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第2話 友人。そして価値観。

5月21日


ken「あっあの、言われた通りに来ました…」


りう「おー!タイミングいいな!ちょうどたむろってた2年ボコしたとこだ!」

kzh「蹴り1発食らったわ…クソいてぇ」

ken「それで、僕はどうすれば?」

りう「簡単簡単!毎日昼にここに来て俺らが頼んだもん食堂で買ってこい!俺らがサボった日はこねーでいいよ」

ken「わ、分かりました…。じゃあお金を」

りう「あ?」

ken「いやだから、お金を…」

りう「…」


その瞬間、kenの頭が地面に押し付けられる


ken「ぐふっ!?」


りう「何勘違いしてんだよ、金ぐらい自分で払えよ。そんなことも分かんねぇのか!?」

ken「ごっ、ごめんなざぃぃ」

kzh「こいつ何円持ってんの?」

りう「色々調べたんだけど、こいつの親父。大手企業の社長らしいw。金には困らんだろw」

kzh「まじかアツ!タバコ買い放題やん!」

ken「う、うぅ…」

りう「なぁお前。大手企業社長の息子が落ちこぼれクラスに入った挙句、いじめられたなんて、親父の顔に泥塗れねぇよなぁ!?なぁ!分かったらさっさと買ってこいやゴミカス!」

ken「は、はい…(泣)」

kzh「あ、俺焼きそばパンねー」

りう「俺濃厚特性クリームパンのクリーム抜きな」

ken「は、はい…」


???「…」


ken「なんとか買い届けた…僕もご飯食べないと…」


???「君待って!」


ken「あ、あなたは…」


ちくさん「酷い怪我…りうたちにやられたんでしょ!ホント許せない!」

ken「ち、違うんです。これは転んで…」

ちくさん「見てたよ私!お願い、知ってること全部話して!」

ken「じ、実はこんなことがあって…」


ちくさん「そっか…分かった。一旦様子見しよう。1ヶ月経ってそれで酷くなってたら、私と一緒に先生に言いに行こう!」

ken「い、いいんですか?そんなに…」

ちくさん「いい?私たちはクラスメイトなの!困った時は助け合うのが普通なの!わかった?」

ken「は、はい…!」


kenのメンタル 96%


6月21日


kenに対するパシリは止まることなく、ちくさんとkenはともこ先生に協力を求めた。


ちくさん「それでそんなことがあって、何とかしてくれませんか!」

ともこ「んーーーー。ken、それはほんとか?」

ken「は、はい。それで遠足の時もこんなことがあって…」

ともこ「あーーーおけおけ。とりま上に報告しとく。あいつらにも事情聴取してみるよ。まぁあとは任せろ!」

ちくさん・ken「ありがとうございます!」


次の日から、りうとkzhは学校に来なくなった。


ちくさん「やったね!ken!」

ken「うん!ありがとう!」


これで、これで楽しい学校生活が送れる!





と思ったのも束の間。次の日からちくさんは学校に来なくなった。


6月27日


りう「うぃーーっす!お久!」

kzh「ちすちすー」


ken「え…」


りあ「あれ、馬鹿どもじゃん。1週間サボるとは思わなかったぞ」


りう「ちげぇよwタバコバレて1週間停学食らってたんだよwともこが1週間で済むように上に頼み込んだぽくて助かったわw」

kzh「ほんそれwまぁ停学期間は遊びまくったけどな!」


ken「なんでそんな、嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ嘘嘘嘘嘘嘘嘘」


りう「おいクソガキ。昼休み校舎裏な」

ken「あ。はい…」


昼休み


りうの強烈なパンチがkenを襲う


ken「うぐっ…」


りう「お前、全部聞いたぞ。オメーとちくガキから情報提供があったって。約束と違うよなぁ?なぁ?何とか言えよゴミ!」


ken「いだいっ…やめて…」


kzh「惨めだよなーコイツw」

りう「ともこが面倒事にしたくないらしくて、割と軽く済ませてくれたらしいが、随分とやってくれたなぁ?」

ken「そ、そんな…」

りう「あとちくガキ、アイツおもしれぇよ。家のポストに死ねネカマって書いた手紙ぶち込みまくったら、萎えて学校来なくなったらしいなぁwwww」


ken「え…」


りう「この前とか、kzが学校の帰り道川に突き落としたんだよwwwwマジ面白くてwwwwLGBTぶってる恥人間おもろすぎwお前のせいだよ!お前のせいでお前の友達学校に来なくなったんだ!ぜーんぶお前のせい!雑魚で惨めで、なんの取り柄もない!気持ちわりぃんだよ!」


