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第2話 白い狐

私は突然現れた白い狐と見つめあっている


しばらく見つめあったあと狐が走り出した


「あ、まって!」


私はそのあとを追いかけてみた

市街地を抜け、橋を渡り、

そして最後にたどり着いた場所は……


白狐稲荷神社びゃっこいなりじんじゃ…」


どうしてこんな場所に……

そんなことを考えているとどこからともなく声が聞こえる


「よくぞいらした、我が神社へ…たどり着いたお主の願いをひとつ叶えてやろう」


声の主は追いかけてきた白い狐だ

唐突なファンタジー展開に戸惑いつつもゆりは願いを言った


「退屈で代わり映えのない日々になにかおもしろいことをお願いします」


「よかろう、そのように取り計らっておこう」


白い狐はそんなことを言ったがゆりは端から信じてなどはいない


「お主、疑っておるのじゃろう?」


「まぁ、そりゃあ突然目の前に現れた狐を追っかけたら、突然話し始めて願いを叶えるーなんて言われてもねぇ」


「やはり最初はそうなるかのう…それなら…」


そんなことを言った目の前の狐は突然白髪の長髪イケメンへと早替わり

突然の出来事にゆりは脳の処理が追いついてない


「ん?は?え?あ?え?」


そんなゆりなど気にもせずイケメンは話し出す


「我は白拔威白狐(しらぬいびゃっこ)この稲荷神社の神じゃ」


「はぁぁぁぁ!?いや、神って!え?すみませんでした!!」


そう言ってゆりは土下座をし始める


「はっはっは!別に構わぬ、それよりこれで信じてもらえたかの?明日から面白い事が起こるように取り計らっておく」


「えっと、ありがとうございます?」


ゆりは若干何が起きているか飲み込めてはいないがかろうじて頭は回るようだった


「あと、敬語などは苦手での、タメ語?とかいうやつで構わんのじゃ」


「了解」


そんな会話をした後ゆりは白狐に送られ、自宅へと帰った

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