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スコップ無双 「スコップ波動砲!」( `・ω・´)♂〓〓〓〓★(゜Д゜ ;;) .:∴ドゴォォ  作者: ZAP
第5章 海の国のスコップ(ルクレツィアすこ)
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第35話 女騎士、波動剣(自称)を放つ

 海底遺跡はララによれば深海300メートルに位置するらしい。海の神『ハイドラ』を奉る荘厳な神殿で、かつては魚の楽園だったが、数年前に人間が奇妙なオーブを運び込んでからは、魔物の巣窟と化した。

 運び込んだのはゼルベルグ宰相の仕業だろう。

 扉を封印したルクレツィアの父親は、その魔物を閉じ込めようとしたのだ。

 だが――ホークマンが侵攻してきたということは、扉は開かれた。

 おそらくさらわれた人魚も神殿の中にいる。

 

「アラン……たすけテ、クレルの?」

 

 人魚少女のララがきらきらと輝く視線で見つめてきた。

 

「無論だ、俺のスコップに任せろ。カチュアもついてきてくれ」

「私もか?」

「立派な聖騎士になれるように鍛える、と約束しただろう」

 

 確かにそのとおりである。振り返るとアリスは船首で釣りをしていた。どうやらスコップまみれの船内に疲れて現実逃避しているらしい。ルクレツィアは行きたそうだが、一般人の彼女がついていくのは危険だろう。

 

「ではゆくぞ」

 

 すちゃりとスコップを構えて海に飛び込もうとするアラン。

 

「って待て! アランはともかく私は300メートルも潜れるか!」

「スコッピング息継ぎで水から酸素を『掘る』。水中ダンジョン攻略の基本だ」

「貴様以外の人類にそんな息継ぎは不可能だ」

「カチュア、やりなさい」

「無理なものは無理です」

「マッテ、まって」

 

 ララがぺたんぺたんとおサカナの足で這いながら、アランに近づく。

 

「アラン、おかお、サゲて」

「む?」

 

 何をするのか、とりあえずしゃがみこむアラン。するとララは唇を近づけてきて……ちゅーっと。キス。子どもの唇の感触。やわらかく、みずみずしさに満ちている。少女人魚はそのままくちゅーっと口の中に何かを流し込んできた。

 ぷはっ。

 唇がはなれた。慌ててアランは引き下がった。

 

「えへへー。ハジメテのキス。アランで、うれしい」

 

 いたずらっぽくララが笑う。直後、アランの顔からシャボン玉のように『ぷくー』っと膜が膨れ上がった。まるで透明なヘルメットだ。ララは続けてカチュアにもキスをする。同じように透明な膜が膨れ上がった。

 ララがとくいげに意外と豊満な胸を張った。

 

「マーメイド・キス。水の中でも、いき、デキル」

「おおっ! これはすごい、すごいぞ、ありがとうララ!」

 

 カチュアは感激のあまりララの手を掴んでぶんぶんと振った。

 あやうく呼吸までスコップに汚染されるところだ。人類の尊厳は保たれた。


「カチュアはニンゲンだから、水でイキ、できないンだよね」

「いけませんね。カチュア、早く人間をやめてください」

「絶対にやめません」

 

 ともあれアランを先頭にザブンと水中を潜ってゆく。スコップをオールにしてとんでもない速度で進むアラン。その足を掴んで必死に追いすがるカチュア、優雅に泳ぐララ。最後尾からはドレスをフリフリ水着に変えたリティシアだ。

 きわどい白ビキニである。

 白は清純さを強調している。だが少ない布地ははちきれんばかりの胸を強調している。姫にあるまじき色香を発している。ちなみにカチュアも水着だ。なぜかリティシアが用意したのは、引き締まった青の競泳水着である。

 まったく姫の趣味は理解しがたい――

 

「――って、待ってください姫殿下」

 

 そのへんで違和感を覚えて、カチュアはようやくツッコンだ。

 ここは既に水深50メートルである。

 

「なんで平然とついてきてるんですか。ララにキスされてないでしょう」

「スコッピング息継ぎです。やってみると簡単でした」

 

 リティシアは小さな赤いスコップの柄を口元にくわえていた。空洞になった柄から空気を吸っている。口元から『すこー、すこー』という呼吸音が聞こえてくる。スコップ先端あたりで、コポコポと白い泡が生成され、口の中に入っているようだ。

 カチュアは衝撃のあまり酸欠になりそうだった。

 

「リティシア、それは応用技の『スコーケル』だ。なかなかやるな」

「ありがとうございます鉱夫さまっ! あと……そ、その、水着はいかがでしょう」

 

