表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/50

閑話 銀河連合管理局

グランドマザー達がみなの国にやって来た。

その時の銀河連合管理局たちのお話です。

グランドマザー達と一緒にみなの国に来たヒュージ達、

なるべく目立たない様に事の成り行きを伺っている。

メノン『艦長、ちょっと私離れて調査に行っても良いですか?』

ラバーン『メノン勝手な行動を取るんじゃ無い、

ここで問題を起こしたらこれからの先の私達の運命も変わってしまうんだぞ』

メノン『大げさな事を…』

ラバーン『大げさでは無い!

命令が聞けないのなら今すぐ船に戻れ』

メノン『了解しました。』

ルーン『艦長、グランドマザーの行動が変じゃ無いですか?』

ラバーン『…確かにな、聞いてた感じとはなんか違うって言うか…』

メノン『落ち着いた感じかと思いましたが、はしゃいでますね~』

ルーン『本当に凄い種族なんですか?』

ラバーン『調査報告によると凄いはずなんだがな…

グランドマザーはウーニャル族って言って、

宇宙の源に最も近い場所で5人姉妹で産まれ、

ウーニャ星で穏やかに生活してたんだがな…

ある日グランドマザーが産んだ卵に誰かが純粋悪の魂を入れて、

産まれた子どもが産みの親のグランドマザーを殺して、

他のグランドマザー達も亡き者にしようと企てたらしい』

ルーン『グランドマザーを殺した?

純粋悪の魂てそんなに強いんですか?』

ラバーン『生まれた子供がサティと同じ女王レベルの子だったらしいからな、

それに…純粋悪は躊躇無く酷い事が出来る…

相手が油断してれば簡単にできたんだろうな』

メノン『それでも皆殺しは出来なかったんですね、

あそこに生き残りが居るんですから』

ラバーン『生き残ったグランドマザー4人が話し合って、

種族保存の為に2人のグランドマザーは他の星に逃げた、

残りのグランドマザーは星を守る為に純粋悪と戦い見事に星を守り抜く、

その時の戦い方が敵味方双方に被害者を出さずにやり遂げたらしくってな、

目の前のグランドマザーは逃げ出した方だと思うが、

きっと被害者を出さない手法を彼女も知っているはずって事で、

宇宙、銀河間管理局としては聞きだしたいのだろう』

ルーン『管理局も場所によっては戦争してますからね』

ラバーン『そうなんだよ…

ここは平和な地域だから戦争なんてもんは無いからな、

多次元銀河では戦争が絶えない、苦労してるって話だ』

そんな時マヌカの側にミナちゃんが現れる

メノン『あっミナちゃん、

艦長ちょっとミナちゃんに話が有るんで離れます』

そんなメノンの服をラバーンは『ガシッ』と掴むと、

ラバーン『お前は…船に戻るか?

