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Prologue

第一章開幕

主な舞台は学園・都心です。

 ―――――?????―――――


 暗雲が立ちこみ、落雷が繰り返される中に古城が立っていた・・・。


「چی! ? ئەو کەسەی دەسەڵاتی پاشای جنۆکە گەورەکەی بە میرات گرتووە، مرۆڤی ئەم دونیایە! ?」


 神官と思わしき人物が、大魔王の捜索をしていた

 しかし、彼は驚くべき報告に驚いていた。


「لەسەرووی ئەوەشەوە ئاساناگی پاڵەوان دەچێتە ئەو قوتابخانەیەی کە مرۆڤ تێیدا دەخوێنێت...!」

「هەممم... ئەو دەسەڵاتە کۆنە بۆ گەنجێکی ئەم دونیایە...؟

 تۆ توانای کڕینی ئەوەت نەبوو، وایە؟」

「کامیلا، ڕات چییە؟」


 会議室には、神官と重騎士と女悪魔たち三人がいた。


「چۆنە تا یەکتر نابینن و نابینن نازانن؟」

「ڕاستە پیرۆزگا؟」

「هەمممم...」

「ببوورە!」

「چی?」

「شتێکم هەیە بۆ جەنابی جەنەڕاڵتان بڵێم! !」

「بیڵێ」

「بەڵێ، لە ڕاستیدا...!」


 部下と思わしき人物は、重騎士に耳打ちした

 その時、重騎士の表情が険しく変わった。


「چی! ? ئهوه ڕاسته! ?」

「مەسەلەکە چییە پیرۆزگا؟」

「هەواڵەکە ئەوە بوو کە لە ژیاندایە.」

「هاوڕێ? تۆ کێی?」

「ئەوە پۆرکۆیە لە کۆنگۆ نایت!」


 重騎士が発した言葉で二人の表情が豹変した。


「ئەوە چیبوو! ?」

「درۆزن! ? بە جددی! ?」

「زەحمەتە بۆ برواکردن...

 دڵنیایە کە هیچ گومانێک نییە.」


 会議室を出た三人は、各々仕事に戻った。

 大魔王亡き現勢力のまとめ上げには()()()()()()()()()()()()()と・・・・・。




 ―――――学園―――――


「「・・・・・・・」」


 ヤマトとアサナギは屋上で睨み合っていた。


(なんなんだよ、こいつは!?

 以前は黒い竜と戦ったことあるけどよ?

 別次元じゃないか!?)


(どうしてこの人から大魔王の力を感じるんだ!?

 あの時、大魔王は倒したはず・・・。

 まさか現世と異世が融合したのは、大魔王が何かしたのか!?)


「あの・・・・お二人さん?」

「・・・ん?」「何?」

「睨み合う暇あるなら自己紹介しない?

 その方がお互いとかするからさ?」


 宮本の進言によってお互い妥協したか、自己紹介をした・・・・・。


「俺、ヤマト」

「僕アサナギ」


(それ自己紹介で言ってるのか?)


 二人の自己紹介?を済ませ、二人は互いの事情を話した・・・。


 ヤマトは途中の帰りに瀕死の美丈夫な老人に腕掴まれてチカラか何かを注ぎ込まれて今に至り。

 アサナギは自身が異世界で勇者として活躍して大魔王を倒して現世に帰るも異世界のダンジョンが現世に現れたことに驚き、秘密裏にダンジョン攻略をしていたり、かつての仲間と共に協力して今に至る・・・。


「へぇ・・・・得てして妙なはなしだな・・・?

「事実は小説よりも奇なり」ってのはこのことって感じだな?」

「納得しても良いけどよ?

 お前すげぇな・・・。

 これまで一人でしてきたのかよ!?」

「そういう君もよく生き残れたね?

 まさか君が大魔王だなんて信じられないよ・・・!」

「あの〜?」

「ん?」

「えっと、ヤマトが大魔王で?

 アサナギが勇者ってことだよな?」

「うん、さっき言った」

「ちょっと?・・・まあ確認は大事だけどね?」

「でよ?二人の話をまとめると、二人は格上というか最上級レベルという名の専用のチカラを持っているってわけね?」

「そうだ」「うん」


 異世界から帰ってきた勇者(アサナギ)

 現実世界に産まれ出た大魔王(ヤマト)

 両者並ぶその光景は一部の者たちからすれば驚愕な光景だが、現世の人たちからすれば何ら変哲のない普通の高校生が二人並んでるだけの光景だ。


「まあいいけどよ?

 二人に忠告しておきたいことがある」

「ん?」「なに?」

「お前たち二人は実は()()()()()()()()()ことを隠し通した方がいいぞ?」

「はぁ?」

「理由は・・・()()()()()()()()ことだ」

「僕が・・・?

