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終わりから始まりへ

お話を書くのは初めての経験で

楽しんで頂ければ嬉しいです。


桜が満開の美しい日に、とうとうこの日が来た…そう寿命が尽きようとしている

怖くないと言えば嘘になるかも知れないが…

その先がどうなっているのか私は何故か知っている…

そう地球人として生まれ、色々と苦労もあったけれど

私としては幸福な人生を送れたと思っている。

家族との別れはさみしいが、執着を残さず、天に召されよう

全てに感謝しながら天に向かおう

そんな事を考えながら意識が薄れていく…

生前スピリチュア(精神世界)な話が好きだった

そして私は良く瞑想をしていた

瞑想に深く入り込んだ時によくあった

意識が薄れる感じ、あれに似ている

穏やかに、徐々に体から意識と言う魂が抜けていく…

体から抜き出た魂はただの光輝くエネルギー体になり

右回りにゆっくりと回転しながら上へ上へ昇っていく

部屋の天井を抜け、空へ昇って、昇って、昇って、

宇宙空間へと…

肉体を抜けた後魂が何処に向かうか…これも何故か私は知っていた

瞑想の時に何度も見た光景

そう 天高く宇宙のその奥に『光の入り口』がある。

その中は癒しの空間白い様な金色の様なふわふわとした、

温かく愛に包まれた空間

そこで人生の垢(悲しみや苦しみ)を浄化する場所

浄化が終われば…そう私が待ちに待った地球人になる前の記憶が戻される!

小さい頃から肉体に入った前の記憶が無い事にビックリして夜も眠れない事もあった

周りの大人にどうして忘れてしまったのか、質問しても誰も答えてくれなかった…

そしてついに意識という魂が体から抜け出て、すべてを思い出す時が来たのだ!

時が来たのだ…

早く光の入口へ…

早く…

ぬ?

あれ…?

前に進んでなくない?

ぬぬぬ…

何かに引っ張られてない?

引っ張られる力がどんどん強くなってきてる

今は体から抜き出てただのエネルギー体になってる私は…

手足を動かし、気持ち的にはクロールで泳いで引っ張られる力に抵抗してみた

ぬ~~~~~~~!

嫌じゃ~~~~

はぁ~~~

「確か前にもこんな事あったなぁ~あれは明晰夢だったけど…

あの時と同じ場所に連れていかれるのか?いやいや違うよね(;'∀')

仕方ない止まるまで流れに身をまかせよ~」

暫くすると前方に空間の歪みの様な物が見えてきた…

「あれってSFによく出てくるポータルってやつでは?

まじか、初めて本物見たかも…

もしかしてあれに吸い寄せられてる?」

あれに入ったら何か影響はないのか?

あっ 今はもう影響受ける肉体無いじゃん!!余裕余裕

そんな事を考えてる間にどんどんとポータルと思われる穴に近づいてきた…

どんどんと…やっぱ…ちょっとビビる…

近づくと中の様子が見える、意外と大きいあなだった

中はウニャウニャとうごめいている…ウニャウニャと…

「ウニャウニャいや~~~~」と叫んだ瞬間…

目なんか無いけど目を固く瞑り…体も無いけど…体を硬直させて

ポータルの中に入る体制を整える…

『ブッブッボッスン』変な音をたてて突入~~~

突入した途端動きがぴたりと止まった、

「止まった?ここはどこ?」

ゆっくりと目を開けて(目は無いけど)様子を伺う

「あれ?さっきと同じ宇宙空間じゃん?移動したの?」

訳も分からず周りを観察、どっちが上でどっちが下かも分からない空間

「おおおお~~~あそこに目標の光の入口がある~~~」

あれ?同じ場所?訳がわからん…

そんな事を考えながらボーっとしてると、背後から声を掛けられた

「あの~あそこのポータルから出てこられましたよね?」

「へっ?」ビックリして振り返ると

大きさはテニスボール位のレッドのエネルギー体、

イエローのエネルギー体、ブルーのエネルギー体が並んでフワフワ浮いていた。

この方々が声を掛けてきたのかな?

「そ~ですけど…あなた方はどなたですか?」

私が答えたとたんに3体のエネルギー体が

喜んでいるかの様にフワフワと上下に動いきながら

「本当にこんな事が…」とブルー

「!!!…」とイエロー

「おおおおおおお~~~」とレッド

これって信号機みたいw、青、黄、赤 って

多分、今の私と同じ魂状態だよね?色があったのね私は何色なんだろ?

