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ティティアロ銀河

みなの国にグランドマザー達がやって来た事をきっかけに、

マヌカはみなの国を星に変えようと考える。

宇宙空間…時が止まった様な静かな空間、

無音?そうでは無い

何かが流れている…心地よい音なのか?

振動の様な音が流れている。

そんな中、腕を組んで横たわりながらフワフワと浮かんでいるマヌカが居た。

「何も考えずに出て来てしまったが…

色々設定?が必要だよね?

宇宙空間…星の並び…なんもわからん!

あ~仕方ない5賢者に聞きに行くか…頼りないか…

フィーナさん?天界の事じゃ無いからなぁ~

あ~あ~どうしたもんか~」

頭を抱え何か悩んでいるようなマヌカに向かって声を掛ける者がいた。

『マヌカ様マヌカ様

お久しぶりです、再び会えるなんて感動で言葉にもなりません』

「ん?だれ?」

『私を創って下さったのにお忘れですか?

私にとっては産みの親のマヌカ様、

私はこのティティアロ銀河の意識、

ティティアロです。』

「なんだって?銀河の意識?あたしが創った?

ごめんなさい…

転生が終了した後、光の門にまだ行って無くって…転生前の記憶が無いんです」

『ごめんなさい、

記憶がまだ戻って無い事…私知ってました、クスクス

パイヤがマヌカ様をここに呼び寄せた日からずっと見てましたから…

いつ私に声を掛けてくれるか待ってたんですが…

なかなか気付いて貰えなかったのでちょっといたずらしました』

「はぁ~銀河の意識に産みの親…

情報が頭に追いついていなくって…」

『では簡単に説明を致しましょう、

新たな第7密度の銀河を創る為に来て下さったのがマヌカ様でした。

銀河を創る為にマヌカ様のエネルギーが注ぎ込まれて私が産まれたと言う訳です』

「なるほど…あたしはそんな事をしてたんですね?

ん?では星を創ったのもあたし?

あの天然なトゥーリアさんを創ったのも…あ・た・し?」

そう言ってマヌカは冷汗を流している、

『星を創造したのはマヌカ様が連れて来たエレメント達です。

銀河を創造するのにはとんでもないエネルギーが必要でマヌカ様がやられましたが、

星もマヌカ様が創ってしまうと、

第7密度と言う設定が狂ってしまうのでエレメント達がやって下さりました』

「エレメント達がやってくれたか…

そのエレメント達にも意識が有るって事?」

『勿論です、

火・土・風・水のエレメント達には意識がありマヌカ様と仲良しでした』

「ほぉ~それは興味深いですなぁ~」

『記憶を戻せば全部知っている事だと思うのですが…』

「記憶を戻すのはまだしないです」

『何故ですか?』

「新しく知るって経験が楽しいから」

『クスクス、マヌカ様らしいですね、

それより何か悩んでいらっしゃったみたいですが、

何が有ったのですか?』

「あっそうだった~

銀河の意識ならあたしの悩みを解決してもらえるかも」

『私がマヌカ様の為に何か出来るのですか?

嬉しいです、何でも聞いて下さい』

「ありがと~

実は新しい星を作りたくって、

その為には星の環境とかを考えると、

太陽からの距離とか地軸の傾きとか…

後、銀河に勝手に星を増やしてしまったらバランス的に大丈夫かな?とか…」

『星1つ増えた位でバランスが崩れるって事は無いですが…

マヌカ様が創る星ってなれば…

銀河自体の周波数が上がってしまう?のか?

……あっ!きっと大丈夫です。

星の位置に関しては、

どんな環境か教えて頂ければ私が指定できると思います』

「周波数に関しては…若干の不安を感じるのだが…

本当の事言ってます?」

『大丈夫です!

周波数が下がるのは不味いですが、

上がる分には問題無いかと思います。

何か有ったら対処もして頂けるだろうし』

「対処してくれる方がいるのですね?

