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64式小銃改3型始末  作者: 通りすがりの野良猫
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航空護衛艦「かつらぎ」登場

実はLM連絡機には、しっかりと監視の目が光ってます

陸上自衛隊のLMー1が密かに低空飛行して、「物」を運んでいる時、横須賀から出てきている航空護衛艦「かつらぎ」から、S2Fー1あおたかが、2機発進して哨戒飛行している。

これが普段の飛行と異なるのは、翼下のランチャーには5インチHVAR、さらに爆弾倉にはMk44対潜魚雷それぞれ実弾を搭載している。

エンジンナセルにはその中にソノブイをも満載している。

「本気」の出で立ちに、「かつらぎ」の飛行甲板も緊張気味である。


2機だけではない。

実は、LMは「尾行」されている。

館山から離陸していたP2Vー7のAPSー20レーダーは、ふらふら飛ぶLMをしっかり捕捉していたのである。

夜間の飛行にそれほど慣れていない工作員は、頻繁な回避機動をしていないし、まず「発見されていない」ことを前提の飛行を計画していたのである。

まさか自分たちの計画が、すでに自衛隊側に把握されてるなんて思いもよらないからである。


警視庁や公安、さらには米軍とも連携した自衛隊は、この際に、日本共産党の武装闘争部門を壊滅させることを目的にしたのである。


つまり、秘密兵器を奪取して他国に売ろうとした売国的行動、 それも彼らが反対を唱える核兵器を売り飛ばし、自派の武力を強化しようとした証拠を現場で抑え、一網打尽にしようとしたのである。

この際に、「東側」の潜水艦をも捕捉できたら、大きなアドバンテージを得るチャンスでもあるから、米軍も後方支援の面で協力した。


我が国領海外側に、対潜空母ホーネットを基幹とするハンターキラーグループが展開して「東側」潜水艦の捕捉を狙ったのである。(ホーネットの展開はたまたまFRAM2改装を本国で受けるために回航中、たまたま遭遇した形をとったのである。)


かくして、潜水艦との会合地点でのクライマックスに向けて役者が揃い始めたのである。


他の作品からも引っ張ってきました

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