良ーく観察すると色の中に金色と銀色の粒々の光が混ざってる、

きっと意識高い系の存在たちなんだろうな、何でこんな所にいるんだろこの方達。

質問をしようと思ったがいつの間にか3体は円陣を組んで

こそこそと会話をしてる。

相談が終わったのかブルーのエネルギーが話しかけてきた。

「初めまして私達はここの銀河の管理をしている賢者、私の名はブロイ」

そう言いながらゆっくりと上下する。

「イエローの賢者はイナク」

イナクと紹介された賢者はなんとなく恥ずかしそうに上下に動く

「レッドの賢者はレガイア」

レガイアは元気いっぱいに上下に動いた。

ここの銀河って?

よくみると美しくゆっくりと右周りに回転してる銀河が一望できた

縮尺おかしくない?宇宙って何でもあり?なんて考えていると

「それでポータルから出てきたあなたは、天の川銀河から来られたのですよね?」

嬉しそうに動きながらブロイが問いかけて来た。

「そうですけど…来られたって言うよりも、

そのポータルに吸い込まれて誘拐って感じですけど…

もしかして、ポータルを設置したのって貴方がたですか?」

賢者たちはビクッと硬直してたどたどしくブロイが答える

「確かに設置したのは私達です、それには深い事情がありまして…」

事情か…話が長くなりそうだけど、私的には速く光に向かいたいんだけどな、

取り敢えずこっちの事情も話しておこう。

「えっとそちらがポータルを設置したのは理解しましたが

私もさっき地球での人生を終わらせて来たばかりで、

まずは光の入口に入りのんびりと地球での疲れを癒したいので

ここで失礼しますね」

そう言ってフワフワと上へと動きだすと、3賢者がそれぞれ叫ぶ

ブロイ「いやいやちょっとお待ちください~~」

レガイア「待てよ!」

イナク「ひや~~」

えっ?『ひや~~』ってなんだw

可笑しくて思わず振り向いてしまったら

あわててブロイが私の前に立ちふさがり話始めた、

「こちらの話だけでも聞いてもらえませんか?

あのポータルを通って来たと言う事は私達にとってとても凄い事なのです

設置してから500年間誰も通って来なかったのです、

そこを通って来たと言う事は私達にとって救世主なのです」

うわ~~何言っちゃってるんだろ『救世主』って…何かの勧誘かな?危ないぞ

ひきつる自分を抑えながら

「救世主って…何を言っておられるのか分からないですが、

私はそんな大層な者では無いですよ

それに私は今まさに地球人人生を全うし

肉体から解放されて、天国的な所に行こうとしてた所で

肉体に入る前の記憶も戻ってない初期状態の魂です、

それに私が何かのお手伝いが出来るのなら

取り敢えず記憶を戻してからでいいですか?」

「記憶ってそんなに早く戻したいのか?

何もしなくたって必ず戻って来るからそんなに急がなくても大丈夫だぞ、

それよりもこっちは本当に時間が無い状態なのだ力を貸して欲しい」

レガイアがブルブル震えながら声を掛けてきた。

むー--ん(-_-;)話を聞くくらいならま~いいか

でもこんな落ち着かない宇宙空間で話はしたくないな。

「では話を聞くだけなら…

ここじゃ無くってもっと落ち着いた場所でお話しませんか?」

3賢者が不思議そうに聞いてくる「落ち着いた場所?」

ずっと静かだったイナクが問いかけてくる

「落ち着いた場所ってどんな場所?私達は生まれた時からここで過ごしてる、

落ち着いた場所って知らない」

なるほど帰る家みたいな概念はないのか、なんか寂しいな…

「えっと地球の人間はそれぞれ帰える家があって、そこで食事したり休んだりするんです。

そうだなリビング的な部屋があればそこでお茶を飲んでおやつを食べながらお話ができるのですが」

3賢者は興味深々にこちらに近づき

ブロイ「帰る家」

レガイア「おやつ」

イナク「お茶」

ブロイが説明するには

「私達は色々な星の観察をしているので、家や食べ物と言う存在は知っているのですが

知ってると言うだけで経験は無いのでご用意する事が出来ないのです、

宜しければご用意して頂けますか?」

「ご用意って私がそんな事出来ないですよ、大工さんじゃ無いのですから」

そう答えるとレガイアが

「そっか記憶が無いから覚えてないのか、

あのなここは7次元密度、思い描いた物を具現化できる場所なんだよ、

お前の魂の記録を観ると地球でも瞑想をよくしてたみたいだから、

コツを掴めば思い描いた物が具現化出来るはず」

えっここが7次元密度、

まじか地球人の時に不思議な話が好きで宇宙やパラレルワールド

次元、波長などなど色々な本を読みあさってきた、

まじで7次元密度なのか?

