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神様の探し物  作者: すけ介
第四章 日常
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第36話 冒険者登録③

「言い忘れていたが、」

「ん、どうしたんですか」

「冒険者のランクアップには試験官との試合で勝つ必要がある」

「そうだったんですか」

「ああ、それについてだが一応二人にも試験を受けてもらう」

「けれど、、、」

「言っておくが心配はしなくていいぞ。今回は特別に上級回復魔法が使える魔法使いを十数人準備するからな」

「な、ギルド長、酷いですよ」

「お前にはそれくらいが十分だ。というよりもそうしなくては危なすぎて試合なんてさせられん」

「はいはい、分かりましたが、ミアは如何するんですか」

「そっちも心配しなくていいぞ。彼女も強いらしいからついでに上級回復魔法使いつけとくから」

「ありがとうございます」

「なら早速始めるぞ」

そう言ってギルド長は階段を降りていった。すると、

「すいませんでした。ギルド長はいつもあんな感じで、、、」

「え、ああいいですよ。貴女は」

「失礼しました。私はギルド長補佐を務めていますベティと言います」

「あ、よろしくお願いします」

「それでは向かいましょう」

そう言ってベティさんは僕達を先導して部屋を出て行った。


「よっしゃ、始めるぞ」

僕達が闘技場にのぼると大剣を持ったギルド長が剣を構える。

「ギルド長何してるんですか」

「ん、それはただ試験官が俺だからだ」

「えぇ」

「よし、始めるぞ」

ギルド長は僕の話を聞かずそのまま突っ込んでくる。

ガキッン

僕は大剣を魔力だけで跳ね返すと拳をギルド長の胸板に叩き込む。

「ぐはっ、、、ふおぉ」

ギルド長は一瞬怯むが大剣を片手で僕に叩きつける。

バァァン

なんと僕に当たった大剣の方が粉々に割れる。

「なにっ」

煙が晴れたそこには、

「なに、」

緑色の光を纏う僕がいた。

「行きますよ、」

僕は一瞬で音速近くまで加速するとギルド長の両腕に手刀を叩き込むとギルド長の両腕は痺れて動かない。僕は隙の出来た鳩尾に拳を叩き込むとギルド長は泡を吹いて倒れてしまった。

「か、勝っちゃった」

さっきの丁寧なベティさんの口調は崩れ普通の喋り方に戻ってしまっていた。

「さ、早く起きましょう」

僕が軽く雷を浴びせるとギルド長は飛び起きた。

「な、何すんだよ。て、俺負けたのか」

「はいはい、落ち込むのはあとで早くミアの相手して下さい」

僕がそう言うと試合を始めたが、流石にミアはギルド長に勝てなかった。

「はえ、はあ、では結果を発表するぞ。お前はBランクだ、そしてそこの彼女はCランクだ」

「分かりました」

すると冒険者カードを預けていた女が歩いてきて僕達にカードを渡す。試しに魔力を流すとランクはBになっていた。

「よし、それぞれ確認したようだな、、、では解散」

ギルド長がそう言って闘技場を出て行ったので、

「じゃあ、帰ろっか」

僕は二人を連れて家に帰った。

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