俺は大佐、しがないカマキリさ...
俺は大佐、しがないカマキリさ。
ここ内山家で飼われてるちっぽけな虫さ。
俺は大佐、小僧にそう呼ばれてる。
小僧曰く、大佐だから大佐なのだとさ...
俺は小僧が好きだ。飯は欠かさず4日おきには貰える。
下界ではそんなに得られない。
ここは雨も当たらなきゃ鳥もいない。ちょっとの騒音と昼夜問わずの明かりを気にしなきゃ
天国だ。 たまに小僧の親が毒ガスを炊く。正直なところやめて貰いたい。死んでしまう。
ここ内山家には、先住民のアオッピがいる。奴は見たことのない白い鳥だ。
そして立派な黄色い角が生えている。たまに膨らむ。奴はいつか食ってやると言っていた。
まぁ、この摩訶不思議な色のない景色の見える箱の中にいれば安全だがな。
「ただいま〜!!!」
おっと、小僧が学校とやらから帰ってきたようだ。
我は大佐、しがないカマキリ。
「ママ〜!大佐が動かないよ!」
『二年も生きたから寿命よ。人間だと百歳越えじゃないかしら?』
「お墓作ってくる...」
このカマキリは幸せなカマキリでしたね。
さて、作者はこのカマキリの大佐を通して読者様達に伝えたい事は
命の尊さや、徳などの素晴らしさ、そして何よりも恵まれた環境で生きていること。
作中、大佐は野生下では食事も定期的には獲れなく命さえも狙われる
そんな中を生きていたと話します。そこを内山家に拾われ(捕獲)たことにより
どれだけ恵まれたかを話しています。このように他国では紛争や戦争により
この野生で生き抜いてた大佐のような環境に置かれている人々がいます。
この私達が過ごすこの時間はとても恵まれたものではないでしょうか。
どうでもいいですけど筆者の苗字は内山ではありません。