地球は3次元密度と言われていて物質世界、

5次元密度以上になると思い描いた物が具現化してしまうから、

意識高い系の人が住む次元、それよりもここは上の世界だというのか?

ん?今魂の記録を観ただと!

「あのレガイアさんでしたっけ、勝手に魂覗くのってプライバシー侵害では?」

「侵害では無いぞ俺達は銀河の管理と調整者、色々理解しなくてはいけないから、

魂の記録を調べるの普通だからな」

「なるほどね~もう何でもありって事ねもういいや

では私が思い描いた部屋がここに具現化できると?

肉体からぬけたばかりでもできると?

だから具現化してみろと?」

「うんうん」と3賢者が答える。

大好物ですこういう話!!!

「どんな感じで思い描けばいいのですか?」

「まずは瞑想を行う時に宇宙エネルギーを意識したと思うのですが、やってましたよね?

エネルギーが十分自分にそそがれたら作り出したい物を思い浮かべ意図するのです。」

簡単でしょって感じで青のブロイがそう説明した。

意図するって…むずくない?

取り敢えずやってみるか、床はフローリング部屋の大きさは20畳位、壁は白い壁、

大きな窓があり、大きな扉もつけよう

部屋の中央には木製のダイニングテーブル、テーブルと同じ木材の椅子を6個……

思い描いてはみた…意図するってどうするんだ?

よく分からないので言葉にしてみた

「思い描いた部屋を意図する」こんなんでいいのか?

すると空間が歪みだして、だんだんと思い描いた部屋が出来上がってしまった!!

こんな簡単でいいのか?怖いわ~7次元密度、絶対ネガティブな事考えられないじゃん。

ネガティブになりそうな時は心を(無)にする事を心がけようと固く決心をした。

するとレガイアが興奮しながら叫びだす

「出来たじゃねーか、さすがだなポータルの条件満たしたやつは!」

ポータルの条件だと…なんだそりゃ

まっいいや次、次~~椅子に座ろ~

椅子に腰かけてみようとしたが…体無いじゃん、椅子座れないじゃん!

気持ちを切り替えて

「肉体が無いので椅子には座れないのですが、

テーブルの上に座るイメージで寛ぎましょう

今飲み物出しますね」

私の好きなアイスキャラメルマキアートを思い描く…以下同じように意図すると、

私がいつも飲んでたキャラメルマキアートが4つテーブルの上に出てきた。

「おおお~」と3賢者

「ん?体が無いのに飲んだり出来るのか?味覚は?」

ぼそっと呟くと

「大丈夫ですよ魂の状態は万能なので全てが体験できます」

とブロイが答えてくれた。

おお、では地球に居た頃の物は食べたり飲んだりできるのね、やった~~

「ではみなさん飲み物を飲みながらゆっくりお話し聞かせて下さい」

そう言うとそれぞれ飲み物の前まで移動して

キャラメルマキアートの前で興味津々にフワフワ浮いている。

「これ飲んでいい?」イナクが聞いて来た。

「もちろん、私の大好きな飲み物です、皆さんも飲んでみてください。」

それぞれがわーいって感じで飲み始めた、

レガイア「うまいな~これは甘いって味覚だろ?」

ブロイ「甘いってやつですか?私も好きですこれ」

イナク「うんうん」

そうだよね甘いの美味しいよね、

本当に味が再現できてるか飲んでみましょうかねって思った瞬間

背後から声を掛けられた。

「マヌカ様!!マヌカ様ですよね?いや~お久ぶりですじゃ~」

え?誰それ?

振り向くとパープルのエネルギー体とピンクのエネルギー体が凄い勢いで近づいて来た。

なになになに~怖いんですけど

「あっパイヤ様帰って来られたんですね」

慌ててブロイがパープルとピンクの前に立ち塞がった

慌ててレガイアとイナクがそれに続く

こそこそと私に聞こえないようにレガイアが話を始めた

「パイヤ様駄目ですよあの方はポータルを通って来て

まだ名前も思い出して無いリセット状態なんです。

これから詳しい状況を説明して協力をお願いする所なんですよ、

本人は記憶を早く取り戻したいらしく、

取り戻したら協力してもらえないじゃ無いですか、

それなのに名前を教えちゃって…」

「えっ?ポータル通って来たの?儂らの計画成功したって事?

