第18話 ヤマヤの虜囚達
「あー、それか」
と、バルベリーゴは頭を掻いた。「『コーリク国』に奴隷として売られ、命も危ういんだなぁ、あんた達。それは聞いてるし、何とかできねぇかとも考えたが、一商人の立場じゃぁ、どうしようもねぇって結論に達してるんだよなぁ。悪いがなぁ。」
「私たちは、確実に処刑されます。『コーリク』に売り渡されてしまえば。私1人ならばともかく、私の共の者達まで、無下に命を奪われる事になるのです。私はともかく、共の者達だけでも、助ける手立てはないものでしょうか?」
「何を言うのだ、シャラナ。」
と聞こえたかと思うと、彼女が現れたと同じ薄暗闇から、数人の男が立ち現れて来て、その中の1人が話しかけて来た。「私達だけ助かる気など無いと、何度も言っておるではないか。」
「そうです、シャラナ様。死ぬも生きるも、我らは共に参りましょう。」
「あなた。お前達。」
瞳がこぼれ落ちる程に細められた、悲しみを湛えた目で、その声の主たちを振り返った彼女だったが、背筋のしゃんと伸びた姿勢には、僅かの乱れも生じない。
「あんた達は、この女人の連れだな。まあ座んな。・・おい、お前達、ちょっと詰めてやれ。」
男性1人が女性の隣に、後の2人がユーシンの隣に座って来たので、座席は詰め詰めの状態となった。全員が落ち着くのを待って、女性がゆっくりと話を再開した。
「遅れましたが、まずは名を明かしましょう。私は、シャラナ・チルヌムと申します。こちらにいますのが、」
と言って彼女は、隣に座った男性を手のひらで指し示し、「『ヤマヤ国』、『ハークナナーイオ伯領』はサザ家の家臣、トクワキ・チルヌムで、私はその妻です。」
シャラナに名を明かされたトクワキは、軽く会釈をした。
「そちらの2人は、」
シャラナの手は、ユーシンの隣に座った2人を指し示した。「ロクに、リウと申しまして、我がチルヌム家の家宰です。もう一名、ユクと申す者がおりますが、今は、我らが宛がわれた居室に控えております。」
「その5人が、宙賊の手に堕ちて、奴隷商人に売られてしまったって事ですね。」
ユーシンが質した。
「はい、その通りです。」
「で、助けて欲しいって件だが、」
とバルベリーゴは、重たい言葉を無理に押し上げて来たように話し始めた。「俺達の事は、当てにはして欲しくねぇ。心苦しい限りだがよぉ。まぁ、そっちが話せる範囲で、事情だけは聞いておくが、俺達に出来る事は、まぁまずねぇ。」
「あなた方は、」
少し前のめりになり、息せき切るように話し出したのは、ユーシンの隣のロクだ。「宇宙保安機構軍と提携関係にある、半軍商社ともよばれる貿易商社と伺いました。あなた方の船に搭載された、宙賊を追い払ったビーム兵器の威力も、凄まじいものがありました。それらの力を駆使して、何らかの手立ては考えられないものでしょうか?」
「そう言われてもなぁ。」
と、ユーシン達が見たことの無い、困り果てた顔で、バルベリーゴは応じた。「今、あんたたちを所有しているのは、俺達の商売仲間とも言うべき連中だ。仲間に兵器を向けるなんざぁ、出来る訳もねぇし、仲間の商売の邪魔をするのも、有り得ねぇ。俺達が商売出来なくなっちまう。奴隷売買が合法のこの『テトリア星団国家』内では、俺達があんたたちの持ち主に口出しできる根拠は、何もねぇんだ。」
少し呼吸を置いて、続ける。
「機構軍にしてもだ、『テトリア国』と地球連合は、同盟関係にはねぇが、利害関係は深いからなぁ、ここに連れて来られた時点で、奴等も手が出せねぇんだ。半軍商社と言ったって、機構軍が手出しできねぇもんを、俺達にどうこう出来るはずがねぇだろ?」
「・・・そうですか。」
