異世界の出会い
人生最初の感情は復讐だった
きっと最後も似合いの物になるだろう.....
(???)「糞がっ、、」
この荒れた少年、諫早亮 物心付いた時には
親が離婚、そして片親も小学3年生の頃死んだ
(諫早)「あ~、ダリぃ」
(先輩)「や、やめてくださいっ!」
(諫早)「先輩から喧嘩誘ってきたのにさぁ...?」
俺は親という人物が嫌いだった、勝手に離婚しては
次は暴力、あんなの生きる価値も無ぇ
今日も粋がってきた先輩をボコしてやった
本当に、腐ってるこんな世界、はぁ、、ほんと
もっと良い世界に生まれたかったぜ
(諫早)「は?ここどこだよ...」
(妖怪)「ぶしゃぁぁぁ」
(諫早)「うわ、汚な!ヨダレたらしてんじゃねぇよ」バシンッ!
妖怪に殴りかかり、鈍い音がした
(諫早)「なっ?!」バスンッ!
だが、効いてない、逆効果だったかのように
妖怪は尻尾で諫早を殴り飛ばす
(妖怪)「ギャァァァァッッッッ!」
ゾロゾロと妖怪達が、集まってくる
同種族のようだ、すると遠くから氷が降ってくる
その氷は妖怪を凍らし、時が経過するとどんどん
バラバラ死体になっていく
(妖怪)「ぎょっ!?ギョギョギョ!!!!」
(???)「ん?人間!?危ない!」
(諫早)「なんだ、なんだ!?」ドンッ
んっ、どこだここ? 畳? すると誰かが怒っている
女の子の可愛い泣き声が聞こえる、誰かに怒られて
反省したように泣いているようだ
(???)「うっ、うっ、ごめんなさい!!」泣
(???)「まぁ、まぁ、良いんじゃないか?莉乃も反省してるようだしさ!」
(??)「うるさい!翔太は黙ってて!」
翔太と呼ばれる人物と、と言われる
男がいるらしい、にしても声、か弱すぎ!?!?
(??)「あんた起きてんでしょ?」
(諫早)「んっ、あぁっ、え?ここどこ?」
前に居る謎の姉さんは困った顔で
(白鳥)「私の名前は蘭子、白鳥蘭子、あなたは?」
(諫早)「諫早...諫早亮。」