あらら儂失敗したのぉ~ハハハ、つい嬉しくってね~

それにしても大物がポータルに引っかかったのぉ~

日頃の行いかのぉ~ふぁっふぁっふぁ~~~」

「それでこれから説明をして協力をお願いする所でした。」

「じゃあ儂に詳しく説明させてもらうかの」

話が終わったのか、パープルがフワフワとこちらに近づいて来て

「良かったら儂にもその飲み物を出してくれないかのぉ~」

「もっもちろん」

パープルとピンクの前にキャラメルマキアートを出してみせた

「おお~さすがですな、あっまだ名乗ってもいませんでしたな、

私はパイヤそちらのピンクの賢者がピアーですじゃ」

ピンクのピアーがぷるぷる震えながら「よろしく~」と答えてた。

「ではまずは何故ポータルを設置したかのお話から、

ここティティアロ銀河は7次元密度を維持していかなければならない場所に位置しており、

維持するのはそんなに難しい事は無いんじゃが…

700年前位から銀河全体の波長が下がり始めたのじゃ

その原因は2つの星の波長がゆっくりとだが下がり始めている事に気が付いてな

星の調査を始めたくても銀河の調整で手一杯で出来なくてのぉ~

だから協力者を宇宙管理に頼んだのだが、どこもかしこも忙しい状態らしくってなぁ~

だから自分達で何とかしようと、

星の状況調査と問題が有ったら対処できるであろう魂を

ここまで吸い寄せる様にいくつかの場所にポータルを500年前に設置したんじゃが…

誰も来なくてな~まぁ~条件が厳しいから仕方なかったんじゃが、

でもついに、ついに、ポータルを通って来てくださった~~~~のじゃ~~~」

「その条件に私が当てはまったって事ですか?

だいたい記憶も戻って無いから何が出来るかわからないですしね」

「記憶が戻って無くても出来る事はたくさんありますよ~

貴女の魂にちゃんと記録されてますから~

だいたい全てを思い出してしまうと

貴女の波長が爆上がりしてしまって星に行く事が出来なくなってしまいますぅ~」

とのんびりとした口調でピアーが答えてくれた。

つまりはこうだ、

波長が高い者が波長の低い場所に行くと周りの生き物に多大な影響を与えてしまい、

体調をくずしたり、下手をすれば死んでしまうこともあるらしい

そんな理由もあって賢者達も直接星に働きかける事が出来なかったらしい

だが地球から帰ったばかりの魂は波長の調整が出来るので

波長が下がり始めた星にも何の害も無く接触でき、調査も簡単に出来るだろうと

波長の下がり始めた星はもう3次元密度まで下がってしまいそうな勢いで

急いで何とかしなければならない状態まで追い込まれている、

このままでは星自体がリセットするしか方法が無く

(リセットとは洪水や地震で星に生存している命を一掃する事)

星の中の全ての命は、

星にとっては我が子同然でそんな事は絶対したくないと泣いているらしい。

話を聞いて…

なんか嫌な予感がする、地球の歴史を考えても酷い事がたくさんあった

それが目も前で繰り広げられてるのでは、本当に私に何か出来るのか?

星が泣いてるって、可哀そ過ぎる何か出来るなら協力してみるか!

「助けて…お願い誰か助けて…」

突然テレパシーの様に声が響いて来た、

えっ星の声?

「おお今日も助けを呼び掛けてるな」とレガイア

「何も出来なくって切なくなりますぅ~」とピアー

「毎日助けを呼び掛けて来るのですか?」

「そうです。こちらも何とかしたいのですが」

と悲しげにブロイが呟く。

「私で本当に力になれるのでしょうか…

力になれるなら行きます、私は何をすればいいでしょうか?」

「ふぉふぉふぉ、まずは宇宙の根源ソースのエネルギーを星にそそいでもらえば

大分良くなると思うのじゃ、後は目の前の状況を自分なりに臨機応変に対処してもらえば

星の状態も良くなっていく、目の前で起こる事は全て必然だからうまく対処してくだされ」

「それって殆ど丸投げですよね?

後宇宙の根源ソースと繋がってるってあまり実感無いのですが、

私さっき部屋を具現化した時ちゃんとソースに繋がってました?」

「大丈夫でしたしっかりと繋がってましたよ、私が保証します」

頼もしい言葉ありがと~ブロイ!