と言って、うなだれたロク。見るに堪えない落ち込みようだ。無理も無い、お前達は死ぬしかないと言っているようなものだ。バルベリーゴの口が重いのも当然。
「でだ、」
少し声を張り上げて、バルベリーゴが言った。「お前たちの助かる可能性だが・・」
そう切り出されて、5人の虜囚達は少し身を乗り出す。
「・・まぁ、あまり期待してくれるな。可能性としては、まず、お前達の故国、『ヤマヤ国』が機構軍に、お前達の個人名を指定して救助を嘆願する事だ。『ヤマヤ国』は地球連合と同盟しているのだから、連合の戦力である宇宙保安機構軍は、彼の国の要請となれば、全力で救助に当たれる。」
「そうだな。」
と、バルベリーゴに続いたのはユーシン。「もし『テトリア国』が、頑なに引き渡しを拒否したとしても、『コーリク国』に売り渡され、所有権が移るや否や、『1-1-1戦闘艇団』あたりがコーリク領に突撃して行って、救助する事になるかもしれない。」
「ああ、『テトリア国』は同盟してねぇって言っても、経済的な結び付きは強いし、過去の経緯もあって、機構軍も手荒なことはしにくいだろうが、『コーリク国』なら遠慮はいらねぇから、力づくでもあんた達を連れ出せるだろう。」
「戦力的には問題無いはずだ。『1-1-1』が本気出せば、『コーリク国』からあんたたちを救助するくらいの実力は、あるはずだ。」
「それ以前に、機構軍が本気で引き渡しを要求すれば、奴隷売買が合法だとか、昔からの確執があるからと言っても、『テトリア国』もそう無下に拒否しない可能性もある。が、いずれにせよ、機構軍が本腰入れて動く為には、『ヤマヤ国』からの正式な救助要請が必要だな。」
「それは・・」
と、シャラナの隣のトクワキが、苦し気に言った。「故国に、我らの状況を知る機会があったとは思えません。宙賊に襲われた、との報はもたらされているかもしれませんが、まさか『テトリア国』内で、奴隷商人の手に堕ちているなどとは、想像出来ますまい。何と言っても、『ヤマヤ国』領と連合勢力領は、『ユラギ国』によって分断されています。情報はなかなか届かないのです。」
「それだぁ。」
バルベリーゴがまた頭を掻いた。「連合勢力と『ヤマヤ国』の間に『ユラギ国』が横たわってるってのが、一番の問題だ。『ユラギ国』も、連合との同盟を拒否してる国だしなぁ。俺達商人は通れるが、連合勢力と『ヤマヤ国』の情報伝達は乏しいんだなぁ。」
「誰かが『ヤマヤ国』に、教えに行ってやればいいんじゃないのか?」
と、キプチャクが口を挟んだ。
「ああ。『UF』は『ヤマヤ国』とは古くから取引があるし、ウチの従業員も、定期的に彼の国を訪問してるからなぁ。『UF』の方であんたたちの事情を、『ヤマヤ国』に伝えに行ってやるのは可能だ。まぁウチも商社だから、タダでって訳には行かねぇがな。」
とのバルベリーゴの発言に応えて、トクワキが言った。
「後払いでよければ、お支払いは出来ます。『ヤマヤ国』は決して、貧しい国ではありませんから。」
「ああ、知ってるよ。古くからの取引で、『ヤマヤ国』の豊かさは、伝わって来ているからなぁ。十分に信頼もされてるから、後払いの契約は、問題ねぇだろうよ。」
「じゃあ、解決じゃねぇか!俺達を当てにすんなとか言って、助けてやれるんじゃねぇか。」
バルベリーゴの発言に飛びつくように、キプチャクは言ったが、
「慌てんじゃねぇよ、ガキィ。連絡付けてやるのは簡単だが、往復するだけで1か月以上はかかっちまうんだぜぇ。間に合うと思うかぁ?間に『ユラギ国』が横たわってるって事の重大さはよぉ、そういうところにあるんだぜぇ。」
「うーん。」
バルベリーゴに言われ、口を閉ざしたキプチャク。
