表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64式小銃改3型始末  作者: 通りすがりの野良猫
16/17

昭和62年夏

この年は異常なほどの渇水に首都圏は見舞われました

首都圏は久しぶりに渇水に見舞われた。

この時、東京郊外の溜め池に、古い車が沈んでいるのが、発見された。


引き上げると中年男性の遺体と思われる白骨が発見された。

車内に残された遺留品の中に、陸上自衛隊の身分証が見つかり防衛庁に照会したところ、昭和39年頃、当直を下番したのち行方不明となっていた某幹部であると判明した。

「個人的な理由からの自殺」とされこれ以上の追及はなされなかった。


しかし、平成になってから、とある過激派アジトが警察の家宅捜査され押収された膨大な記録の中に、彼の名前が見つかった。さらに彼が「総括」されたことを匂わす記録もあったが関係者が全て他界していたことから、これ以上の追及もなされず、歴史の中にうずもれていくことになったのである。


こうして事件は歴史に埋もれてきます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