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この世界の果てへ  作者: Luce
1/1

Good morning.

はじめましてLuceです。

趣味で投稿していくのですが、投稿が不定期です。

何卒よろしくお願いします〜

「ねえ、わか_____?この花、何てな......?」

揺れるウェーブのかかった銀色の髪と、白いワンピース、ふんわりとした笑顔、むき出しの長い犬歯。

青や黄色、様々な花を束にしたものを持った姉はとても幸せそうで、綺麗で、明るかった。

私はただただ、このまま、このままでいて欲しいと思った。





「___てっ!!!.....起き...て....!!」


「起きてってばっ!!!」


ゆさゆさと私を揺らす。優しい揺らし方はどこか気持ちよく感じられ、起きる気を余計になくした。

再び瞼が重くなった時、声の招待に布団を削ぎ取られ寒さに震え飛び起きた。


「寒い....」


視界に入ったのは、銀色のウェーブのかかった髪の毛、シミ等で汚れたボロボロの服、荒れた手だった。しかし、いつも通りの姉の楓ではなかった。

顔がいつもより赤かった。


「....っ!?どっ、どうしたの...?」


楓の額と、首に手を当てた。思った通り体温が高かった。


「なん、で....言わないの....?」


楓はニコニコとしている、へらへらしている


「私、だから大丈夫だよ....?買い物行かなきゃ行けないし....。」


「待って、私が行くから....」


私は楓の腕を引き、無理やり自分が寝ていた布団に押し入れた。


「なにするのっ、外は椛には危ないよ!!」


私は無言でホットミルクを作る。

楓は生まれつき体が弱く、風邪を引きやすかったという記憶がある。この山奥に引っ越してからは家がボロボロで隙間が多く冬になると冷気が入る。だから余計風邪を引きやすくなるのだろう。

一方、私は違った。

狼人の母と人間の父の間に生まれた私達は、多少他の人と違う。

私の外見は骨格は人間なのに、狼の耳に眼球、犬歯が人より長い。そして、狼の尾。狼の血が濃いと変な物を食べたり、不衛生な所で暮らしていても体にあまり支障はないが、楓は人の血が濃いからこそ、体が弱いのだろう。

____父も体が弱かったな。


ホットミルクを作り終わり、楓に手渡す。楓は何も言わずただ、白いマグカップを見つめていた。

私は服を着替え、財布と手編みの竹かごを持って街へ行く。



_____


ボロボロの布切れと、私の外見が気になるのだろう。

人通りの少ないところとはいえ、街の人の視線は刺さるかのようだ。

そして、後ろから誰かが付けてきているようだ。


「椛ー?今日は楓はお休...」


緑色の髪の毛を赤いリボンで高く結んでいる、青い目、猫の眼球。小さな背。

その幼い外見の少女___若葉を軽く睨んだ。

彼女は、驚いたような顔をした後笑顔を向けた。

今話しかけされる訳には行かない。

若葉、彼女は外見だけが若い。歳はもういくつになるのだろうか?少なくとも私が幼い頃には、この外見だった。

____楓に花をプレゼントしていたのも若葉だったのだろうか____?



私はわざと路地へ入った。




はい、下手ですね....www

これからも連載できたら良いなって思ってます。

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