 もじもじと、胸にスコップ先端をはさんで恥ずかしげなリティシア。

 豊満なバストがむちむちっと更に強調され、海流でぷるんと揺れた。

 くいっと食い込んだ太ももの付け根も、少女のものとも思えぬきわどさだ。

 

「す……すこ、でしょうか?」

 

 照れながら、でも興味しんしんで問いかけてくるリティシア。

 

「意味がわからん……」

「その……み、水着のリティシアは……『スコップ』だと……思いますか?」

「……まあ、リティシアはいついかなる時でもスコップだが」

 

 答えると、リティシアは(水中なのに)涙を目尻ににじませた。

 

「ああ、あああ……リティシアはすこ感です!(スコップ感激です!)」

「略すな」

 

 ララが『ほへー』と感心の声を上げた。

 

「カチュア、ニンゲンって、スゴイんダね!」

 

 カチュアは首を横に振った。この二人はもはや人間ではない(断言)。

 そんなこんなで水中を爆速で進む。やがて緑色に輝く巨大な何かが見えてきた。ロスティールの城に近いが、それより遥かに巨大で、全体からオーラが放たれている。とてつもない圧迫感を覚える。まるで城そのものが巨大な怪物のようだ。

 あれが――海底神殿か!

 

「ララ。あそこにさらわれた人魚もいるのか?」

「ウん。地下の牢屋にトラエられてる……ララだけだと入れナクて……」

 

 そのとき、ララ達に奇妙な声が届いた。

 

『げて……逃げて……来てはだめです、ララ!』

「ママ!?」

 

 声は最初はぼんやりとしていたが、すぐにはっきりした。と同時にララの前に、半透明のぼんやりとした美人の女性の姿が浮かび上がる。顔はララによく似ていて、親子だということを確信させた。

 おそらくは何らかの魔法で念話と映像を飛ばしたのだろう。

 

「ママ、ママ、たすけにキタ、ニンゲンつれてきた!」

『だめ、来てはだめ、早く逃げるのです……ここには『ハイドラ』が』

「大丈夫、ニンゲンつよい、アランつよい!」

「そのとおりだ、ララの母よ」

『あなたは……?』

「アラン。鉱夫だ」

 

 アランはすちゃりとスコップを構えた。

 ララの母親は諦めたように首を横に振った。

 

『そのような……いいえ、いかなる武器を用いようと、定命の者は『ハイドラ』には勝てません。それに私達は牢獄に捕らえられています。精鋭のマーマン兵達が守る牢獄です、とても破れるものでは』

「何人いる?」

『マーマン兵はここだけで300人、全体で5000人はくだらない――』

「そちらではない――人魚は、何人いる?」

『えっ』

 

 母親はびくりと止まった。

 ララの顔がパアっと希望に輝いた。

 

「アランッ!」

『さ、32人ですが……いけません、どうかララを連れて逃げて……』

「よくわかった。じっとしていろ」

『えっ』

 

 ギュオオオオオウウウン。スコップに掘削力スコッピングパワーが集中してゆく。

 救出は簡単だ。水中牢獄からの救出はまさにスコップが得意とするところだ。

 

「Scoop!(掬え!)」

 

 気合の声を発した次の瞬間、ぴちぴちっ!

 アランのスコップの先端に人魚の姿が現れていた。

 

「ママーッ!?」

「え、きゃっ……ら、ララ!? どうしてっ!?」

「ママ、ママ、よかった、よかっタヨーッ!」

 

 泣いて抱きつくララ。呆然とする母人魚。そしてカチュア。おい。こら。待て――なんだいまの理不尽な現象は――いやいつもスコップは理不尽だが、今のは極めつけに理不尽だった。何が起こったのか完全に理解できない。

 と、同じように呆然としていたリティシアがパンと手を叩いた。

 

「なるほど! カチュア、私にはわかりましたよ!」

「何がわかったんですか」

「スコップは『掘る』と『埋める』が本分。しかし水を掘ると――」


 リティシアはスコップを持つと、水をくいっとすくう動作をして。

 

「『すくう』すなわち『救う』に、意味が変化するわけですよっ!」

 

 

 カチーン。

 周囲の水がいきなり凍った(気がした)。

 

「さすがは鉱夫さまのスコップ……ああ、リティシアは感動すこを禁じえません!」

 

 氷が北極海のごとき冷たさに変わった(気がした)。

 そうこうしているうちにもアランは次々と人魚をすくってゆく。

 スコップで水をかく度に、人魚がぴちぴちと金属部の先端で跳ねるのだ。

 

「なるほど! 彼女は人魚ですから『人魚すくい』でもあるわけですね!」

「何が『なるほど』なのか完全にわかりません……」

「カチュアもアレを覚えましょう! 聖騎士は人を救うのが本分ですし!」

「いや……救うのは本分ですが、スコップでは救いません……」

「使えると思いますこなのに」

 