マヌカ様から言われているだろ』

その言葉にメノンは小さく頷く、

マヌカはグランドマザーに近付いて、

ちょっと怒った様に湖から出る様に言っている、

ルーン『凄い種族様が幼児に叱られてますね…』

ラバーン『そうだな…』

そこへログハウスからみなの国の住人達がぞろぞろと出て来て、

グランドマザーに気が付く、

メノン『え?あれなんですか?木が歩いてる…』

ルーン『本当だ変な生き物が増えてる、

ヒュージさんも見て下さいよ、

さっきから静かだけどヒュージさん?』

ヒュージはマヌカを凝視していて話なんか聞いちゃいない、

ラバーン『ヒュージはいつもこんななのか?』

ルーン『いいえ、マヌカちゃんは留守が多いんで、

滅多に会えないですからね~』

メノン『みな族のみんな…なんかいつもと違いますね、

やっぱあんなデカイグランドマザー見たら怖いですよね』

ラバーン『ま~初めて見たら驚くよな』

ヒュージ『初めてじゃないですよ、サティを見てますからね』

ラバーン『ヒュージ、話を聞いていたのか…

あまりマヌカ様見てると嫌われるぞ』

ヒュージ『何を言ってるんですか艦長、

マヌカちゃんの表情を観察してるだけですよ、

マヌカちゃんちょっと怒ってますね、

グランドマザー危うし』

ラバーン『なんだと!』

その時マヌカが放った光がグランドマザー達に入り込んで行った、

それを見ているマザーズ達が青い顔をして震えている

ルーン『艦長ちょっと聞きたいんですが…

管理局としてはイレブンとウーニャル族どっちに協力して欲しいんですかね?』

ラバーン『そりゃ両方だろ』

その時マヌカがグランドマザーに向かって

「早く帰って~~」

ラバーン、ヒュージ、ルーンはその言葉に固まる

次に耳に入って来たマヌカの言葉が、

「おい!グランドババア~」

ラバーン、ヒュージ、ルーンは青ざめ卒倒しそうだ、

その光景を笑いながら楽しんでいたのはメノン、

メノン『流石ザ・イレブン、

グランドババア~にも物怖じしない』

ラバーン『こら!メノン、聞こえたらどうする』

小声で叱るラバーン

ルーン『艦長、おかしな話になって来ましたよ、

グランドマザーみな族に会いに来たのは建前みたいですね、

本音はここに居座るみたいです』

ラバーン『なんだって!もしそうなったら…

ウーニャル族とイレブン2人ゲットで…

ここの銀河の平和は保たれるな…ハハハ』

これからの銀河の運命が関わってくると思ったラバーンは、

固唾を飲んで成り行きを見守っているが、

マヌカとグランドマザーはそんなに緊迫してる訳でも無く…

ここへの移住が決まりそうだ。

ルーン『艦長、グランドマザーの拠点がここになった所で、

我々に協力してくれる保証は無いですよね?