「機構軍も、要請が無い限りは表立っては動けないけど、あなた達を救う手立ては考えているって、アドリアーノ少尉も言ってた。あ、アドリアーノっていうのは『1-1-1戦闘艇団』の団員なんですが、彼が言うには、機構軍も水面下では救出の可能性を探っているらしいから、どこかの商社を使って、既に『ヤマヤ国』に連絡を取ろうとは、しているかも知れません。」
というユーシンに、バルベリーゴも、
「ウチでも既に、動いているのかもしれねぇしな。1万人もいる商社だから、俺達には知らされてねぇだけで。もう誰か『ヤマヤ国』に向かってるかも知れねぇなぁ。」
と言った。
「それでも間に合わねぇのか?」
キプチャクに問われたバルベリーゴが、シャラナに尋ねた。
「コーリク国に売られんのは、いつ頃なんだ?」
「10日後と聞いています。」
「そうか。」
肩を落としてバルベリーゴは言った。「俺があんた達を助けて10日も経ってねぇ。そこから1か月と計算しても、10日後じゃぁ間に合わねぇわなぁ。まぁでも、何があるかわからねぇし、機構軍やウチが動いてるのかどうかも定かじゃねぇから、お前達の事を『ヤマヤ国』に伝える手配だけは、しておくとするかぁ。」
「有難うございます。」
とシャラナ。肩を落としながらも、姿勢は保ったまま優雅に、頭を軽く下げ、丁寧な礼を述べるあたりは、育ちの良さの賜物か。
「それともう一つ」
バルベリーゴは続けた。「『ユラギ国』が機構軍に、救助要請をするって手も、あるんだがなぁ。あんたたちは『ユラギ国』に派遣されていて、宙賊にとっ捕まったんだろぉ?『ユラギ国』が地球連合と同盟してねぇって言っても、自分のとこに派遣されて来た使者を拉致されて、自分達で救助出来ねぇんなら、機構軍に救助要請すればいいんだがなぁ。」
その意見に、シャラナが質問をぶつけた。
「同盟関係に無い国が救助要請した場合、機構軍はどうするのでしょう?」
「応じる可能性は、ありますよ。地球連合と同盟関係に無い国の救助要請でも。」
と、きっぱり言ったのはユーシン。「そんな前例は、いくらでもありますから。」
「そうですか」
と、一瞬声色を明るくしたシャラナだったが、また肩を落とし、「でも『ユラギ国』は、救助要請などは、しませんでしょう。この国も機構軍とは、深い確執がありますから。それに、宙賊から自国領を守り切れないという国情を露呈する事は、それはそれで、様々なデメリットを抱える事になります。」
「それで、救助要請すれば救える人を、見殺しにするのですか?」
ユーシンは少し憤りを覚えて言った。「いくらよその国の人とは言え、自分の国に使者として派遣された人でしょう。確執とかデメリットとかを気にして、見殺しにするなんて。」
「実は」
ユーシンの発言に対して、シャラナが切り返した。「よその国の者という事も無いのです。私はもともと、『ユラギ国』の人間です。『ヤマヤ国』のチルヌム家に輿入れし、このトクワキの妻となった時に、『ヤマヤ国』に籍を移したのでございます。」
「そうなんですか。元は『ユラギ』国民なのですね。でも、それならなおさら、『ユラギ国』はあなたを助ける義務があるはず。それに、『ユラギ』国民のあなたと『ヤマヤ』国民のトクワキさんが結婚したって事は、それは、両国の友好親善の証なのでしょう?そのあなた達を見殺しにしたら、『ヤマヤ国』と『ユラギ国』間の国際問題になるのじゃないですか?」
「その通りです。そうなのですが・・」
「それでも機構軍には頼れねぇほどに、確執は根が深ぇのさぁ。」
