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融合された世界の話

練り込みの悪い話かもしれませんが、ぼちぼちと。

『答えろっ!貴様は何処で大魔王の力を!?』


 黒い竜はもの凄い形相でヤマトを睨んだ!!!!


「まっ待てって!!!!

 そんな(ツラ)で睨みつけたらビビるし腰抜くから落ち着いて!!」

「落ち着いていられるわけないでしょ!!あなたが大魔王ですって!?」

「大魔王って、勇者様と姉上が倒したはずの!?」


 前門に黒い竜、後門に二人の少女

 大魔王だのどうこう前後言い詰めているし・・・!!


(なんなんだよ・・・!?こいつら大魔王だの勇者だの言っているけど、なんなんだよ!?)


「おまえらなぁ!そんないっぺんに言っても答えられんって!それに、大魔王とか勇者とかなんなんだよ!?」

『しらばってくれるな!貴様っ!

 場合によってはこの場で葬ってやるぞ!!』

「答えなさい!あなたは本当に大魔王なのですか!?」


 双方の質問攻めに、ヤマトの脳裏に一筋の糸が「プツンっ」と切れた・・・・・。


「いい加減にしろやぁっ!!!!!!!!」


 堪忍袋が切れたかのように、ヤマトの全身にドス黒い闘気(オーラ)と澄んだ魔力が纏って放たれた!

 その勢いに乗じて黒い竜にアッパーをぶちかました!

 黒い竜は殴り飛ばされて仰向けに倒れ、意識が吹っ飛んで白目を剥いた・・・。


「てめぇ・・・・!!

 会話もまともにできないのか?ああっ!?」


 並々ならぬ怒火を演出するかのように迫り、女の子は尻もちついていた・・・。


「あつ・・・ああ・・・!!」

「・・・教えてくれよ?なんだよ?大魔王とか勇者とか?」

「まっ待って!!」

「あっ??」

「あっあの!!姫様は気が動転して、その!

 あまりにも衝撃的で!そのっ!どうかお命は!」


 ヤマトは付き人の少女の服の胸ぐらを掴んで睨んだ。


「おまえには何も言っていない、しゃしゃり出るな?」

「っ〜〜〜!!!」


 付き人の少女はヤマトのメンチ切りで気絶した・・・!


「・・・話を戻す、大魔王ってなんだ?勇者ってのはなんだ?

 そしておまえたちは誰なんだ?

 ここは一体なんなんだ?

 これを答えてくれないか?」

「・・・・っ!」


 少女は恐れをなしたかのか

 相手の潜在性に気づいたか全てを話した・・・。


 なんでも彼女が言うには元いた世界・・・「異世界」では「大魔王」が世界を支配せんと目論んでいたそうだ。

 大魔王の目的は支配した世界を中心に()()()()()()()()()()ことだったらしい。

 自軍では勝てないと思った王国は「勇者召喚」をしたらしい、そして召喚した勇者と協力して大魔王を倒したが、どういうわけか既に()()()()()()()()()()()()()()してしまったらしく、役目を終えた勇者もこの事態に驚いたらしい・・・。


「・・・・・ん?それって()()()()()()()()()は異世界と融合していたことに気づいて、もしかしてこれまで平穏に過ごせていたのは()()()()()()しているからか!」

「・・・そうよ、でもいずれあなたは勇者に倒される運命であることに変わりはないわ・・・」

「・・・・・・」

「例え大魔王となったあなたが、勇者に勝つことはない・・・!どう足掻いてもね・・・!」

「あっそ」

「っ!?」

「俺からしたら()()()()()()ことだ、俺が大魔王だからってなんら変化も見受けないし支障もきたしていない・・・・。

 要は()()()()()()()()()()()()んだろ?」

「貴様・・・!」

「とにかく、ある意味収穫物とも言えた話を聞けたから良いしね?」


 ヤマトはそそくさっとその場から立ち去った・・・。


(・・・なんなんだ、あいつは?)


 ―――――謎の領域・廊下―――――


(やれやれ、めんどくさいやつだったなぁ・・・!)


 急ぎ足でダンジョンを出ようとして、出入り口に向かって走っていった!!

 面倒事は真っ平ごめん、早くこの場を出ようと急いで走って駆けた!


「くっそ!出入口まで遠いなぁ!

 こういうのって脱出魔法とか瞬間移動で出るっていうゲーム展開があるけどさぁ!現実(リアル)だと出るのに一苦労なのとありがたみがよくわかるぜ!」


 走り始めて数十分が経ち、ようやく出入口が見えた・・・。




 ―――――謎の領域・出入口前―――――


「ここだっ!見間違えようのない場所だ!」


 入った時の衝撃は脳裏に焼き付いてる。

 バカ広くて石柱が立ち、そして天井高にして石壁の風景。


「やっと出られる・・・!」


 ほっと一息ついたその時!

 何処からともなくバカでかい咆哮が響いた!


「っ!?」

『みすみすここを出れると思うな、小僧!!』

「うげっこの声は!?」


 上を見上げると、以前ヤマトが殴り倒して気絶させた黒い竜がそこにいた!!


『さっきは油断したが、そうはいかんぞ!』


 黒い竜は口から炎が漏れ出て、身体中から黒い気のようなものが纏っていた。


「なんでここまで追ってくるんだよ!?」

『問答無用っ!』


 ヤマト、人生初めての戦闘であった・・・。




話短い+端折ってる

すみません、もっと練り込みます

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