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第38話 鉱夫、天使長をスコップする

 アラン達は天使を連れて近くの建物の正面ドアから内部に入る。黒くぬらりと光る謎の材質でつくられたテーブルが中央にある広間だ。どうやら古代人が会議室として使っていた部屋らしい。

 メンバーは天使、アラン、カチュア、そしてリティシア。

 ちなみにアリスは途中の休憩室でスコップダウン中である。

 

「さて――改めて」

 

 天使はコホンと咳払いをするとカチュアに向かって話しはじめた。

 

「私はルーシィ。『太陽のパンテオン』に仕える地上警戒担当の天使です」

「太陽のパンテオン?」

 

 聞き慣れない単語だった。騎士として神学も習ったが含まれていない。

 するとルーシィはフフフっと優しく、慈愛に満ちた笑みを浮かべた。

 

「知らないのも当然です、これは人間界には伝わらない、神々の本質ですから。さてどう説明したものでしょうか――」

「パンテオンとは神々の派閥のようなものだ、カチュア」

 

 アランがなぜか口を挟んできた。

 

「神は一柱ではなく複数いる。例えば太陽の神や星の神だ。その中で最も力の強い上級神が『パンテオン』をつくり、関連の深い神――例えば太陽なら日食の神、夜明けの神――を集めて、勢力をつくる。人間でいうところの派閥だ」

 

 カチュアはうなずいた。なるほどよく理解できた。

 騎士が主君のもとに集まるのと原理は同じのようだ。

 

「さすがは鉱夫神さま、スコップ博識なこと神のごとしですこ!」

「その呼び名はやめろ」

「ちょ、ちょ、ちょっと! 待ちなさいっ!」

 

 慌てて天使のルーシィが口を挟む。

 動揺を示すかのように翼がユラユラと揺れていた。

 

「なぜ人間が『パンテオン』を知っているのですか!」

「地獄の底の牢獄に捕まっていたエンジェルナイトに聞いた」

 

 スコップで宝石鉱山を掘り進め、地獄に繋がったときのことだ。地獄の軍勢につかまったのだろう、翼を持つ天使が、裸に剥かれ、牢屋で拷問を受けていた。翼が黒く染まり堕落しかけていたようだ。

 そんな天使をスコップで救出したところ、誘われた。

 

『ああ、英雄殿! 我らが『大地のパンテオン』はあなたを歓迎いたします!』

 

 要は『大地の神』に連なる神に推薦したい、という誘いだ。

 もちろん断った。

 神になどなれば、ただ宝石を掘るだけではいられなくなるからだ。

 気高き天使は名残惜しそうだったが――やがて諦めて飛び去っていった。

 

 

「……という感じで『パンテオン』の話も聞いた」

「待ちなさいですありえないですツッコミどころ満載です-っ!!」

 

 ぜーはーぜーはーとルーシィが苦しげに表情をゆがめていた。

 あらゆる箇所がありえない。スコップで地獄に行くのがまずありえない。牢獄につながれた天使をスコップで助けるって。何。掘るの。魔界の黒曜石を掘るの。そんなこと絶対にあってはならない! 天界の常識的に考えて!

 

「か、カチュア! このようなホラ吹きを仲間にしてはいけません!」

「お気持ちはわかりますが本当だと思います。お気持ちは死ぬほどわかりますが」

「信じるのですか!?」

「天使様も、こいつの波動砲を見たでしょう?」

 

 ぐっとルーシィは言葉に詰まる。

 あれは――あの波動砲は確かに、定命の者の技ではなかった。あれと似たものをルーシィは一度だけ見たことがある。太陽の神が邪神を滅ぼした時の『神の裁き(ディバインブラスト)』だ。勢いこそ違えど、形も光もそっくりだった。

 そんな――いや、そんなわけがない!

 プルプルプルっとルーシィは首を横に振った。

 絶対にありえないのだ。人が人のまま、神の技を身につけるなど!

