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五萬~復活の「H」~

 翌日――平日である月曜日を迎えた俺たちはいつも通りに学校へと行く。 普段と変わらない景色や授業だったが、一つだけ変わっていたことがある。


 日曜日に学校で部活動があった生徒たちが、昼間にも関わらず貞子のようなうめき声が校内中に響き渡っていたという噂が広まっていた――その真相を知っている俺たちは、内心冷や汗をかきながら知らんぷりでいた。


 ……言えるはずもない。 部活動で他校の生徒を全裸にさせてお帰りになってもらったなんて……。 そんなヒヤヒヤした学校生活が、今日も終わりを迎えて放課後となる――。


 俺は誰もいない教室で、ただ一人で待っている――『☆ゼロ★』との再戦をするために。


 彼女は勝利した後、『二度と目の前に現れないで』と言った――ならば、視界に入らなければ約束を破ったことにはならない。


 だから俺はこうして、最初に『☆ゼロ★』と対戦した時と同じように教室で麻雀アプリを開きながら、『近くのプレイヤーを探す』画面で待機しているのだった。


 彼女がマッチング戦の待機をしているとは限らない――だけど俺は不思議と、彼女が誰かとの対戦を待ちわびているのように思えた――。


「! ――やっときたな…!」


 俺のスマフォの画面には『☆ゼロ★』が入室しましたの文字が表記されている――現在の参加プレイヤ―は『☆ゼロ★』と『復活のH』。


 無論、言うまでもなく『復活のH』とは俺のことである。 ファイブドラゴンという名だと、『☆ゼロ★』に気づかれてしまう可能性があるので、復活のH――つまり逆襲のH(橋本竜伍)という意味だ。


「この前のリベンジだ――!」


 俺は先日行われた強化合宿のおかげで、戦闘力が53万になっているはず――そんな思いで再び『☆ゼロ★』と戦う俺だった――。


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