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天界事情

天界人達と初めての接触するマヌカ、

天界人達に協力を仰ぎ、お礼も考えていた事にみんなが歓喜、

みなの国に新たな楽しみが…

みなの国は今日も平和な時間を過ごしている、

みな族の楽し気な笑い声とおしゃべりの声、

そんな和やかな場所に合わないフリーズしている天界神

マコ『あれ?マヌカちゃんが消えたどこ行っちゃった?』

天界神『諦めたのか?』

マヌカ「諦めるわけ無いでしょが」

天界神の後ろから突然のマヌカの声、

恐る恐る振り返ると幼児が腕を組んで怒った顔で天界神を見ている、

『ひゃ』と小さく声を出す天界神

マコ『マヌカちゃん帰って来てくれたのね~』

マヌカ「いやいや~まだやる事があるから直ぐ戻るけど…

所でさマコちゃん、天界の人達はあたしの事ずっと見てたって言ってたよね?」

マコ『見てますよ~みんなマヌカちゃんのファンですから』

マヌカ「へぇ~じゃあさ~私の頼み事も聞いてくれるかな?」

マコ『勿論ですよ、なんでそんな事聞くのですか?』

マヌカ「いや~そこのじ~さんがさ~

天界の方々がみんなあたしの事怒ってるってみたいな事言うからね、

頼み事をしても聞いて貰えないかと思って」

その話に呆れた顔で天界神を見るマコ

マコ『天界の皆が不満に思っているのは、

天界神様がみなの国に来た時から天界に戻って無いからでしょ、

それに分身体まで作ってもらって楽しんでますからね』

(そんなこったろうと思った)とマヌカは思い、

天界神を見て「ふんっ」と鼻を鳴らした。

「マコちゃん大事な話があるからさ~ちょっと場所移そう」

そう言ってマコ腕を掴んで天界神の側を離れた湖畔にワープした。

そんな二人を不安な顔で見つめる天界神、

マヌカ「所で天界のみんな今あたしの話を聞いてくれたかな?」

マコ『しっかり聞いてますよ、もちろん協力するそうです』

マヌカ「あたしにも天界の声を聴く事はできない?」

マコ『出来ます、出来ます、私がマヌカちゃんの何処かに触れれば』

マコはそう言ってマヌカを抱きしめた。

マヌカ「おいおい抱きしめなくっても、肩に手を置くとかでいいでしょ」

マコは残念そうにマヌカを離しマヌカの肩にそっと手を置いた、

その時天界からの声がマヌカにも聞こえてくる、

その声はスタジアムにギューギューに詰め込まれた人々が、

一斉に声を上げたかの様な大音量だった。

『きゃ~~マヌカちゃ~~ん』

『聞こえてるか~~い』

『もえ~~』

マヌカ「ぎゃ~~うるさ~~い」

天界ではマヌカと直接話が出来ると大騒ぎ、

マコがマヌカに抱きついたクレームも入り混じっている。

『きゃ~~勝手にマヌカちゃんに触るな~~』

『おまえ~何を勝手に抱きついてる~』と言う内容だ

マヌカ「みんな~~静かに聞いて~」

その言葉に『し~~ん』と静まる天界

マヌカ「聞いていた通りトゥーリア星で、

理不尽な亡くなり方人達の魂に聞いて来て欲しい、

星に戻りたいか?戻りたく無いか?

