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『パラド=スフィア物語』 -カルロス-(オリジナル)  作者: みゃも
第二部 第17章 【オルビスク・エバーソン】
146/170

ー3ー


 翌日、カルタゴを発ち、2日後アクト=ファリアナの前線地に到着した。

 その際、鉱山都市カルタゴの件も報告する。

「流石はアルデバルの英雄だな。戦わずして勝つとは大したものだ。ハハハ」

「辞めてくださいよ。今回降伏したオルビスク・エバーソン評議員は、キルバレスの対応に不満を持っていたようです」

「ほう。というと?」

「カンタロスの大水源南部の間道を使って、少しずつ援軍を派遣することも可能でしたが、それもせず、または知らないのか? ただ耐えよとの命令だったそうです」

「なるほど……何にせよ、我々としては幸運だ。

今後のことだが、ラグーナの軍勢とカルタゴの軍勢凡そ1万をカナンサリファに向かわせようと思う」

「そうですね。それが良いかと思います」

「これでキルバレスは、優勢だったカナンサリファにも力をいれなくてはならなくなる。更に、今度の聖霊兵器増強で我々は撃って出る」

「はい」

「その指揮をアヴァイン将軍、君に頼みたい」

「わかりました」

「これで勝てば、君は間違いなく、我が軍の英雄だ。

ケイリングの婿としても申し分ない」

「これは負ける訳にはいかなそうですね……」

「ハハハ、当然だ。では作戦会議といこうじゃないか」

「はい」


 明日には決戦だ。気合をいれて作戦も練らねばならない。



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