いて行った。


「そろそろじゃないか」

遠くに大勢の人が通り過ぎるのが見えた。そしてその内その人の集まりに合流した。

「すいません、この列はなんですか」

「兄ちゃん知らねえんか、そこんの町に入る列でっせ」

「そうなんですか、ありがとうございます」

俺達はその列に並び始めた。そしてしばらくすると大きな門が見えてそのどんどん人が入っていく。やっと順番になって町に入ると、

「酷いな」

外の見栄えはよかったが中に入ると家々はボロボロで田畑は荒れ放題だった。

「これが依頼の理由か」

俺達はそう呟き町の中を歩き始めた。

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