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神様の探し物  作者: すけ介
第四章 日常
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第34話 冒険者登録

「ねえ、クレイさん」

「ん、澪さんか」

「クレイさん、冒険者に興味ありませんか」

「冒険者、」

「はい、いわゆるなんでも屋さんですね。まあ基本的には魔物討伐が仕事なんですけど」

「そう言えば澪さんは冒険者だったな」

「あ、はい。それでクレイさんも誘おうかなって」

「冒険者は義務とかあるのか」

「え、ぎむ、、、あぁ義務ですね。冒険者に義務はありませんよ」

「そうなのか、じゃあなっても特に仕事なんてないんだよな」

「はい、冒険者は副業みたいな扱いでいいと思いますが」

「そうなのか、じゃあ行ってみるか」

そう言って椅子を立った僕達だったが、

「クレイ、今度は連れてってよ」

そう言ってミアが走ってきた。

「別にいいぞ。じゃあ三人で行くか」

そう言って僕は一度も行ったことのない冒険者ギルドまで足を運んだ。


「ここが、冒険者ギルド」

「ようこそ、冒険者ギルドへ」

澪さんはそう言ってギルドの扉を開けた。その時、

「ぐはぁ」

そう言って体格のごついおっさんが吹っ飛んでくる。

「澪さん、冒険者ギルドはいつもこうなのか」

「いえいえ、こんなの珍しいくらいですよ」

「そうなのか、、、、、この事態を説明できる奴はいるか」

僕がギルド内へそう声をかけるが応答はなかった。

「仕方ないな」

僕は吹っ飛んできたおっさんを地べたにほおりなげるとギルドの受付嬢に話しかける。

「この事態はどういうことだ」

「いえ、私たち冒険者ギルド職員は冒険者同士の争いには関わらないので」

「そうか、しかし僕は冒険者じゃないんだが」

その時ギルド内はざわめき始める。

「え、ぼ、冒険者の方ではないのですか」

「ああそうだ。ギルドは冒険者同士の争いには関わらないと言ったが冒険者の一般人への争いについてはどうなんだ」

「ぐ、、」

「そうか、なら僕はここの一人一人に聞いて回るか。どんなことをしてでも」

「そ、それは、、、」

「僕は自慢じゃないが学園大会優勝者だぞ」

またもギルド内はざわめく。

「し、失礼しました。ど、どうぞ、ご説明いたします」

そう言って一人の冒険者が僕に話しかける。

「そうか、ありがとう。とはいえあいつは何故とんできた」

「それはあの冒険者が魔法を自慢しようと魔法を使ったらしく、失敗して吹き飛んだしだいです」

「は、結局あいつの自爆かよ。悪かったな、冒険者達。大事にして」

僕はそう謝ると受付に再度戻った。

「な、何でしょう」

僕が学園大会優勝者と聞いて緊張しているのだろう、さっきよりも喋り方はぎこちない。

「いえ、そこまで緊張しなくて大丈夫ですよ。僕も冒険者登録をしようと思いまして」

僕がそう言うとギルド内がざわめくが今回は無視する。

「わ、分かりました。ではこちらにお越し下さい」

僕は受付嬢にそう言われギルドの奥に進んだ。

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