シルバー・ラブ
よく、わからない内容ですね……
予定とだいぶ変わってしまいました……。
貴方は、何のために生きているの?
貴方を、誰が生かしているの?
この手を伸ばせば届く距離にいるのに
私は、貴方に触れられない。
触れたら最期。
銀のナイフが、私の胸を貫くでしょう。
貴方の笑顔が
貴方の心が
近くて遠い。
それでも、貴方と居られるのなら
この距離が一番心地良い。
だけど
貴方が泣いている。
悲しんで、苦しんでいる。
「なんでもないよ」って笑うけど
それが強がりだってことくらい、わかってた。
どうすればいい?
どうすれば貴方を助けられるの?
私に出来る、たったひとつのこと。
……大丈夫。絶対助けるよ。
貴方を抱き寄せた私の胸に、銀のナイフが突き刺さる。
やっぱりちょっと痛いなぁ。
まぁ、いいか。
私は黙って、貴方にキスをした。
この感情は、『愛』なんてキレイなモノじゃなかった。
でもさぁ
私は、ちゃんと貴方が好きだったよ?
だから、泣かないで。
『……大好きっ!』