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神様の探し物  作者: すけ介
第二章 学園大会予選
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第17話 試し撃ち

「はっ」

ミアが矢を放つと音速おも超えるスピードで矢は遠くの大木に突き刺さった。余談だがこの時あまりの威力に大木が折れたらしい。

「どうだ、」

「凄いよこれ、凄く簡単に魔法も使えるし手に馴染む。」

「なあ、これで一度狩りしないか」

「え、いいの」

「ああ、僕もたまには全開で動きたいさ」

僕はそう言って双剣を打ち鳴らす。

「じゃあ行こう」

「ああ、今回は僕のとっておきの場所さ」

「え、どこなの」

「まあついてからのお楽しみさ」

僕はそう言って目的地までテレポートした。


「ここは、見たことないけど」

「ここは僕の土地だ。一応所有権も貰っているところだ」

「え、クレイ土地持ってたの」

「ああ、一応この国の王並みの土地は持ってる」

「ねえ、クレイってさ昔なにしてたの」

「なにって、、、色々だ」

「その色々が知りたいのよ」

「はは、まあ良いじゃないか。それよりもここは大型の魔物がうじゃうじゃといるから注意しろよ」

「え、ほんと」

「ああ、はっきり言うとこないだの鞭使いよりも強い奴もいる」

「覚悟しなきゃね」

「ああ、じゃあ行こう」

僕達はそう言うと木々の間を進んでいく。

「お、ドラゴンか」

「え、ドラゴン、、、」

「さあ行くぞ。僕は前を行く、ミアはドラゴンの眼と急所を狙ってくれ」

「分かった。」

僕は走り出すとドラゴンの右足の腱を切り裂きそのまま翼に穴をあける。

「よし、右足をきった。次はミア両目に矢をそしてそのあと僕が合図したら眉間に矢を」

「分かった、けど少し時間稼いで」

「よし、なら」

僕はその間、ドラゴンの両手を切り落とし、眉間の鱗を剥がした。

「ミア、どうだ」

「いけるよ、」

「よし、、、今だ」

ミアの放った矢はドラゴンの両目に突き刺さる。ドラゴンは戸惑い大きな声を上げるがその隙に、

「はぁぁぁ、」

僕はドラゴンの左足を切り裂く。そして、

「今だミア、」

するとミアの大きく引き絞られ放たれた矢は風魔法を付与され、音速を軽く超えるスピードをあげドラゴンの眉間に突き刺さった。するとドラゴンは一度大きく吠えると倒れ伏した。

「よし、討伐成功だ。おつかれ、ミア」

「ええ、始めてのドラゴン戦だったけど何とかなった」

「よし、これは回収して次行こう」

「ええ、」

そのあとも僕の所有地だけあって自由に狩りをして帰る。その時、木の物陰で誰かが僕達を見ていたがその時は気付かなかった。


「ふぁ、なんかつかれたね」

「ああ、まあ朝から弓作成に山脈まで移動してそこでも長い間時間がかかったし、そのあと立て続けに狩りに出かけてドラゴンまで倒したし、まあ疲れるだろうな」

「そうだね、今日はクレイが私のために武器も創ってくれたし、ありがとね」

「ああ、僕にとってミアはそれだけ大事な人なんだよ」

「だ、大事な人、、」

「さ、飯にしよう」

「そ、そうだね」

少し変な雰囲気になりながら夕飯を済ませ僕達は疲れていたのかすぐに眠ってしまった。

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