表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星の彼方  作者: 一和遥
1/2

最初の遺書

 私は両親を殺しました。              香坂 花癸


 そう書かれた遺書と彼女の代表作がアパートのお風呂場の床に置いてあった。

風呂に沈んでいた死体はぶくぶくとふやけてもはや誰の死体かもわからないくらいに膨れ上がっていた。洗面所まで腐敗臭が漂っており死体からは蛆虫や蠅の幼虫が沸いているから死んでからだいぶ時間が経っているのだと推測された。


「飛鳥さん、ご遺体の身元がわかりました。香坂花癸で間違いないと司法解剖から特定されました。」

「お、ナイス小鳥遊。香坂花癸ってあれじゃねーか。有名小説家の、なんだっけ、や、やー、ん?ゆ?」

「夕闇に溶けて、ですよね」

「おーそれそれ。星の妖精と孤児の少年が旅をする話でしょ、ネットで爆発的にヒットしてから今は映画化も期待されてたよね。」

「飛鳥さん、もうその話はいいです。」

「あら、そーう?

にしても、香坂花癸の両親を殺したっていうのは謎だよな。」

「そうですね。それらしき事件もご遺体も見つかってもいませんし、この情報自体が嘘の可能性だってありますもんね。」

「いや、それは多分ねぇぜ。」

「理由を伺っても?」

「刑事の勘ってやつ。」

「、、、飛鳥さん。あなたの刑事の勘が当たったことありましたっけ。」

「ねー、いやあったか?うーんあったような気もするが。」

「まあいいです、やることは山積みなのでさっさと調べちゃいましょう。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