42.秘密の図書館3。
短いですが、秘密の図書館編、完結です!
「あー!!何で、フローディア様移動しているんですか!!!それに、ルーカス。ここは機密文書を扱う図書館だからな!!俺達が見ていいものじゃないからな!・・・こんなに散らかして。それに、ちゃっかりフローディア様も見ているじゃないですか!」
そう言われて、持っていた本を取り上げられ、椅子の上に座らせるリュート様。リュート様はどうやら上り階段を見つけた様子。ジル様とリード様を呼んで上り階段の方に案内する。その間、また横抱きされる。
先導して、リード様が上り階段を上る。皆も上ると、ドドドッ!と音が聞こえたと思ったら階段は閉じてしまい、まるで最初から階段がなかったかのように床が隙間なく閉じてしまった。
ルークが興奮気味なのは無視しよう。リード様が口を開く。
「これって、一方通行なのですね?しかし、この場所は見覚えがあります。これから、皆さんを広間に案内しましょう。」
リード様は隠し通路を通り、広間に着くと、すぐさま医師を呼び、私の怪我の治療を・・・まぁ、ただの捻挫だが、これまでないって程にかなり丁重な治療を受けた。正直、大袈裟だなと思った。
でも、欲しかった情報は手に入れる事が出来た。さぁ、いつでもヒロイン達、かかっていらっしゃいな!この私、フローディア・フランソワーズがお相手致しますわ!
・・・にしても、こことアルカディア王立魔法学園の図書館は同程度の情報力なのが証明された。こういうところはいい加減な設定ですこと。
しかし、アズウェル皇国もアルカディア王国の情報をここまで気にしているのね。そのおかげで、私の知りたかった情報が得られた。それは感謝だわ。
これで、私はようやくレオン様のお心を頂戴する事が出来る。さて、これからセイレーン侯爵の悪事をどうやって、暴こうかしら?
次は、魔法学園に入学する話です!




