目次 次へ PR 1/28 《誓い》 その男、数多の屍の上に立つ。 闇を司りし、心死す者。強き身は抜け殻。 ただ、男は誓った。『もう誰も求めぬ』と。 求めてはならぬ、愛してはならぬ、欲してはならぬ。 ――――生きながら、苦痛の果てに死ぬのだ、鬼よ。 《破壊》を定められし手を呪い、男の嘆きの叫びは響く。 それはヒトには聞こえぬ悲鳴。それはヒトにはわからぬ痛み。 ……《鬼》が救われることなど、有り得ないのか……。