 リティシアが残念そうだが、カチュアとしてはこれは譲れない。

 私は剣でみんなを、世界を救うのだ。スコップでではない。

 

「よし。これで32人全員だな」

「ミンナ、ミンナー!!」

 

 ララ達は再会の喜びでダンスを踊っている。

 カチュアは混乱のダンスを踊りだしそうな自分を必死で抑えていた。

 

「カチュア、では海底神殿を攻略する。ついてこい」

「すごくついていきたくない……」

「大陸一の聖騎士になるのではなかったのか?」

「ぬぐっ!」

 

 そう言われてはカチュアとしても真剣にならざるを得ない。

 たしかに。このスコップ男とスコップ姫がスコップなのはいつものことだすこ……駄目だ思考までスコップに侵掠されている、気を強く持たねば! 聖騎士として!

 聖騎士だ。

 そうだ、私は人類をスコップ汚染から救う聖騎士になると誓ったのだ。

 もちろん人魚も救う。みんなを救う強い聖騎士に、私は、なるのだ!

 カチュアは気合を入れ直して、聖騎士の剣を背中から引き抜いた。

 

「も、もちろんだ! 行くぞアラン!」

「よし。まずは海底神殿を地上神殿にする」

「待て」

 

 アランは待たなかった。海底をスコップで小突くといきなりドドドドと海底火山が噴火した。場所は神殿の真下だ。ボコボコと陸が隆起して一気に地上にまで神殿を押し上げていった。逃げてゆくマーマン達。

 

「海底火山をスコップで掘り出したのだ」

「のだ、じゃないが」

 

 30秒後、海底神殿は地上神殿になっていた。

 アラン達は水面に上がりその様子を見つめている。

 びゅーっと、陸に上がった沈没船みたいに水を吐いている神殿。

 

「………………」

 

 ありえん。などと思っていたら背筋がぞくりと冷えた。神殿からとんでもない悪寒。なにかいる。なにかまずいものがあそこにいる。この圧迫感は――そう、砂漠の国の赤き竜にそっくりであった。

 

『貴様ラ……ワガ信徒を……許サヌ……ニエト、ナレ!』

 

 神殿全体がビカリと緑色に光り、次の瞬間、それは多くの触肢を持つタコに近い化物に変わっていた。全身から神秘的ですらある緑のオーラを放つ。ぬるぬるとした何かをたらす、凶悪なまでに開いた口。おぞましさの化身ですらある。

 これがハイドラ――人魚たちが恐れるのもわかる。

 しかしカチュアは正気を保っていた。

 確かにおぞましく冒涜的な姿、そしてオーラだ――しかし。

 

「スコップほどではない………………いや待てっ!?」

 

 待て、私は何を考えていたのだ?

 思考がスコップ化してなかったか!?

 と、焦るカチュアを置いて、アランが動いた。

 空に飛翔すると、青白い掘削力スコッピングパワーが一気にスコップ先端へと収束してゆく。海から、人魚たちから、リティシアから、そして近くに来ていたアルティメットスコップ号からオーラが集まる。

 充填120%。目標よし。照準よし。

 

「波動砲――Dig!」

『オオオオオオオオオオオオオオウウウ!?』

 

 ドシュオオオオオオオウウウウウズガアアアアン! ハイドラの巨体よりもなお巨大なエネルギーの塊がスコップから発射され、海を切り裂き神殿を切り裂き天地を貫いた。巨大な何百本もの触肢が、光の波に消し飛ばされた。

 ああ……今回は、何も容赦しないのだな。

 光が消えたあとに残ったのは、巨大な触肢の何本かの残骸だけだ。

 

「アラン! スゴイ! スゴイ! スコップあらんスゴイー!」

「ララさん、こういうときは『さすすこ! さすすこ!』というのです!」

「サススコ! アラン、サススコ!」

 

 ボト、ボト、ぼちゃああああん! 

 次々と海中に没してゆくハイドラの残骸を人魚たちが呆然と見つめている。カチュアはため息を付いた。あまりにあっけない。海の神といっても、しょせんスコップにはかなわないのか――スコップは本当に一体なんなのだ――と、考えていたら。

 ビクウウウウン!!