それに比べてパイヤはお爺さん口調でなんか軽い感じだな~

「後さっき私の事をマヌカって呼んでましたが、あれはこの魂の名前ですか?

それと名前を知ってると言う事は私の事知ってるって事ですよね?

私を知っていて尚且つ星の救済の手伝いが出来ると言うのですね?」

5賢者がプルプル笑っている様に動いてパイヤが答える

「ふぉふぉふぉ質問攻めですな~マヌカは貴女の名前ですじゃ

うっかり口にしてしまいましたがふぁふぁふぁ

次にマヌカ様は十分に星の力になる事ができますじゃ儂が保証しますじゃ~~」

かる~~~

「この銀河の管理者はこの5人で全員ですか?

何かあった時はこちらの5人に相談してもいいんですよね?」

「それはもちろんだ!いつでも相談してくれ、俺達は5人でここの銀河を管理している

銀河の方は5人で十分だから相談に乗る余裕はあるからな」

レガイアがかっこよく答える、レガイアも頼もしいな~

5賢者色も違うが個性もそれぞれ違うみたい

5賢者?5ケンジャー?5レンジャーじゃんw

銀河を守る5ケンジャーー-ハハハ

オヤジギャグ言ってる場合かぁー-取り敢えず行ってみるしかない

「ここでは星の状況も分からないので、取り敢えず行ってみますね

どうやって行けばいいのですか?」

「おお早速行くんじゃな?でも準備しなくてはなそのままじゃのぉ~」

「このままではだめ?」

「そうじゃ~~エネルギー体のままではのぉ~

ヒューマノイド、人の体に変えた方がいいと思うぞ、色々と便利じゃしな」

「人の姿に?分かりました、どうすれば変えられます?」

「この部屋を具現化したのと同じ感じで、人の形を詳しく思い描くのじゃ、

後は自分のエネルギーにあった姿に勝手に変わっていくからのぉ」

へ~じゃあやってみるか、頭があって両手両足…

性別は?女性の方が小さい子や女性とも接触しやすいから女性の体で…

体の内側からエネルギーが湧き出る感じがし光がひときわ輝きを放った

「きゃ~出来ましたよ~マヌカさん初めてにしては凄いです」

そう言ってピアーが喜んでる

本当にできたのか?まず手を見てみた

「かわいい、おてて」

ん?小さくね?足を見る、ん?小さくね

「なんか小さい感じがして鏡で見たいのですが」

「鏡?そんな物要らないだろ、物に頼る世界、物質世界って事か」

ちょっと呆れてレガイアが呟いて話を続ける

「あのなここは自分の意志が現実化するんだよ、

自分の姿が見たければ見たいと意図すれば

上からだろうが下からだろうが好きな様に見る事ができるはずだ意図してみろ」

「ほ~ではやってみますね」

意識を集中して私の全体が見える見える~と意図すると

ちょっとめまいがして視点が変わり私の姿が見えてきた

そこにいる姿は4歳児位の女の子

髪の毛の色はオパールの様に輝き、目は青空の様なブルーで、

大きなまんまるおめめ~ほっぺとお口はふっくら~

かわいい~~~~~~

「喜んでいらっしゃるようで、言いにくいのですが…

小さな子供の姿では、色々大変では?」とブロイ

「そうですか?癒し系で星の住人も癒されるのでは~」

「ふぉふぉふぉ子供の姿では信頼関係を作るのが難しそうじゃが

だいたい姿は波長に合わせて作られるんじゃが…子供姿とわなぁ~

地球では子供までしか生きられなかったのかの?」

「え?それって私の波長が子供って事ですか?

いやいや~人生はまっとうしましたよ、社会人から妻へ、妻から母へ

母から祖母まで生き抜きましたよ…あっ心が子供の様に純粋って事ですかね?」

「ふぉふぉ都合のいい解釈もあるのぉ~

ま~心はそのままで良いから、姿は大人の方が色々いいと思うがの」

「そうですね、やってみます」

私は大きくなれ~と意図した、出来れば体力のある十代で

そうだなぁ~17って数字が好きだから17歳くらいで~~

またまた体の中心から光が強く輝く

周りから「おおおお」と声がわいた

手を見る、やった大人の手だぁ~

視点を変えて全体の姿を見る、髪と目の色はそのまま

さっきの子供が成長した高校生位の女の子の姿だった

まっこれでいいしょ!