ぼそりと言ったバルベリーゴ。「機構軍に裏切られた形だからなぁ、『ユラギ国』は。国を担うべき若者達を、機構軍の馬鹿将官に、奴隷として売り払われちまったんだからなぁ。昔の話とは言え、恨みは深ぇんだなぁ。それにもしかしたら、救助を要請する余裕もねぇ程に、国情が荒れているのかも知れねぇなぁ。」
「それもあります。」
シャラナが言った。「宙賊を前面に立てた『コーリク国』の侵攻で、『ユラギ国』は疲弊し切っております。宙賊に連れ去られた者の事を構っている余裕も、無いかもしれませんし、我々の状況を知り得る程に、広く情報を集められる体制にも無いはず。」
「じゃあまず、『ヤマヤ国』に連絡を取りに行く人に、『ユラギ国』の説得にもあたってもらえば良いんじゃないかな。シャラナさんたちの状況を伝えて、機構軍に救援を要請してくれって。そうしないと、シャラナさん達が殺されて、『ヤマヤ国』と『ユラギ国』の友好関係も途絶えて・・」
「そうだよ、そうなっちまったら」
キプチャクもユーシンを継いで言った。「両国の友好が途絶えたら、本当に『コーリク国』の思惑通りになってしまうじゃないか。『キークト星団』全域を支配下に治めるのが、奴等の野望なんだろう。その星団内にある『ヤマヤ国』と『ユラギ国』をぶっ潰して。」
「そうですね。本当に、その通りです。『ユラギ国』が、確執を忘れて機構軍に救援を求めなければ、『ヤマヤ国』も『ユラギ国』も『コーリク国』に打ち滅ぼされ、『キークト星団』の全宙域が、『コーリク国』の軍門に下る事になるでしょう。でも、それでも、『ユラギ国』が機構軍に救援を求める事は、無いと思います。」
「なんだよそれ!頭に来るなぁ『ユラギ国』って。」
憤るキプチャク。
「まぁ、そう言うなぁ、ガキィ。色々あるんだぜぇ、国ってやつはよぉ。でも、『ユラギ』の説得も『ヤマヤ』への連絡も、やってみる価値はあるからなぁ。手配だけはしておくぜぇ、後払いって事で。」
「有難うございます、バルベリーゴ船長。よろしくお願いします。」
シャラナは改めて頭を下げ、他の『ヤマヤ』者達も、それに習った。
それ以上は、提案すべき策も見当たらなかったので、黙々とした食事となった。食事の間も、シャラナの所作は実に優雅で、それでいて、偶然に目が合った時などには、口元だけを小さくニコリとさせ、こちらの気持ちを和らげてくれる。ユーシンは、彼女の内側から溢れ出る高貴な温もりと包容力に、少なからず圧倒されていた。
食べ終え、彼等はそのレストランを後にする事になった。シャトルまで送るというシャラナ達とユーシン達は、氷塊をくりぬき、透明な壁で補強された通路を歩いた。
「すまねぇな。俺達がこのままあんたたちを、シャトルに乗せて連れ去っちまえば、あんたたちは死なねぇで済むんだがなぁ。」
バルベリーゴはヤマヤの虜囚達一人一人を見回しながら、本当に済まなそうに告げた。
「それをしたら、あなた方の商社が、立ち行かなくなるのでしょう。分かっております。そこまでのご迷惑は、おかけ出来ません。」
そう言ったシャラナは、穏やかな微笑みを湛えていた。背後にある透明な壁の向こうの氷塊表面の、星屑のような細やかなきらめきが、その微笑みをより神秘的に装飾していた。
「俺も」
ユーシンもぼそりと告げる。「こんな綺麗な人の為なら、命でも懸けて助けてあげたい気持ちにもなる。けど、俺は・・」
キプチャクが少し離れたところを歩いていて、彼の発言が届かないであろう事を横目で確かめてから、ユーシンは続けた。
「俺はある女人に、全てを捧げる覚悟を固めているんだ。」
「まあ、それは素敵。では、あなたの命は、その女人の為に使ってあげて下さい。」
益々美しい、温かみのある笑顔で、シャラナはユーシンを見つめて言った。