じゃあ大丈夫かな」

『はい、では星の環境を思い描いて頂ければ私が読み取ります』

「ほぉ~便利ですなぁ~

創りたい星はちょっと前まで転生していた、

地球と同じような環境にしたいんですよね、

それももっと良い環境にしたいんですが、

私が勝手に思い描くだけで大丈夫ですか?」

『はい、大丈夫です、

他の細かい指定はマヌカ様自体がされるので、

私はあくまでも銀河としての星の位置しか指定出来ないですから』

「そっか、

では早速思い描いて行くね」

そう言ってマヌカは静かに目を瞑り、

懐かしい地球を思い描く、

行った事のある場所、

映像で見た場所、

知らない場所も勝手に思い描く、

そしてマヌカが思い描いた理想的な地球の姿、

砂漠は無く緑に覆われて、

動物達は住む場所に困る事の無い世界、

世界遺産や古代遺跡などもある世界、

人と一緒に暮らせる大きさの恐竜とかも居て欲しい、

思いを巡らせていくと、

マヌカは楽しくなり何とも言えない心の温かさを感じた。

「はぁ~地球は素敵な場所だ、

それをもっと素敵な星にするイメージをしてみました。

読み取れました?」

『はい、読み取れました、

そしてマヌカ様の地球での愛も感じ取れました。

色々な経験をされて来たみたいですね』

「そうですね…簡単な人生では無かったですが…

あたしは幸せで後悔の無い、

満足した人生だった…」

『幸せな人生…』

「幸せとは…

これはあたしの自論だけど、

幸せとは心の持ちようだと思っています。

どんな状況でも、

幸せに感じる人、

不幸に感じる人、

人それぞれ…

ならばあたしは幸せでありたいと思ってましたからね、

でも今度作る星は誰でも幸せに感じられる世界を作りたい、

まぁ~あたしの我儘ですが」

『この銀河を創造された時も同じような事仰ってましたよ、

そしてこの銀河は幸福な銀河となりました、

ですが最近別の周波数の物が入り込んでしまい、

微々たる物ですが不幸を感じてしまう者も居たでしょ』

「それも…ただの経験…か」

マヌカは何かを思い出したかの様に1点を見つめている

「さ~気を取り直して、

星の場所を教えてもらえますか?」

『お安い御用です、

ベストな場所が光出しますので、

そこを中心に星を創造して下さい。』

ティティアロがそう言った後、

銀河のある場所が光出す。

「見つけた、

ティティアロさんありがと」

そう言ってマヌカは指定された場所までワープする。

指定された場所の光は結構大きくちょっとした星の大きさである。

マヌカは光の中心に入って行って、

ミナちゃんに呼び掛ける

「ミナちゃん私の手の上まで来れる?」

『うん、大丈夫、今行くね』

ミナがそう言った後直ぐにマヌカの手のひらが光出してミナが現れる。

『お待たせ、

マヌカちゃん何をする気?

あまり長くコロニーを離れられないよ』

「大丈夫コロニーはあたしが持って来たから、

それでねミナちゃんには星になってもらう、

グランドマザー達が来たでしょ、

あの人達大所帯なんだよね、

みな族だけだったらあのコロニーだけで十分だったんだけどさ」

そう言ってマヌカは大きくため息を付く

「はぁ~だからもっと広い場所が必要になって来ると思って、

思い切ってミナちゃんを星に変えてしまおうと思って、

ミナちゃん的にはどうよ」

『もちろん、うれしい~~~』

「そう言ってもらえて良かった、じゃあ始めるよ」

マヌカは手のひらにいるミナちゃんに集中を始めると、

ミナちゃんの体が金色に光出し、

光の中にはたくさんの金のは粒が有りそれぞれがグルグルと回りだす、

回りだした粒はお互いにぶつかり合い大きく膨れ上がって来る。

その様子を見たマヌカは光の外にワープして光の様子を観察し始める。

光は細胞分裂を始めどんどんと大きくなり、

マヌカが居た地球より1.5倍程の大きさになって行った。

「あれ?大きすぎたか?」

その呟きにティティアロが答える

『大きすぎる事は無いですよ、

マヌカ様もうすうす勘付いているのでしょ、

この先マヌカ様の所に人が集まって来るって』

「は~やっぱそう思う?」

『そう思いますよ、

宇宙でもっとも安全な星が完成するのですから』

「大袈裟だな」

『そんな事は無いですよ、クスクス』

「そう言えばこの銀河内って、

星間交流ってあるの?」

『私は産まれてまだ日が浅いので、

そこまで文明が発達した星は無いです』

「なるほどね~」

『何でですか?』

「いや、トゥーリアさんが何となくみなの国に興味があったみたいだから、

ちゃんと説明したら来たがるだろうなっと、

星間交流が出来る程文明が発達してないのに、

あたしが勝手に星の意識を移動させるのは不味いかな~って思ってます」

『それはマヌカ様の自由で良いと思います』

「なんで?」

『私はこの銀河の意識ですから、

他の銀河の事は知りませんが、

ここの銀河は星々に住まう者達の魂の成長を促すような場所では無いので、

文明の発達や技術の発展などを待ってるような事も無いです。

ただ安心安全、共存共栄、そして星を成長させる銀河、

周波数を第7密度を守り続ける銀河ってだけです』

「ほぉ~確かに誰かが反対する権限無いよね」

『そ~です、そ~です、だからマヌカ様の自由な発想で、

願わくば、

この銀河全ての星々の意識体がマヌカ様の創った星に集う事が出来れば、

星々が協力し合いますます素晴らしい銀河に成長する事でしょう』

「は?全ての意識体って…この銀河にどんだけの数の星が有るか…

何千?何万?いいや何億だよね」

『ざっと2000臆位です』

「意識体作るのってあたしだよね?」

『勿論です、マヌカ様の無限の時間が有ればいつか出来るのでは?』

「はぁ~?無理でしょ」

『クスクス、無理にとは言いません、

いつか叶うかも知れないと言う私の夢です、

毎日楽しそうに星の住人達と過ごすトゥーリア見て、

全ての星にも同じ幸せをって思ったので』

「……はぁ~

そうですよね~平等を考えるとトゥーリアさんだけってねぇ~

お約束は出来ないですが…

考えてみます…クスン」

『その時は私の分身も作って下さいね』

マヌカは不思議そうな顔をして

「銀河の意識体?何で作るの?」

『マヌカ様なら銀河内のエネルギーを集めて体1つ作るのなんて簡単でしょ、

銀河の管理局の方々の話の中に、

マヌカ様があのイレブンの1人って小耳に挟んだのですが…

それなら何でも出来ると思いまして』

(あいつら~害悪としか思えない)

「あたしは何も覚えて無いので、

イレブンってなに?って感じです…今は知りたくも無いですよ、

思い出したら忙しくなりそうなんで、

暫くはのんびり過ごしたくって…なのに忙しい…はぁ~」

そんな会話をしていたらミナの細胞分裂が収まった。

『おおお~マヌカ様新しい星が誕生しましたよ』

「早かったね~楽しみ~

ティティアロさん色々ありがと、

お陰様で星が出来上がりました。

このお礼に次の意識体はティティアロさんを創って、

みなの星にご招待しますから楽しみにしていて下さい」

『本当ですか?私嬉しいです』

「ではティティアロさん出来上がった星の状態を観たいので、

これで失礼しますね」

そう言ってマヌカはみなの星に向かって凄い勢いで飛んで行った。





読んで頂きありがとうございました。

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