ken「あ…あ…」


kzh「明日からはパシリは中止!いったん休憩やるよ!その代わり夏休み明けから可愛がってやるからさ!な!な!元気だせ!」


りう「分かったらさっさと失せろ。お前の気持ちわりぃ顔みたくねぇんだよ。」


ken「あ…あぁ…」


???「きみ大丈夫そー?」


社不「え?殴られた?wすげー腫れてるじゃん。大丈夫?とりま話聞くよ。飯食おーや」

ken「はい…」


ken「自分のせいで、友達を傷つけちゃって…どう責任取ればいいのか…」

社不「んー。友達ってさ。支え合って成り立つものと思ってんの。誰かが傷ついたらそれを支えて。今度は逆。自分が助けられたなら、今度はそれを返してやればいいんじゃね?」

ken「社不さんは、優しいんですね…」

社不「社不でいーよw同じクラス同士仲良くしよーや。」


放課後


ピンポーン


ken「あの、きくちです。ちくさんいますか?」

畜産母「同じクラスの子?ごめんねぇ、あの子、学校行きたくないって部屋に籠っちゃって。暫くは出れそうにないの…」

ken「わかりました。じゃ、じゃあまいにち来ます!ちくさんが話したい気になったら教えてください!」

畜産母「ありがとねぇ、ありがとねぇ…(泣)」


ken「自分のせいであぁなったのに、善人ぶっていいのだろうか…分からない。自分はどうしたらいいんだ…」


kenのメンタル 58%


8月2日


夏休み


ken「ここのヴィレバン広すぎるだろ…マイクラのグッズどこだ…?」

「ん、これVとコラボした時のグッズ、限定品だったような、買っておくか…」


???「待ってー!!それは自分が!!」


ken「わわっ!?ってじゃいあんさん!」


じゃいあん「うわ、マイクラキッズかよ…」


ken「じゃいあんさん、マイクラ好きなんですか?(おにぎりもぐもぐ)」

じゃいあん「自分はあのVに興味があっただけ!お前と一緒にすんな!」

ken「アッゴメンナサイ。それで今日はなんでここに…?」

じゃいあん「Vのグッズ買いに来た。あと宿題分かんないからサダタケに教えてもらおうとしたけど、あいつ出かけてたから明日になった。」

「ん…?kenって1学期の学年順位何位?」

ken「238人中15位です(メガネくいっ)」

じゃいあん「す、すげぇ!!ちょ明日一緒に来てよ!俺に勉強教えてくれ!」

ken「い、いいですよ。じゃいあんさんは何位だったんですか」

じゃいあん「ん?225位!」

ken「うおw」


kenのメンタル 61%


8月3日


サダタケ「上がって上がってー!」

ken「お邪魔します…」

じゃいあん「あ!GGTバトルロワイヤルの最新刊!これ借りるよ!」

サダタケ「ちょ、勉強してよ〜!?」


坂田「国語の宿題訳わかんねぇ…なんだよこれ」

そだめん「エーペックスキッズには難しいか!w」

坂田「んだとこの4Dスキン野郎!?」


サダタケ「あ、暴れないで〜!?><」


ここあ「数学分かんない!もう帰る!」

いっと「ここは答えを見るんだ!」


サダタケ「帰らないで!?答え見ないでー!><」


ken「なんか、皆さん頭悪いんですね…」

サダタケ「まぁ、みんな順位低かったし…kenは凄いよ。尊敬する!」

ken「そ、それほどでも(メガネくいくいくいっ!)」


一同「ken!ここ教えて〜!」


ken「(自分にも、存在意義はあるんだな…)」


kenのメンタル 89%


9月5日 夏休み明け


結局夏休みが明けても、りうとkzは来なかった。

風の噂によると、他校のヤンキーと夏祭りの

くじ屋に乗り込んで、警察とお話中とか


ともこ「校長の話クソ長かったくね!?あいつ髪の毛短いくせに話だけは無駄に長いよな!」


ken「(教師がそんなこと言ってええんか…)」


ともこ「えーっと!10月に体育祭がある!まぁこのクラスは運動神経カスしかいないから最下位かもしれんが今からどの競技に誰が出るか決めてくれ!俺はだるいからお前らに任せる!」