 

『ユル……サヌ……ミチヅレ……ッ!』

 

 カチュアの眼前で触肢の一本が突如うごめいた。

 その先端は凄まじい勢いでララに向かっている。

 ハイドラの執念のようだ。

 

「っ!?」

 

 まずい。ララに当たる。触肢にアランは気付いていない。

 ――私が救わなければ。

 その瞬間、カチュアは『聖騎士の剣』を振りかざした。触肢は遠い。剣が届かない。なのに不思議とやれる気がしたのだ。全身そして『聖騎士の剣』の先端、さらにはアルティメットスコップ号から、神聖なる力が結集するのがわかる。


「ララッ!」

「きゃッ?」

 

 ほとんど何も考えず――唯一、触肢からララを『救う』ことだけを考えて。

 カチュアは聖騎士の剣を、届くはずのない触肢に向かって振り抜く。

 瞬間、ジャキン! 剣の先端が広がりスコップ状に変化した。


「おおおおおおお!」


 なにかに操られるかのようにカチュアは言葉を叫ぶ。


「Save!(救え!)」


 シュオオオウウウウズガアアアアアアン!

 

 

 ビームが、出た。

 

「……………………………………え?」

 

 ぼちゃーん。ビームに切り裂かれた触肢が海に落ちた。

 その音でようやくカチュアは我に返った。


「え、え……えっ?」


 カチュアは呆然と己の剣先を見つめた。なんか出たぞ。なんかっていうかビームが。アランの波動砲とは比べるべくもない細さだったが――確かに己の剣先に凄まじい力が集まり、十字状の神聖なるエネルギーのうねりが発射された。

 ほとんど本能的に、ビームを放っていた。

 まるでそれが当然のことのように――ただララを救いたい、と念じただけで。

 

「アリガト、ありガト、カチュア!」

「え、え、え……ええ……ちょ、ちょっと待ったララ、今のは……」

「カチュア! カチュア、すごいです、ほんとにスコップでした!」

 

 リティシアが感激のあまりスコップをぶんぶんと振っている。

 あの笑顔は、己の部下がスコップに目覚めたことを嬉しがる顔だった。

 直後にカチュアの表情に青線が走る――え、自分はまさか、スコップをしたのか?

 

「違う! そ、そうだアランだ! 貴様が何か細工をしたんだな!」

「していないぞ」

 

 アランが空から水面に降り立つと、カチュアに笑いかけた。

 

「やるではないか。スコップ号の地形効果があったとはいえ、波動砲を放つとは」

「やはり! カチュア、すばらしいスコップ波動砲でしたすこ!」

 

 きゃっきゃっと飛び跳ねてキラキラ目を輝かせるリティシア。

 対象的にカチュアの表情は、真っ青を通り越して真っ黒だ。

 嘘だ、嘘だ、そんなの嘘だ――!

 などと考えている間にもアランが解説を続ける。

 

「聖騎士としての『救う』信念と、スコップで『すくう』概念が一致したのだな」

「なるほど! まさに今、聖スコップ神殿騎士団長として、覚醒したのですね!」

「ちがうちがうちがうもんーっ!?」

「なにが違うのですこ?」

「今のは……今のは、そう! 波動砲ではなく――!」


 一瞬だけ考え込んでから、カチュアは叫んだ。


「これは――波動剣――聖波動撃ジャスティストリームという剣技だ! 呪文も『救え』だった!」

「だいたい同じですこ」

 

 てんやわんやの三人。

 やがてララをはじめとした人魚が、そばに泳いできた。

 一族とララの命を救ってくれた御礼を、口々に言うのだった。

 

「アラン、カチュア、フタリとも、ほんとスコ!」

「やめろ、やめてくれ! 今のはスコップ使いではないのだっ!」

 

 カチュアの叫びは水平線の向こうに消えてゆく。


「さあみんな! こんやはスコップでお祝いデスー!」


 夜遅くまで『マーメイドオアシス』で開かれるお祝いの宴。

 歓喜のララ、涙ながらに暴れるカチュア、寝たままのアリス。

 宴は深夜まで続いた。


 ――こうしてアランとカチュアは、人魚族の伝説となったのだった。


 余談。

 完全に忘れ去られたグリーンオーブを一行が手に入れるには、ラクティアに帰還し、宿屋でカチュアが正気に戻ってツッコミを入れるまで、待たなければならなかった。

カチュア覚醒回です。あと水着すこ。マイクロビキニの清楚すこ姫。すこです。

カチュアの今後を応援頂ける方はブクマ評価をお入れのうえ感想に『くっすこ系女騎士ほんとすこ』と……違うんですスコップ騎士団長。なにが違うかというと、なにも違わないのですが、それでもぼくは騎士の名誉の本質はスコップと同じだと(このへんで名誉の自決を強制された

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[良い点] くっすこ系女騎士ほんとすこ!
[良い点] くっすこ系女騎士ほんとすこ [気になる点] スコップないでスコップ! [一言] カチュアのスコップに抗うという貫いた信念はとってもスコップでスコップ!
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