表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢、第四王子と結婚します!  作者: 田名部宇美子
32/76

28.事態が終息して。

秘密の夜会編終了!

ルーカスはダン様に連れられ王都に戻り、ゼクス様も自邸に戻られてから数分後。第三魔法騎士隊の面々と予想される人達が出て行った後、リュート様一行を見た。



奴隷売買の方もどうやら、かたがついたようだ。なんだか、リュート様がげっそりしている様子。レイスは何気にスッキリした様子であった。何気に、陰で主催者達をボコっていたらしい。案外、喧嘩好きなのかしら?リュート様が言葉を発する。


「・・・あれ?ルーカスは?」

「ダン様が連れて帰ったわ。・・・リュート、なんだか、げっそりしているわね。何かあった?」

「・・・色々ありすぎましたよ・・・。何よりフローディア様にお怪我がなくて良かったです。」


やっと、リュート様が笑った。レイスが近寄る。そして、私に尋ねる。


「こっちは、ジュード・フィンガー?その人がリーダーになって、問題解決しちゃった。」


・・・?ジュード・フィンガー?それって、あの”黒狼”の・・・?SECRET LOVERS2~私を取り巻く王子様達~の攻略対象じゃない!あのゲームにはファンディスクだけじゃなく、続編もでているのよ!!良かったわ。そちらにいなくて。続編でも、悪役令嬢、フローディアは出てくるの!!しかも、今まで以上のバッドエンド。特に、”黒狼”のエンドなんてとてもじゃないけど、フローディアにとって酷いものだわ!!


リュート様が首をかしげる。


「・・・?どうかされましたか、フローディア様?」

「いえ・・・何でもないわ。」


レイスは何気なく呟く。


「何やら、リード皇子は物凄く怒っていたね。」

「・・・そりゃあ、第二皇子の仕業だからでしょ?」


・・・そうだった、はず。続編でそういう話があったはずだわ。続編で、アズウェル皇国の第二皇子は新たな悪役キャラに!そこに、何故かフローディアも加わって・・・というか、クローディン皇子の仲間になるのよね。だから、2人揃って悲惨な目に遭います。ここでも、フローディアを使い回さなくてもいいじゃない。


「フローディア様はご存じだったのですか?」


後ろから声をかけられた。振り返るとリード様がいた。


「え?・・・まぁ、私は知っていましたわ。でも、予想外の事が多すぎて伝えきれませんでしたわ。それに、正直に申しますと、隣国のお国事情にあまり関わりたくありませんでした。」


そう言うと、リュート様が呆れた顔をする。


「ハッキリ言って、正直すぎやしませんかね?そのせいで、こっちは肝が冷や冷やさせられましたよ。」


リード様はそれでも、納得した顔をする。


「・・・そうですね。色んな事がありすぎましたね。確かに、物事を伝えきるのには時間が足りなかったのもありますし、下手をすると、外交上の問題にもなりかねませんから、関わりたくないというのも頷けます。」


リュート様はため息をつくと、口を開く。


「・・・リード皇子は心が広いですね。私だったら、嫌になってしまいそうです。」


リード様は太陽みたいな笑顔で答える。


「・・・この国には不本意な形で来る事になってしまいましたが、得られた収穫は大きかったのです。これから自国に戻って、誰に注意しなくてはならないか、ハッキリしましたので、今スッキリとした心持です。」


おぉ、思いっきり続編みたいな性格になった。リード様は本来は太陽みたいに明るい方だものね。良かったわ。そして、フローディアがクローディン皇子と関わらないようにバチバチとやっていてくださいな。


そ・こ・に!フローディアを加えないで!!


ジル様も加わって、会話をする。しばらくして、ジル様がリード様をお連れして王城に戻られた。さて、私達も帰りましょう。今日はとても長かった一日だったわ!!

次回は、もう少し年月が経った話です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