 

「トリックです! きっと何かのトリックですっ!」

「天使様……」

 

 カチュアはルーシィに同情を禁じえなかった。

 天使といえど、いやだからこそ、この男は理解しがたいらしい。

 

「そ、それにですねカチュア! 先ほどの話には明らかな嘘が一つあります!」

「嘘ですか?」

「翼が黒く染まった天使は、いかなる手段でも戻らないのです!」

 

 神なる力で生まれた天使は、そのあまりの清廉さにより、邪悪なる力の影響を受けやすいのだ。その神聖さの源である翼が汚染されると、救う手立てはない。水に垂らした一滴の墨汁が、取り除けないように。

 ルーシィはふふーんっと勝ち誇った顔でアランをびしっと指差す。

 

「従いまして――あなたはやはり、うそつきなのです!」

「すこ?(怒)」

「落ち着けリティシア。そのスコップをしまえ。俺は怒ってない」

「すこー(´・ω・`)」

 

 嘘つき呼ばわりされても、アランはどこ吹く風である。

 別に天使に好かれるつもりはない、というか、あまり好かれたくない。

 400年前のように『パンテオン』に誘われても、困るからだ。

 

「それよりこの浮遊都市の話がしたいのだが」

「む――た、確かにそのとおりでした。本題に入りましょう」

 

 ルーシィは説明する。

 彼女が天界から浮遊都市にやって来たのは、高位の悪魔による大規模な地上侵攻計画の情報を、パンテオンが掴んだからだ。天界の尖兵として、ガブリエラとルーシィが任命された。二人は姉妹で、ガブリエラは天使長級の実力者だ。

 調査にあたると、情報は真実で、しかも想定より遥かに悪かった。

 天空の帝王パズズを筆頭とする悪魔たちが地獄門ヘルズゲートを開こうとしていたのだ。

 

「ふむ――ゼルベルグの狙いもそこか?」

 

 おそらく『ゴールドオーブ』を用いてゲートを開くつもりだ。地上と地獄をつなぐゲート。そんなものが開けば確かにそれは人類の危機だ。ただアランは少し疑問に思う。狙いが単純すぎるのでは、という気がしたのだ。

 ゼルベルグは各国にオーブをばら撒いた。ゲート以外の狙いもあるのでは?

 とはいえ、オーブのうち5つは、既にアランの手元にあるのだが。

 

「天使様、神々は動けないのですか?」

「神々自身が動けば、邪悪なる神もまた動きます」

 

 善と悪の勢力は均衡しており容易には動けないらしい。

 

「ふむ……だいたい事情はわかったが、ひとつ質問がある」

「あら。どうぞ、私は真実をお答えします、うそつきさん」

「すこ!(怒)」

「リティシアは落ち着け。今の話だとガブリエラという天使長がいるが、どこだ?」

 

 びくんっ!

 その言葉でルーシィはわかりやすく身体を震わせた。

 

「ガブリエラお姉様は……」

 

 視線を落とすと、ルーシィは力なく首を横に振った。

 その仕草をカチュアはよく知っている。己の無力さへの嘆きだ。

 

「私を逃がすために戦い……敵の手に堕ち……おそらくはもう、地獄へ」

「……天使様」

「いえ、気遣いは無用です勇者カチュア。これはエンジェルナイトの宿命なのです」

 

 涙をぬぐうと、柔和に笑みを浮かべる。

 

「つまり……地獄に捕まったのですね?」

「悪魔に囚われた天界の尖兵は、みな地獄の牢獄で拷問を受けるのです」

 

 そこでカチュアはアランを見た。

 アランは『うむ』と自信満々にうなずいた。

 

「よし。スコップで救ってこよう」

「――は?」

 

 アランは浮遊都市を出てエルフ城まで駆け下りた。驚くフィオに『ちょっと地獄に行ってくる』と挨拶をして、そのまま地底侵攻。地獄への666万階段を30秒で駆け下りてマグマ煮えたぎる地獄の牢屋にたどり着いた。

 ガブリエラがいた。ルーシィと似た雰囲気だが感じる力は桁違い。

 全裸に剥かれ、体中に拷問を受けた跡。紫色の美しい髪も擦り切れている。痛ましい姿だ。

 

「助けに来たぞ、ガブリエラ」

「あ――え?」

 

 アランは牢屋番の悪魔を波動砲で消滅、拘束具をスコップ粉砕。全裸のスタイルのよい天使を姫君だっこで抱きかかえた。ふにょんとした感触を手に地獄階段を駆け上がり、フィオのお茶を飲んでアリスを見舞ってから浮遊都市へとガブリエラを連れ帰った。

 地獄までの往復時間、1分28秒(休憩時間込み)。

 天国地獄マラソンの世界新記録樹立であった。

 

「ガブリエラを救出してきたぞ」

「待ってえええええええええええええええ!?」

 

 そのへんでようやくルーシィは叫んだ。

 なに、なにいまの!? ガブリエラお姉様がなんで!? スコップナンデ!?