(なんて強い女人だ、なんて優しい女人だ、自分が命の瀬戸際にありながら。)
そんな女人を救ってあげられない自分の非力さに、ユーシンは歯噛みした。
打ちのめされたような思いの3人を乗せて、シャトルは氷塊衛星を後にした。機内には沈黙が立ち込めていた。
(色々やると約束したけど、全部、気休めだな。このままじゃあの人達は、助からない。)
重苦しい無言の時間がどれだけ経ったか、突如コックピットに鳴り響いた警報が、その時間を終わらせた。ビービーという耳障りな音に顔をしかめながら、バルベリーゴが言った。
「レーダー波受信かよぉ。誰だぁ、こんな所で、レーダー波なんぞ当てて来やがるのはぁ。」
「パトロール中の『テトリア』国軍か?それとも、座標を見失って漂流してる商船が、レーダーで位置を確かめようとでもしているのか?」
2人が呑気な調子で言ったが、ユーシンンは厳しい視線をモニターに送りながら、言った。
「いや、宙賊だろう。多分。」
「なにぃっ!」
バルベリーゴの表情も急変し、鬼気迫る声で怒鳴った。「確かに、『テトリア』国軍や商船の波長じゃねぇ。誰も登録してねぇ波長のレーダーだぁ。だが、宙賊だと!? 『ウィーノ星系』の中だぞ!どうやってオールトの海を抜けて、入った来たんだ?オールトの海の中には、『テトリア』国軍の基地が無数にあって、更に多くの無人探査機や無人攻撃機が飛び回っていて、塵一つ見落とさねぇ防御態勢が出来ているはずだ。その、オールトの海の内側に宙賊なんぞが・・。」
オールトの海は、たいていの星系にある、球殻状に星系を包み込む数兆個の天体群だ。1光年以上の幅をもって広がっており、それ自体が星系を守る障壁となり得るものだ。
「どうやって入って来たかは分からないけど、このレーダー波が宙賊のものである可能性は高い。」
と応じるユーシンの左手は、警報が鳴った直後から、コンソールの上を激しく走り回っている。
「おい、ユーシン!」
悲壮感たっぷりの表情でキプチャクが喚いた。「このシャトルって、武装はあるのか?」
「無い。」
「やべーじゃねーか!どうするんだよ!どうなっちまうんだよ、俺達!」
「落ち着かねぇか、キプチャク。とは言ったものの、丸腰で宙賊の相手かぁ。しかも、シャトルなんて鈍重なもんに乗ってる時になぁ。こりゃぁ、厄介な事になったもんだぁ。」
危機感のあるバルベリーゴの声色だが、キプチャクのように悲壮感は漂っていない。
「俺達も捕虜になっちまうのか?『ヤマヤ』の虜囚達に、何かしてやる前に・・」
キプチャクはもう、泣き出しそうだ。
「諦めんじゃねぇよ、ガキィ。こういうのをすり抜けて行くのが、半軍商社『UF』の仕事ってもんだぁ、あっはっはぁ。」
精一杯気を張って、笑って見せたバルベリーゴだったが、直後にユーシンの呟いたひと言には、我が耳を疑った。
「面白くなって来やがった。」
ニヤリ、と、ユーシンは、不敵な笑みを浮かべていた。
今回の投稿は、ここまでです。今週の投稿も、ここまでです。次回の投稿は '17/4/14 です。
シャラナさんに関しては、読者の皆様には、とびっきりのべっぴんさんを思い描いて頂きたいです。その方が、より「ヤマヤ」の人達の行く末を案じて頂けると思うので。それに、後で出てきますが、ナイスバディーでもあります。今の内からその方向で、イメージしといて下さい。ということで、
次回 第19話 宙賊の襲撃 です。
「ヤマヤ」の虜囚達の心配もして欲しいのですが、その前に、ユーシン達が大ピンチです。丸腰でのろまな"シャトル"に乗っている時に、宙賊に襲われてしまいました。そして、ピンチは少年を、ヒーローに変える・・かも・・。是非、ご注目頂下さい!