りあ「えーまず障害物競走出たい人〜」

いっと「じゃいあん障害者なんだし障害物競走出なよ!」

じゃいあん「暇人さんも吃音持ちなので出るのには適正だと思いまーす!」


りあ「次に借り物競争出たい人〜」

暇人「りあらいず中国人だしお題で中国人引けたらそのままゴール行くだけやん!」

りあ「障害者だまれなー。」


りあ「代表リレーか。ここは本気で行きたいから俺が出るとして…あとはazと社不で…ken決まってないよな?」

ken「アッハイ自分はまだなにも」

りあ「じゃあお前代表リレー決定!」

ken「えええええええええ」


ken「終わった…生まれてずっとデスクとお喋りしかして来なかった自分がリレーだなんて…」


くまのみ「kenリレー出るの!?すごい!頑張って!」


その瞬間。kenの闘志が燃え上がる


kenのメンタル 250%


10月15日 体育祭本番


りあ「えー分かってる通り。全競技ボロ負け。代表リレーはせめて最下位逃れような」

かじゃ「あの!かぜねことやきぷりんがまだ弁当食べてます!」

かぜねこ「ちがう!これは午後の分!」

やきぷりん「栄養取らないと応援できねーよ」

ナマコ「ふーん。自分と席隣のくせに他の人と喋るんだ。ふーん」

かじゃ「お前まじうるさい!どっか行け!」


きんしゃ「お⤴れ↓も代表リレー出たい!」


りあ「障害者競走最下位はだまれなー」

「お、時間だ。じゃあ行ってくるわ」


暇人・じゃいあん「りあらいず転べ〜!!」


りあ「あいつらぜってー打ち上げ誘わねぇ」


社不・az「がんばろな!」

ken「は、はいぃぃ」


代表リレースタート。白熱した中。azがドベを駆け抜ける


az「他クラスのやつら早すぎるやろ!社不まかせた!」


社不「足つったわw。すまんken任せた!」


ken「あ、あわあわあわあわあわあ」



焦りのあまり、バトンを落としそうになるken


ken「あっ、おわっ…」


くまのみ「ken!飛ばせ!」


その瞬間、kenの中の運動神経が覚醒する。


落ちかけたバトンを足で蹴り、手元に寄せキャッチ

まるでバネが着いているのかというスピードで

他クラスを追い抜いていく。

その姿はまるでウサイン・ボルト

そしてバトンはりあらいずに渡る


りあ「っしゃ任せろ!」


りあらいず、kenの意志を継ぎダントツで

最終コーナーに直面

が。靴が脱げ3回転。

この瞬間、暇人とじゃいあん大歓喜

しかし回転したままゴールに突っ込み見事1位


りあ「うおおおおお!!!!なんか勝った!」


体育祭終了後


りあ「なんと!全クラスの中で見事最下位!」


じゃいあん「俺頑張ったのに〜…」

あうあう「あゆとよう頑張った!❤あゆとがいちばんよ!❤」

サダタケ「みんながんばった!えらい!」

ここあ「がんばったしりあの奢りで打ち上げ行こう!」

かぜねこ・やきぷりん「うおおお焼肉!!」


りあ「まぁ今回のチャンピオンはkenだよ、お前凄かったぞ!」

くまのみ「うんうん!kenが1番!」


ken「やっぱり、この学校で良かったかも…」


今、すごく幸せだ、!


kenのメンタル 300%


一方その頃


りう「少年院卒業!ようやく楽になるぜ!」

kzh「祭りの屋台ボコしただけでこれはキチィなw」


りう「あぁ、まぁそんなことより…」


「きくちなおき、アイツは絶対に許さねぇ。この数ヶ月練りに練った「お楽しみ計画」でボコボコにしてやんよ」


続く

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