そして戻りたいと言う希望者の魂を、

責任持ってあたしの所まで連れて来て欲しい、

それとどなたかこの件の責任者的な役を引き受けてくれると助かるんですが、

どなたかリーダーをお願いできますか?」

それに天界の全員が『私が』と名乗りを上げた為

マヌカ「ぎゃ~耳が~~」と叫ぶ

その時穏やかな声が聞こえて来る

『こらこらみんな、マヌカちゃまが困っていますよ』

その声に天界が静まり返ってしまった。

「マヌカちゃまって…」

『フフフ、マヌカちゃま初めまして、

わたくしは天界のフィーナと申します、

マヌカちゃまは様付けがお嫌だと伺っていましたが、

流石にちゃんを付けるのは抵抗がありまして…

様とちゃんの混ぜたちゃまに致しました。

先ほどの責任者のお話をわたくしにお任せ頂けませんでしょうか?』

フィーナのその言葉に天界はまたまた大騒ぎ

『フィーナ様~~流石です』

『フィーナ様なら適任です~~~』

そんな騒ぎにより「ちゃま」が気になっているマヌカ

(ちゃまねぇ~昔のアニメでおぼちゃまみたいなのあったなぁ~)

そんな事を思い出しつつ

「初めましてフィーナ様、

リーダーを引き受けて頂けるのですね?ありがとうございます。

星に戻りたい魂たちをトゥーリア星に連れて来てもらうのも可能ですか?」

『勿論です責任を持ってわたくしがお連れします』

「ありがとうございます、

え~~とぉ~~失礼な質問してもいいですか?」

『どうぞ、何でも聞いて下さい』

「天界神様の許可は必要無いですか?」

その質問にマコが答える

『天界神様に気を使わなくても大丈夫ですよ』

その言葉にポーチに突っ立っていた天界神が、

『はうはうはううう』って何か言ってる、

その姿を冷ややかな目で見たマコが話を続ける

『フィーナ様は天界の女神様なのです、

だからフィーナ様に任せておけば何もかも大丈夫なのです』

胸を張ってフィーナの話をするマコ

「女神様…天界には女神様もいらっしゃったのですね…

あの~女神様天界神様があたしのせいでみなの国に入り浸っているので、

天界に迷惑をかけていませんかね?」

フィーナは『フフフ』と笑いながら答える

『天界神様は愛と浄化の力がとても強いお方で、

天界でのお仕事は、

天界の愛と浄化の周波数(波動)を調整するだけのお仕事、

天界神様がこの銀河にいるだけで…

何もしなくても天界は守られ何の問題も無く運営されます。

まぁ~簡単に言えば居なくてもなんの問題は無いって事ですね…

あの方何もしないし…』

「へぇ~」とマヌカは言いながら

(天界神様が天界に居なくても大丈夫って…)

天界神はフィーナの言葉に何を感動したのか…

顔を赤くして目を潤ませながら天を仰いでる

(天界神様…何もしないってディスられてると思うぞあたしは)

「では魂達に聞いて来て下さい、

後気になるのがカマキリ達に殺されてしまった子ども達の心の傷なんですが…

天界に戻った事でそこら辺は浄化出来てるのでしょうか?

もし浄化されていなければこちらの方でも対策を考えないと思いまして、

でも心に傷が残っていれば…星に戻る事は選択しないでしょうから…

気に掛ける事はないのかな?」

『浄化されていますよ、

心の傷にまで気に掛けるなんてマヌカちゃまはお優しいのですね』

「いやいや~星に戻って普通の生活するにあたって、

過去のトラウマに苦しみながら生きるなんて…

どんな修行だよって感じじゃ無いですか、

戻るからには幸せな時間を送って欲しいんです。

所で亡くなった方々の人数が結構な人数になると思うんですが…

時間かかりますよね?」

『そんなにかからないと思います、

天界の者達が一斉に回るので数分って所ですかね』

「おおお~それは有難いです」

マヌカのその言葉にまたまた天界が騒がしくなる

『任せて~』

『遠慮はいらないよ~』

『マヌカちゃんの為なら何でもしますよ』

などなど一斉に声を掛けられるので耳が痛い

「天界のみなさん宜しくです、

あの~フィーナ様ここに今来れます?

