第23話 到着
「グオォォォ」
ドカーン
今僕達はまわりを魔物達に囲まれそれの相手をしている。前から魔物が数匹こちらに飛びかかってくるが、
「はっ」
魔力を剣に纏わせ横薙ぎに振るう。すると前方にいた魔物は綺麗に胴体を真っ二つにされ倒れた。しかし上から降る大量の魔法や遠くから飛んでくる矢はまだ一掃出来ていない証拠である。
「く、炎海」
魔法を使うと僕中心に炎が地を這って魔物達を焼いていく。しかし攻撃範囲が広いだけに威力はその分下がり一発では倒しきれなかった。実を言うとことの始まりは数時間前に戻るのだったが、
「ふわぁ、おはようお父さん」
僕がたき火のそばで火を見ているとそう言ってルークが歩いてきた。
「ルークか、はやいな」
「それお父さんが言う、」
「いや、いい」
ルークはたき火のそばに座ると、空を見上げた。
「また、」
その時、
「お、はやいなクレイ。」
そう言って歩いてくるレイ先生が蹴った石が運の悪いことにめ近くにいた魔物にぶつかってしまった。
「グオォォォ」
「な、なんだ」
と言うことでレイ先生ご蹴った石のせいで僕達は数時間にわたって魔物の相手をしていたのだ。
「く、きりがないよ」
「流石に多いね」
「そろそろ、けりをつける」
僕はそう言うと、
「神技 獄炎暗海」
すると僕を中心に黒い炎が渦巻きまわりの魔物を呑み込んでいく。
「流石にやり過ぎだよ」
ミアがそう言うが僕はお構いなしに炎を放出し、しまいには魔物は全て灰も残らず燃えきった。
「はあ、親父。地上の者を殺しすぎ」
「いや、僕の邪魔だったし」
「いや、そう言う問題じゃねえんだよ」
「まあまあ、先に進みましょう」
ルークが会話を止めて僕達は先を進む。
数日後、
僕達はあれから数日歩き続けていた、そしてこの間起こった出来事を話そうと思う。まずあれから数回魔物の襲撃があった。そして次に食料がそこを尽いたこと。そして最後に道に迷ったことだ。そして何と言ってもこのこと全てレイ先生が原因である。まず魔物襲撃だが全てレイ先生の粗相のせいだ。そして食料不足はレイ先生が羽目をはずし過ぎたせいだ。そして道に迷ったのもレイ先生が先頭をきって進んだ時だ。
「レイ先生って疫病神かよ」
僕は旅の途中度々そう思う時が多かったがなんとか目的の町までついた。
「やっとつきましたね。レイ先生」
「あ、つ、ついた、、のか、や、やったぁ、ぁ」
僕はレイ先生がミスする度にご飯を不味くしたので今のレイ先生はげっそりとしていた。しかしそれに対して文句を言う人はここにいない。何故なら皆が皆、僕と同じ気持ちだからだ。
「さ、入ろうか」
僕はそう言っ門の列に並んだ。




