第5話 懺悔。
24:00
ボロボロの体で家に着いたken
ken「どうして、どうして僕は…」
1月10日
kenは不登校になった。
友達もなくし、信頼もなくし、学校に行く意味がなくなった。
母は激怒した。父の跡を告げないこと。顔に泥を塗ったこと。将来のことばかり話し、kenの事は心配しなかった。
5月30日
kenは成績の良さで進級できたが、学校には行かなかった。保健室登校はおろか、ネットでのオンライン登校も拒否。先生の顔を見るだけで吐く毎日だった。
父「おい!なおき!出てこい!」
ken「父さん…?」
父「なんなんだこの動画は!?」
ken「動画…?ま、まさか暇人さんの!?」
父「これのせいで会社に迷惑電話が殺到だ!取引先との取引も中止!ママは職場で除け者扱い!なんなんだお前は!何のために産まれてきた!この邪魔者が!」
ken「違う、違う違う、違うんだ!聞いてくれ!聞いてくれ!」
父「お前には失望した。一族の恥め!」
ken「あぁ、あぁ…」
kenのメンタル 0
6月5日
母「なおきちゃん、久々に部屋から出てきたと思ったら、何よその顔!アンタのせいで、あんたのせいで!」
ken「黙れよ、」
ドスッ
母「うっ…」
父「なおき、何をしている…」
ken「うわぁぁぁぁぁぁ!」
ドスッ
父「うっ…」
ken「次だ、次。」
ともこ「なぁ、嘘だよな!?俺はお前のために頑張ったんだぞ!なぁ!な…」
ドスッ
ken「偽善者は静かにしてください。これが皆の住所が書いてるリスト…。先生、これは大事に使いますね。」
暇人「お前…冗談やろ!?こんなん、こんなんしていいと思ってるんか!?」
ken「俺の人生壊したくせによく言うよ、しねぇぇぇ!」
暇人「ざけんなや…
領域展開も使えん…
ゴミカスが…」
ken「あぁ…産まれてよかった…///」
その夜。GGT学園3年2組の生徒が全員家族諸共殺害。担任の教師も殺害されるという胸糞悪い事件が起こった。
生徒のうち1人は自分の部屋で首を吊り自殺。
遺書と思われる手紙が残されており、内容は黒く塗りつぶされた手紙に小さく「懺悔」と書いていた。
GGT学園はこの件を隠蔽。事件は世間には広まらなかった。
証拠の足りなさや凶器が見つからないとして警察は捜査を破棄。この事件は解決しなかった。
これが暖かく、素晴らしい素敵な学園生活を送った果てに、きくちなおきが望んだ幸せなのだ。
End…