顔を見ながら説明したい事がありまして」

『まぁ~そちらに伺っても宜しいのですか?』

「もちろんです」ってマヌカが言い終わる前にマヌカの目の前が光出し、

光の中から長身な美しい女神が現れた。

「おお~素早いですなぁ~」

現れた女神はマヌカの顔をジッと見つめて

『実際にお目に掛かれて幸せです』

女神がみなの国に移動した事で天界はまたまた大騒ぎ、

マヌカは涙目になってマコに声を掛ける

「マコちゃん肩に乗せた手をもう離して下さい」

『あっはいはい、私は天界の騒ぎには慣れていますが、

初めての人はビックリしますよね』

「そうなんだけど、

これから話す事でもっと騒ぎになると思って、

フィーナ様に来てもらった訳」

その言葉にフィーナが目を輝かせながら聞いて来た

『そのお話って何ですかワクワクします』

「天界の皆さんにお手伝いしてもらうので、

あたしからお礼をしたいと思いまして、

湖の中心を見ててもらえますか?」

そう言ってマヌカは両手を上げてエネルギーを集めて湖の中心に飛ばす、

飛ばされた光はだんだんと広がり何かが見え始める、

フィーナ『あれはいったい…』

現れたのは結構な大きさの島で、

島の中心にはそこそこの高さのある山もある、

山の中心には大きな日本家屋が建っていて、

建物の横にはリフトが有り山の頂上にまで伸びていた。

マコ『マヌカちゃん~~~あっあれは~~』

マヌカ「湖の中心に島を作りました。

山にある建物は温泉リゾート、

色々な設備があってたくさんの人が楽しめる様になっています。

設備を運営する為のスタッフのアバターが100体、

施設を楽しむお客様アバターを100体用意しました。

お客様の方は好きに設備を楽しむ様に何も設定してませんが、

天界の方々がスタッフアバターに入った時に、

何をやるか分かる様に色々な設定がされてます。

例えば泊り客の為の食事を作るアバターに入ると料理が作れるようになる、

色々な仕事が楽しめるのでみんなで順番を守って楽しんで頂けると良いんですが…

そのスケジュール管理もフィーナ様にお願いしても宜しいでしょうか?」

フィーナの目は島に釘付けでマヌカの問いに慌てて答える

フィーナ『もっもちろんです、

私達天界の者があそこを利用させてもらって良いのですか?』

マヌカ「はい、ここにいるみんなも3ヶ月に一回利用させてもらいますので、

その時は天界の方々にスタッフとしてみんなのお世話をしてもらいたいんですが、

それもお願い出来ますか?」

それを聞いたマコが『やっほ~』と飛び上がって喜んでいる。

マヌカ「色々と戸惑う事もあると思いますので」

マヌカはちょっと厚めのパンフレットを出して

マヌカ「これは温泉リゾートのパンフレットです。

これを見ればどんな設備があってどんな経験が出来るか載ってますので、

天界に持って帰ってみんなに配って下さい」

そう言って段ボール箱3個ドンドンドンと出す。

その中にはパンフレットがぎっしり入っていた。

マヌカ「後はトゥーリア星の方々の魂に戻るか聞いて貰って、

戻ると答えた魂をトゥーリア星まで連れて来てもらうと言う流れで大丈夫ですか?」

フィーナ『はい、魂の方もお世話の方もお任せ下さい』

マコ『マヌカちゃんパンフレット私達の分は無いの?』

マヌカ「そっか欲しいよね」

マヌカは追加のパンフレットを何冊か出した途端、

マコがパンフレットを持って何かを叫びながら走り去って行った。

その姿に唖然としてるマヌカとフィーナ

マヌカ「楽しそうで何よりです…

ここも騒がしくなりそうなのであたしはトゥーリア星戻りますね、

あたしにテレパシーみたいの…神託ってやつ?

飛ばせますかフィーナ様?」

フィーナ『出来ます出来ます、

こちらの準備が出来ましたらマヌカちゃまに神託送りますね』

マヌカ「ありがとうございます、ではあたしは戻りますね」

マコが走り去った方からワーワーと騒がしい声が聞こえ始めた、

その声を聞いたマヌカは慌てたようにトゥーリア星にワープして行ったのであった。







読んで頂きありがとうございました。

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