 しかし確かにそこにはルーシィの美しき憧れ、ガブリエラが転がっているのだ。

 

「天使様、混乱は死ぬほど理解しますが、今はガブリエラ様を治療しましょう」

「はっ――あ、ありがとう勇者カチュア! ガブリエラお姉様、しっかり!!」

「あ……う……ルー、シィ?」

 

 息も絶え絶えだが意識はあるようだ。ひどい状況だ。裸にいくつもの傷。

 一部がもがれた翼。その先端を見てルーシィは絶望の声をあげた。

 

「ガブリエラお姉さま……そんな、そんな、翼がっ!!」

 

 黒く染まりかけている。邪悪に堕ちかけている。

 ルーシィの声に反応して、ガブリエラは黒く染まった翼の先端を見た。


「……これ、は」


 その意味を理解したらしく――ふう、とため息をついた。

 

「ルーシィ……剣を、取りなさい」

「っ!?」

 

 気高き笑いを浮かべてガブリエラは続けた。

 

「助けてくれてありがとう……私は幸せ者ね、天使のままで死ねるのだから」

「お姉様……っ!」

 

 ぽろぽろとルーシィの目尻から涙がこぼれてゆく。そんな。いやだ。でも汚染は既に始まっている。これから姉を襲うのは、存在そのものの汚染。身の毛もよだつおぞましい『堕天の黒き快楽』が心をどす黒く染めてゆく。

 防ぐには翼を斬って――消滅させるしかない。

 

「ルーシィ。エンジェルナイトとして……使命を、果たすのです」

「…………………………っ!」

 

 ルーシィは震える手で剣を振りかぶった――そのときだった。

 ぱしり。ルーシィの腕を、カチュアがつかんだのだ。

 

「っ!? 勇者カチュア!?」

「非常に言いにくいのですが……多分姉さんは大丈夫ですよ天使様」

「カチュア……いいえ、だめなのです、翼が少しでも黒く染まれば、天使は」

「いや、だから大丈夫なんですよ――そうだろう、アラン?」

 

 カチュアはアランを見た。アランは既に無言でスコップを構えていた。

 

「やりたくないが――緊急事態だ、仕方あるまい」

 

 カチュアは心の中でため息をついていた。アランの前で絶望は禁物だ。

 なぜかというと――だいたい即座に裏切られるから。

 

「Fill!(埋まれ!)」

 

 アランがスコップをガブリエラの翼に突き入れた。するとどうだ、どす黒く染まった翼の先端が、光の奔流に包まれた。汚れをなくすことはできない。だが汚れを『埋める』ことはできる。おそろしいまでの輝きがガブリエラの身体を覆い尽くす。

 ルーシィは呆然とその様子を見ていた。

 私は――私は一体――なにを見ているの――?

 やがて光が収まる。真っ白な翼を持つガブリエラが、そこにいた。

 

「え……私は……私……っ?」

「よし……成功だ。比較的うまくいった」

「さすスコ天!(さすがは鉱夫さまの『天使すくい』です)!」

「勢いだけで喋るのはよせ、リティシア」

 

 きょろきょろと辺りを見回すガブリエラ。

 なぜか体の傷痕も治っている。

 ぽろぽろとルーシィの目尻から涙がこぼれていた。

 信じられない。でもお姉様だ。トリックじゃない。真っ白な天使だ。

 

「ああ、ガブリエラお姉様っ!」

 

 思わず駆け寄って抱きつこうとすると、ガブリエラは戸惑いの顔だ。

 

「私は、私は――まさか、スコップ助かったのですこ?」

 

 

 ぴたり。

 ルーシィが抱きつき直前の体勢で止まった。

 カチュアはガンガンに痛む頭を押さえながらガブリエラを見た。笑顔でポオッと、なぜか頬を染めているの天使長ガブリエラ。よく見るとその瞳は――スコップの三角形状に、光っているではないか。

 

「アラン……この天使長、スコップ汚染が進行していないか?」

「俺が出せる光は『スコップ・ライト』だけだ。それで堕落を上書きした」

「墜落したままだろう、それは」

「大丈夫だ。瞳と、言動と、意識の一部に影響が出た程度だ」

「なにひとつとして大丈夫ではないぞ」

「気をつけて汚染を限定したんだぞ。下手すれば名前がスコプエルになっていた」

「素晴らしいスコップですこ鉱夫さまー!」

 

 リティシアが感激している。

 と、ガブリエラがスコップ状に目を光らせてルーシィに近寄る。

 

「ルーシィ? どうしたのですか、私です、天使長ガブリエラですこ」

「嫌ですそんなお姉さま、どうか正気を取り戻してください!」

「私は正気でスコップですことよ?」

「(リティシア姫殿下が二人いるようだ)」

 

 ルーシィはわなわなと震えた。

 そして、ちゃきり。光り輝く剣をアランに向ける。

 