 ・・・・・ああ、そうか」

「そうかって、何が「そうか」なんだよ?」

「ヤマト、簡潔に言えば()()()()()()なんだよ?」

「チート・・・・・あっそうか!」


 宮本は思った・・・。

 アサナギは異世界帰りの勇者

 ヤマトは現実世界生まれの大魔王

 二人の存在が公になる→世界各国はおろか国際社会の注目の的→勇者欲しさ大魔王欲しさに躍起になる→第三次世界大戦勃発。

 自身の一言でアサナギの理解がヤマトにも理解できた頭脳に驚いていた・・・・・。


「・・・・・まあ、とにかく。

 二人は圧倒的にやばいから、抑えて目立たずに活動しような?」

「無理」「不可能」

「んなっ!?」

「だって遅かれ早かれバレるから開き直ってやろうよ?」

「それに、その話でいくと魔界(あっち)側は俺のことでバレてるしな?」

「最悪宇宙で戦うことになるかも・・・?」

「なんだよそれ、ジャンプ漫画(DB)みたいな戦いになるのか?

 むしろ自分がやりたいんだが?」


 宮本は思った・・・・・。

 ダメだこいつ、根っからの戦闘民族の思考

 周りがどうなろうと知ったことかのタイプだと・・・。


「まあとにかく、穏便に出来るか否かは日々の過ごしだな?」

「できれば関わり合いたくない無縁な日々が欲しい、でもそうはいかないのと向こうからやってきて知ったことかの二つだな・・・・・」


 達観と諦めの混じった感情が二人の周囲の空気が漂っていた・・・。



 ―――――東京・国会議事堂―――――


「はい、わかりました・・・。

 それでは・・・・」


 昔ながらの黒電話を使って、各地の状況を確認していた総理と秘書。


「公安からの報告はなんと・・・?」

「ダンジョンのことに関しては、どういうわけか捜索済みだということだ。

 つまり全国のほとんどが攻略済みだということだ」


 ―――――国会議事堂・会議室―――――


 会議室の人たちがざわめき、困惑と驚愕の声が溢れ出た・・・!

 一体誰が?誰なのだ?

 なんのために?

 それらの声があげて騒いでいた。


「総理、よろしいでしょうか?」

「なんだ?」

「「異世界側」の使いです」


 異世界側の!?

 異世界の人間がなんの用だ?

 一体何事だとざわめき始めた。


「異世界の・・・・?

 誰なのだ?」

「それが、なんでも「ギルド」という組織の代表らしく・・・」

「通せ、今の我らは蜘蛛の糸を縋るような思いなのだ。

 大小問わずの情報でも、最低限知ることだ」


 一人の警備員は異世界側の人間「ギルドマスター」なる人物を連れてきた。

 男性で背格好は高く、頰と額に傷跡が付いていた

 鞄と杖を持ち、周囲を見渡し

 杖を高くかざし、照らし出した!

 議員や警備員達は突然の発光に驚き、慌てるが・・・。


「・・・・よし、みなさん。

 私の言葉がわかりますか?」

「っ!?」


 警備員は男の発言に驚いていた。

 何故なら()()()()()()で話していて、手話で会話(コミュニケーション)を取っていた為、突然異世界側の人間が現実の世界の言葉・・・・日本語を発したことに驚いていた。


「驚かせて申し訳ありません、私は冒険兼商業ギルド「ロードクロサイト」のマスターという名の代表者「アロイス」だ」


 異世界側のギルドの代表者の登場に、皆々驚きを隠せなかった。


「・・・・では、アロイス君。

 君は何しに、我らの前に?」


 一人の役員・・・総理はアロイスに問いかけた。


「あなた方の前に出た理由ですか?」


 アロイスは躊躇いも迷いなく言葉を発した。


()()()()()()()()()()()、それを言うために来たのだ」

「!?」


 アロイスの発言に、役員一同がざわめいた・・・!!


「此度の騒動を、我々ギルドも全力を注いで事にあたっている。

 しかし、あなた方の世界の人々が一獲千金の欲で名声を得ようとする者たちが続出して我らやあなた方の人々が被害が出てる。

 それを言いにきた・・・・それだけだ」

「アロイス君、それは・・・・!?」

「事態が事態であるが故に、我々は事に当たっている。

 だが事も状況も理解もせずにダンジョンに入って死傷者が出始めている。

 だから私はこれを訴えにあなた方の前に立っている!!

 もう一度訴えます!

 ダンジョンから手を引け!!

 あれはあなた達現世の人間たちには早過ぎる、それを言いに来ただけだ!」


 ギルドマスター「アロイス」の発言は世界各国に報じられた。

 同時に、その報せは()()()()()()の二人の耳に入った・・・・・。





 ―――――学園・屋上―――――


 国会議事堂の会議の場に異世界の人間「ギルドマスター」の登場によって話題が殺到。

 その速報はヤマトとアサナギに知れ渡った。


「へぇ・・・・?

 つまりこのアロイスって人は()()()()()()()()()なのか?」

「そうなんだ、まさか現世に来てダンジョンのことを訴えるなんて・・・・・」

「訳ありか?」

「いや、どっちかって言うと現場主義者」

「ああ・・・・・なんかわかった気がする」

「あの人が訴える理由がわかるけど・・・・」


 今回の件でダンジョンについてギルドについて話題となり、そのギルドに行こうとする人たちが続出しており、後が絶えずじまいの騒動となっていた・・・。


「・・・・・どうする?」

「どうもこうもしない、今はね?」

「・・・・・だな、戻るか」


 二人はその後教室に戻り、平凡な日々を過ごし始めた。

 そう、()()()()()()()等がそれを妨げることを知らずに・・・・。


学園の物語の名物

生徒会・いじめ等

自分なりに物語を展開してみせます!

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