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悪役令嬢、第四王子と結婚します!  作者: 田名部宇美子
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26.秘密の計画。

儀式側の話。キリが良いところで、また切ったので、全体的に短いです。

部屋に足を踏み入れると、儀式が行われている真っ最中であった。生贄になっている人物は苦しみもがいている様子が見て取れる。本当に酷い光景だわ!ゼクス様もこれを見て、この仮面舞踏会の裏で何が起きているのか悟る。


ジル様はこういう時ですら冷静である。冷静に辺りを見渡すと、何かの魔法道具を手にする。そして、ジル様はその魔法道具ー・・・手のひらサイズのイヤリングみたいなものを口元に寄せると、口を静かに開いた。


「・・・目的の儀式を現認しました。直ちに突撃態勢を取ってください。」


・・・?ジル様は何をするつもりなのかしら?突撃態勢?・・・まさか、本気で潰しにかかっているの?え、てっきり冗談かと思っていたのに。そして、しばらくするとイヤリングみたいな魔法道具から声が聞こえる。


『突撃準備整いました。いつでも、向かえます!!』

「そうですか。・・・では、もう突入してください。」


おおっと、突撃命令きました!!もう、後戻りできないわ!!ジル様は仮面を外すと、仮面を投げ捨て高らかに宣言する。


「・・・ここまでです!儀式を執りやめなさい!この私、第三王子、ジルの名の下に、儀式を執り行っている者全ての身柄を捕縛致します!!第二魔法騎士隊、突撃してください!!」


その宣言に、第二魔法騎士隊の面々と予想される人達が大勢部屋に駆け付けた。


ゼクス様はやっと、ジル様の事を知る。


「・・・どっかで、聞き覚えあると思ったら、第三王子のジル王子!?それに、この儀式って・・・?」

「ゼクス様も早く攻撃態勢をとってくださいな!やられますわよ!!」

「何で、俺の名を?俺、君に名乗っていない気がするけど?」

「そんな事、今はどうだっていいでしょう!!早く攻撃態勢をとりなさい!」

「うぅ・・・。分かったよ。ったく、君は気が強いレディーだね。そういうところも素敵だよ。」


ルークが冷静にツッコミを入れる。


「今、口説いている暇なんてないと思うけど。」


ルークは炎魔法を展開して、儀式を執り行っている張本人に炎でできた球体をぶつける。ルークは攻撃的やしないかしら?そいつは、闇魔法を持っているかもしれないのよ!?ったく、危ない真似をするのは何処のどいつなのかしら!しかし、相手も流石に、正面から展開された魔法を難なく避ける。・・・ふーん?避けるという事は、相手が”聖なる炎”の持ち主である事を警戒しているのかしらね。じゃなきゃ、打ち消しているはずだもの。


つまりは、この場にいる1人は確実に闇魔法を使うという事。厄介な事になっているわね。まさか、ジル様が本当に潰しにかかっているとは思っていなかったもの。しかし、闇魔法を使う者との一戦は苦労している。精鋭部隊の魔法騎士隊ですらここまで、苦戦させられているとは。


でも、思った以上に魔法騎士隊は強かった。すぐに、かたがつく。・・・何故なら・・・。


「どりゃあー!!闇魔法を使う奴は何処じゃあぁぁ!!」

「げっ!じっちゃん!!じっちゃんは第二魔法騎士隊のメンバーじゃないでしょ!?」

「どこの世界に、孫を危機に晒すジジィがおるのじゃあぁ!!」


・・・ダン様がいるからである。流石に、英雄と称されるだけあって、とてもお強い。さて、こっちは大体事態の終息に向かっているあちらはどうなっているのかしらね?

ちなみに、ここで描かれなかった裏話。

ルークの”暗闇が苦手”という弱点は、実はフローディア様がルークを闇パーティーに連れていかなければ、ルークは友人達と肝試しをしていた設定。そこで、1人置いてけぼりを食らってしまう為に”暗闇が苦手”になってしまうのです。なので、フローディア様は何気に破滅フラグを回避しているという事です。

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