「貴様……お姉さまに、お姉さまに何てことをしたの、この悪魔の手先がッ!!」

「落ち着け。100年も経てばスコップ分がだいたい抜ける」

「(100年経ってもまだ少し残るのか……)」

「ふざけるなあああああっ!」

 

 問答無用といった様子で斬りかかるルーシィ。

 ぱしり。今度はそれをガブリエラが止めた。

 

「何をするのです、やめなさいルーシィ! その方は私の命の恩人なのですこ!」

「放して! 放してくださいお姉さま! こいつが、こいつがあああ!!」

「錯乱していますこと……仕方ありませんわ」

 

 ガブリエラがパチンと指を鳴らした。すると、シュゥン!

 天使の輪っかのような紐が出て、ルーシィの全身が締め付けられた。

 キリキリと首も締め付ける。

 

「ひゃう! お、おねえ……さま……っ!」

 

 どうやらガブリエラの方が力が上で、言葉が出せない様子のルーシィ。

 

「失礼いたしました。我が妹の無礼のいたすこと、お許しください」

「この天使できますね……! さりげなく『すこ』を混ぜてきます!」

「リティシアは黙っていろ。許すも何も、別に怒ってない」

 

 ガブリエラは優雅に礼をすると、己が裸なことに気付いて羞恥の表情。慌てて大事なところをサッと隠す。

 

「こ、これは失礼を……すこな体を、お見せしました」

「すこ(形容詞)活用までっ!?」

「リティシアは寝ていろ。それより体は大丈夫なのか?」

「はい、おそらく……ただ、天界に報告に戻すことを許可いただけますか?」

「(体は大丈夫だが後遺症があるな)」

 

 ふわりと翼を広げるガブリエラ。

 んー、んー! と涙を流してくやしそうなルーシィ。

 

「人間様。ルーシィは偵察に残すことにしますが、同行は大丈夫ですか?」

「俺は大丈夫だが、ルーシィの方が大丈夫ではないのでは?」

「んー! んーっ!」

「そのようですこと……では」

 

 じたばたと暴れてアランに噛みつかんばかりの敵意を向けるルーシィ。

 するとガブリエラは己の指から、指輪をそっと外してアランに渡した。

 

「この『天スコ長の指輪』を持つものにルーシィは絶対服従です。任務用でしたが」

「……名前が少しおかしいが」

「『天使長の指輪』でしたが今、名前を変えました。なくすことは、避けてください」

「んー!(お姉さま! どうか、どうか正気に戻ってっ!)」

「ルーシィ、この方は偉大な人間です。あなたこそ頭を正気に戻すことです」

 

 やがてガブリエラは胸を隠しながら優雅に礼をすると、空に飛び去った。

 残されたのは天使の紐に縛られ、悲劇的な表情に染まったルーシィである。

 

「よし。ではオーブを探そう、案内してくれルーシィ」

「いや、いやっ、誰があなたなんかに……くううっ!?」

 

 びくびくびくうううっ!

 そのときルーシィの体が電撃に打たれたように震えた。

 

「ひやああっ! こ……こ、こ、こちらです……あうっ!」

 

 ルーシィが助けを求める表情でカチュアを見た。

 たすけて。お姉さまが。正気に戻して。おねがい。

 あまりにも哀れな天使の視線。だがカチュアは視線をそらした。

 

「よし。ゆこうかアラン」

「勇者カチュアーっ!?」

 

 うん。その。すごく申し訳ないけど。

 運がなかったと思ってお姉さんは諦めるしかない。

 だって自分のときの体験と、怖いぐらいにそっくりなのだ。

 既にガブリエラは――


「鉱夫さま鉱夫さま、リティシアはいきますこの先へどこまでも!」

「……ガブリエラに対抗して無理やりすこを入れるな」

「すこー(´・ω・`)」


 ――リティシアと同じぐらいに、手遅れだ。

ディバインすこ天使姉妹と姉妹スコップしたい方は、ブクマ評価のうえ『即堕ち天使長エンジェリックすこ』と……違うのですスコップ熾天使。今回は天使ちゃんマジ天使妄想が暴走しただけで、決して「やはり即堕ちとじっくり堕ちの2パターンほしい、そうだ天使姉妹にしよう!」などと邪悪な陰謀でブクマ評価を稼ごうとしたわけでは。きみもぼくの小説を評価してエンジェルスコッパーになろうよ!(このへんでエンジェリック斬首された)


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[良い点] 即堕ち天使長エンジェリックすこ [気になる点] スコップないでスコップ! [一言] ガブリエラ天使長スコップすこですこ…
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