70.揺らめいたその先に Sideリュート→レオン
久しぶりの投稿で申し訳ございません。
湖の乙女「私が見た訳ではありませんが、彼女は自分のことを悪役令嬢と言ったそうですね。そう、その通り。彼女の正体は、悪役令嬢になる運命だった。そして、レオン、貴方も悪役令息になってしまう方だった。貴方が、アリアさんやアリスさんに想いを寄せれば、貴方は、あの敏い方を手に掛けてしまう。それが彼女の運命だった。それが、彼女には、耐え切れなかった。だって、フローディアさんを手に掛けるのは、貴方で!結ばれぬ恋慕だったのだから、誰より貴方が怖くて、でもって貴方を悪の道に進めない為、誰より奮闘してたわっ。そして、今の貴方がいる。愛してるとは言葉にしても、いつか貴方が去ってしまうと思って、踏み出せなかった。あの方は貴方と共に生きたい、そう願えば願うほど貴方たちは離れてしまったわっ。私は貴方たちを助けたい。今、あの方を救えるのは貴方だけ。誰より聡明な彼女を救うのはきっと貴方だけよ。あの子、無茶をしようとしている。ええ、全てに決着をつけようとしてる。その時、貴方はレオン王子にならなくてはいけない。だって、彼女が決着をつけようとしているのは、レオン王子、貴方のことだから。___あの子、死ぬ気よ。貴方を想い、貴方を守る為に死ぬ。私個人、貴方のことも彼女のことも愛しく想っている。だって、あの子は___」
その言葉に面を食らった。全て教えてくれた。今日は国王直々のパーティー。公爵令嬢のフローディア様は赴かなくてはならない。そして、俺に対する鬱憤を晴らすなら今日しかない。
俺を亡きものの存在から助けて手を差し伸べてくれたのはいつも彼女だった。どうしたら助けられる??
リュート「湖の乙女よ!俺はどうしたら元の“レオン”として戻れる??」
湖の乙女「貴方が恋い焦がれる者と口付けすると金髪碧眼の、王族の印を示すことが出来る。それに貴方は特別な子供よ??救世の力を持つ者。これは、アルカディア王家としては放置出来ないわっ。どうか目に見せてやって頂戴」
レオン「口付け!?ぅううう、でも、俺はフローディア様を愛してる。彼女以外娶りたくもない。俺は覚悟を持って、フローディア様をものにする。彼女が悪役令嬢??知ったこっちゃないね。俺は覚悟を持って、彼女を妻に娶る。レオン王子になれば、彼女との柵も消える」
湖の乙女「なら特別ですよ??きちんとドレスコードを着こなし、貴方を苦しめた者共、地獄に堕としてしまいなさい。瞬間移動!」
もう始まっていた。状況は流石フローディア様の優勢。そこでジル様も応戦。セイレーン侯爵の悪事を暴露。でも、肝心の俺がいないとはねぇ。白を切られて終わり。
俺はフローディア様まで走って勢いで、フローディア様の唇を奪い、元々の姿に戻れば、叫ぶ。
レオン「私は第四王子レオン・アルカディア!俺を誘拐、あまつさえ殺そうとした罪は重いぞ!どう、落とし前を付けてくれる??セイレーン侯爵よ!そして、俺はフローディア様と結婚する!誰にもこの計画を壊させない!この国はいいですよね。15で結婚出来るんですからね!!」
久しぶりで訳わからんです。だけど、完結させたくなりました!