「できた~これでいいでしょ、早速行ってきますので

星まではどうやって行けばいいんですか?」

「おいおいそのままって、人型って服ってやつ着てるよなぁ

着なくっていいのか?」

呆れるレガイア

「そっか裸でしたwでは服~~動きやすい服~~」

現れたのは頭からスポット着る白いワンピース、まっいいや

準備OKかな?

「マヌカ様ご自身の波長下げられますかの?」

「下げるって、今の波長がどの位なのかもわかりません!」

「では、その上にこのローブを着て行ってくれぬか?

このローブを着れば4次元密度まで波長が下げられるからの

住人が急に高波長の者と出会ったらどんな影響があるかわからんからのぉ」

何処から出したのか目の前にローブがある…

「そんな便利ローブが有ったら誰でも行けたのでは?」

「それが無理なのじゃ、我々は7次元密度以外の経験がないのじゃ

経験が無いと調整ができなくての、

だから色々な経験豊富のマヌカ様にお願いしたいのじゃ~」

かる~~経験豊富って私の事色々知ってる感じだな

「あの様はやめて貰えますか?もっとフレンドリーなお付き合いしたいので

それとパイヤさんって色々知ってるみたいで、年齢は幾つぐらいなんですか?」

「年齢かの?わからん!

気にした事無いからの、他の賢者よりは長いのは知っているが

だから儂、5賢者のリーダーなんじゃ

様を付けられるのが嫌なら仰せのままに、カヌマさんと呼ばせてもらいます。」

「パイヤ様は凄い情報量、頼りになる」とイナク

「頼りになるなら頼もしいです、色々相談に乗って下さいね」

色々不安は有るけど行ってみないと状況が分からないからな

取り敢えず行ってみるか、

「さて行ってみます、星にはどうしたら行けますか?」

「さっき助けを呼んでたのはトゥーリア星、声を意識すると

星の姿が心に浮かび上がって来ます、そこに行くと意図して下さい

そうすればワープできると思います」

「丁寧な説明ありがとですブロイ、

では今度こそ本当に行ってきます、臨機応変に自由に独断と偏見もありかもで

頑張ってきます~」

「ちょっとまてぃ~独断と偏見と言うのが気になるが…

信じてますからの~ご自由にじゃ」

いいんか~~い!!

「じゃがフードは被ってくれんかの~エネルギー漏れ漏れじゃ」

「そこまで?」

「そこまでじゃ、ふぁふぁふぁ」

「ハイハイ、では行ってきま~~す」

これが新しい人生の始まりみたいなものか?やれるだけやってみよう

さっき感じた星の声を思い出し心静かに集中する、

薄っすらと星が見えて来た、地球と同じような青と緑と茶色の台地

茶色が多い感じ?

取り敢えずワープと意図をする。

すると体の中心から光が放射して大きく広がりだんだんと

光が小さくなって最後には体ごと消えた。

パイヤ「行ってくれたのぉ~これで一安心じゃな」

レガイア「パイヤ様カヌマ様ってどんな方なんだ?」

パイヤ「マヌカ様か?早く言えば数少ないオールドソウルじゃ」

ピアー「え~~~オールドソウルがなんで地球にいたんですか?」

パイヤ「知りたいか?」

ピアー「知りたい知りたい」

パイヤ「儂も詳しくはないんじゃがな、随分前にオールドソウル数名が

地球に何かのお手伝いに行ったって、宇宙管理の奴らが言ってたんでな、

だから地球の側にもポータル置いたんじゃ、

うまくいけばオールドソウルが引っかかるんじゃないかとねふぁふぁふぁ」

ブロイ「マヌカ様には聞かせられませんね、

でもなんでオールドソウルが必要だったのですか?」

パイヤ「オールドソウルって言うのはな、

もっとも古い魂でその分経験と知識が豊富なんじゃよ

経験が豊富って事はどんな状況にも一番いい解決方法を取ってくれるだろうよ

ま~記憶が無い分苦労するかもしれないが何とかするじゃろ

皆にもいい勉強になるだろうから、ここでゆっくり観察しようかの

なんじゃっけ?キャラキャラって飲み物でも飲みながらふぁふぁふぁ~」

フワフワと楽しそうに動いている

イナク「キャラメルマキアートなのだ」

パオヤ「ただ心配要素もあるんじゃ、あの方正義感が凄いって話でな

ネガティブな感情に怒りってのがあってな、

それが爆発したら星一掃されちゃうかもじゃ~

だから皆でちゃんと見張ってマヌカ様が爆発しないように気を付け様な」

4賢者「えええええ~~~」

読んで頂きありがとうございました。


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