マヌカちゃんとだって何か契約したわけじゃ無いし…』

ラバーン『フッフッフ、ルーン甘いな、

彼女らがこの銀河を拠点にしてるって事だけで、

純粋悪達がなかなか手を出せなくなるって事だ』

メノン『純粋悪…

それなんですが、純粋悪って何なんですか?』

ラバーン『メノン…お前は興味のある事以外は、

ちゃんと勉強してないんだな…

純粋悪と言うのは大雑把に言って、

宇宙は善と悪、光と闇がうまくバランスを取って存在しているんだが、

最近では悪の部分の輩が善の部分に侵略し始めているって事だ。』

メノン『悪の部分て必要なんですか?』

ヒュージ『宇宙の要素として必要な物なんだよ、

極端に言って闇が無ければ光が確認できない、

苦しみが無ければ喜びが味わえないみたいな』

メノン『なるほどです…』

ラバーン『興味なさそうだな…

まぁ闇って言っても色々でな、単純な物では無いし…

その中でも純粋悪って呼ばれてる連中のやる事が酷くってな、

それの対応が宇宙のあっちこっちで大変で、

純粋愛って言われている周波数の高い存在に協力をお願いしてるんだよ、

そんな中でもグランドマザーの種族とイレブンなんて…

喉から手が出る程協力して欲しい存在なんだ』

メノン『へ~じゃあマヌカちゃんをここに拉致ったパイヤさんの行動は、

私達に取っては幸運でしたね』

ラバーン『知らなかった事とは言え…我らにとっては有難い事だったな』

そんな時グランドマザーが持ってる携帯ポータルから小さなブタが飛び出した。

それに気が付いたメノンが

メノン『あああああああああああああああ~あれは、

なんですか?新種?』

ラバーン『おい!メノン大きな声を出すな、

それとどんな生き物を見ても手を出すなよ』

メノン『わっわかってますよ』

ヒュージ『あっあのブタ、マヌカちゃんに飛びつきやがった…』

ルーン『リーダー真似しちゃ駄目ですからね』

ヒュージ『やる訳無いだろ』

ルーン『どうだか…』

そんな会話を心配そうに見ているラバーン

メノン『あああああああああああああああああ』

ラバーン『今度はなんだ、大きな声を出すなって言ってるだろ』

メノン『だってだってだって~今度は手のひらサイズですよ!』

ラバーン『メノン、絶対に手を出すなよ』

メノンは不満げに『分かってますよ』と答えムスッとしている。

ラバーン『お前達もここでのマナーは絶対守れよ、

それが出来なかったら…ここに来ることは許可出来ないからな』

メノンとヒュージが『ギョッ』とした顔をして。

『『了解です』』

そんな2人を冷めた目で見ているルーン、

それからはみんなで静かにマヌカ達を見守っていると、

マヌカに言われみんなが場所を開ける為に動き出した。

マヌカがテーブルと椅子を出し食事の支度を始めると、

ルーン『食事を始めるみたいです』

ラバーン『食事か…マヌカ様は何を食べるんだ?』

ヒュージ『地球に居た時の食事だそうですよ』

ラバーン『地球か、

他の星の食べ物もたくさん知ってらっしゃるんだろうな~』

ヒュージ『記憶を戻せばそうでしょうね』

ラバーン『なんで戻さないんだろうな…記憶』

ヒュージ『さ~何ででしょうね』

ラバーン『因みに…私達の分もあるのかな?食事』

ルーン『何気に艦長も図々しいですね』

その言葉にラバーンは顔を赤くして

ラバーン『イレブン様の出す食事だぞ、

興味あるに決まってるだろうが!』

ヒュージ『そうだぞ、ルーン、

お前はイレブン様の凄さを知らないから、

いつも冷たい反応で…』

そんな事を話しているとマザーズのマコが声を掛けて来た。

マコ『ヒュージさん達も一緒にいかがですか?

マヌカちゃんがヒュージさん達の分も用意してくれましたよ』

その声掛けに大喜びでテーブルに向かうヒュージとラバーン、

ルーンとメノンもそれに付いて行き席に着く、

ラバーン『これはなんだ、卵は分かるが初めて見る料理だ』

席に着くなりオムライスを食べ始めてたメノンが

メノン『艦長…これマジやばいかも…』

そう言われてラバーンも急いでオムライスを口に運ぶ、

ラバーンは首を傾げてメノンに聞く

ラバーン『メノン、何がやばいんだ?』

メノン『やばいぐらい美味しい』

ラバーンは溜息をついて

ラバーン『なんだ美味しいだけか…確かにうまいな』

ルーン『艦長…ちゃんと食べた方がいいですよ、

これうまいだけじゃ無いです』

ラバーンはルーンに言われよ~く味わってみると、

ひとくち口に入れると何かが体を回り、

浄化されているような、

生命エネルギーが注がれるような感じだ、

ラバーン『これマジやばいな…

メノン、これ数値化出来ないか?』

メノン『その為にはかなりの数の検証が必要になると思いますが、

許可して頂けるなら、マヌカちゃんに要請してみます』

そう言いながらメノンはニヤニヤしている。

そのメノンの顔を見たラバーンは、

ラバーン『いや、いい、

マヌカ様に嫌われてく無いからな』

ルーン『これ調査した所で解明は難しいと思いますよ、

私達には縁遠い神秘の世界みたいな…』

ヒュージが『ぷっ』と吹き出すと、

ヒュージ『ルーンらしくない事言うなハハハ、

思わず吹き出しちゃっただろ、

だが…ルーンの言う事は正しいかもな、

イレブンはまだまだ分かって無い事が多い…

神秘の存在だからな~』

そんな事を言いながら頬を染めるヒュージを、

冷たい目で見つめる他の3人は溜息をついている、

その時マヌカがみんなに向かって叫ぶ

マヌカ「みんな~あたしちょっと出かけて来るけど、

食事の後はいつもの様に過ごしてね~

グランドマザー達の事はほったらかしといていいからね~」

そう言ってマヌカが消えて行った、

ヒュージが『ああああああ~』と叫び

ラバーンに叱られた事は言うまでも無い…





読んで頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