第1話 希望
20xx年 4月8日。 とある高校生がいた
???「ここが今日から通う学校…すごいなぁ!」
彼の名前はきくちなおき。どこにでもいる平凡な
高校生。何事にも熱心で努力家。エリートの父母の
跡を継ぐため、勉強に熱を捧げている。
ken「まさか僕が有名学校のGGT学園に入れるなんて…夢みたいだ!すごい!中学だと影薄かったし、高校デビュー頑張っちゃうぞぉ!」
そう、これは彼が素晴らしい学校生活を送り、その果てに死ぬまでを描いた。3年の暖かい物語である…
ken「僕の教室は、2組...。ここか、凄い騒がしいな...」
他クラスの生徒「見て、あそこよあそこ。色んな学校の外れ生徒ばっか揃ってる2組。」
他クラスの生徒「うわ気持ちわる(笑)あたし絶対近寄りたくないんですけど~笑笑」
ken「どうしよう、先生が来る時間まであと10分。この間に色んな人に話しかけといたほうがいいのか...?」
「(いやいや、何を悩んでるんだ僕は!中学の頃とは違うんだ!行くぞ...!)あっあの、初めまして!」
じゃいあん「は?誰お前、今さぁ、話してたじゃん。邪魔しないでくんね?」
ken「えっ、あっ、はいごめんなさい(終わった...。完全にやらかした、やっぱ無理だ...じっとしとこう。)」
???「はいお前ら黙れー。頭悪いんだから静かにしろなー」
ken「(え。あの人が先生!?髪の毛めっちゃ緑だし、口悪いし...。なんか大丈夫か、?このクラス)」
ともこ「はい、今日から3年。お前らの担任になるともこだ。自己紹介とかはだりーからしない。」
「とりあえずお前ら一人ずつ自己紹介しろ。名簿見るのだるくて後回しにしてたから名前分かんねぇし。1番のやつからなー」
あうあう「はい!1番あうあうあーです!好きなものは女の子!将来は整備士になって!みんなの事幸せにするんだ!みんなよろしくね❤」
クラスメイト一同「なんだあいつwばかおもしれーw」
ken「(なるほど、やはり自己紹介で第一印象が決まる。面白いキャラをここで勝ち取れば高校生活100%楽しくなるのか...。僕も頑張るぞ!)」
そして数分後。kenの番
ken「あ、あっあっあっ。初めましてっ。き、きくちなおきですっ!しゅ、趣味はマインクラフト!なんで好きかって言うと!(ここから爆速早口のため省略)。え、えと。よろしくお願いします!!」
「(よっしゃこれ絶対ウケただろ...!)」
kzh「ま、マイクラキッズキターwwww。気持ちわりぃwww聞いたかよ今の眼鏡クイクイ早口www」
りう「お前www笑ってやるなよwwww可哀想だろwww」
ken「(え...。嘘だ、何がダメだったんだ。皆引いてる、馬鹿にされてる、なんで。なんでなんだ?)」
「(そうか、やっぱり僕に高校デビューなんて...夢見てたんだ僕、そんな...)」
くまのみ「はじめまして!くまのみって言います!みんなと仲良くしたいです!よろしくね!」
ken「(なっ、なんだあの子!?!?!か、可愛すぎる...!。あの子と付き合えたら、僕の学校生活逆転まっしぐらじゃないか!そうだ、諦めるな。絶対高校デビューしてやるぞ~!!!!)」
数分後...
ともこ「よーし。とりま全員自己紹介終わったし、今から30分間は自由交流の時間!それが終わったら下校だ。んで明日の学校見学は5人班でやるから、お前ら班決めとけよー」
ken「あっあのくまのみさん!良かったらライン繋ぎませんか!!!!」
くまのみ「ん?いいよー!kenくんだっけ?よろしくね!」
ken「(うお~!!きた!!嬉しすぎる~!よし、帰って恋愛の勉強しまくるぞ~)」
「あの、よければ明日の学校見学、一緒の班にならない?!」
くまのみ「まじ!?アタシちょうど人捜してたんだよ~!マジ助かる!ありがとね!」
ともこ「時間だぞー。上級生共がまだ授業してるから静かに帰れよー。」
ken「やった!それじゃまた明日ね!バイバイ!」
「やったやった!くまのみちゃんとしか話せなかったけど。大きな一歩!明日も頑張っちゃうぞ!!」
「ただいまー!」
ken母「あらなおきちゃん!おかえりなさい!初登校どうだった?」
ken「友達がね!できたんだ!楽しかったよ!」
母「あら!よかったわね!やっぱりママに似て優秀だわ!なおきちゃんは将来パパの会社を継ぐもんね!」
ken「あはは、任せてよ...(ホントは、エンジニアとかになりたいんだけどな...)」
4月9日
ともこ「今日は学校見学だ。この学校クソでけぇから、何がどこにあるかちゃんと把握しとけよー」
くまのみ「kenくんおはよ!残りの班メンバー3人決まったよ~!」
az「うっす~。kenくんやっけ?よろしくな~!」
りあらいず「ん、よろしく。」
kzh「は?wいやいや、このマイクラキッズが同じ班とか正気?wふつーに無理なんやけどwwwwちょw俺りうの班に変えてくれwwwこんなやつと一緒に学校まわりたくねーよw」
az「まぁ落着き―やw。ごめんなkenくん!こいつこういう奴やけど仲良くしたってな!」
ken「え、あ、はい...(最悪だ...くまのみちゃんと2人で楽しく回れると思ってたのに...)」
くまのみ「グラウンドでっか~!すごいすごい!広い~!」
ken「ほ、ほんとだ!すごいね!」
az「おいお前らちゃんとついて来いよ~」
kzh「無理無理w将来医大志望とマイクラキッズとネカマと女がいる班とかきしょすぎやろw」
りあ「こいつ...。駄々こねてねーで、さっさと行くぞ...」
くまのみ「何あいつ!班が決まんなくて余ってたから拾ってやったのに!行こkenくん!」
ken「う、うん!(あの人やばいな...障害者なのかな?まぁ、くまのみちゃんと一緒ならいいや!)」
az「なぁなぁ、食堂に行ったら無料でお昼配布されてるらしいで!いこーや!」
kzh「うおwアツすぎだろwまぁお前らと一緒に食わねーけどなwwww」
りあ「誰もおめーと食いたくねーだろw。黙ってついてこい。」
食堂にて...
ken「じゃぁ僕は3種のチーズ牛丼で!くまのみちゃん一緒に食べ..」
くまのみ「りあとaz一緒に食べよ!」
ken「えっ」
az「あれ?kenくんは一緒に食べんでいいん?」
くまのみ「kenくんは向こうで食べるって!じゃぁ後でね!」
ken「待ってそんなこと...そ、そんな...」
ken「なんで、もしかして僕、ハブられてる...?(チー牛もぐもぐ)」
???「なんや、俺以外にもぼっちおるやん」
ken「あ、あなたは同じクラスの..」
暇人「暇人でええ。じゃいあんとか言うガキと同じ班にされた挙句お前と飯食いたくないとか言われてハブられたわ。ほんまあいつきしょすぎやろ。あとでシバいたろかな」
ken「じゃいあん...僕が話しかけてキレてた人か...」
暇人「アイツ、中学不登校やって。その癖にGGTに入れとるんや。流石落ちこぼれクラスなだけあるわな」
ken「えっ、落ちこぼれクラスって...?ここは超有名のGGTですよ!?」
暇人「なんやお前知らんのか、このGGT学園はな、落ちこぼれも受け入れます!みたいな雰囲気出しといて、実際は落ちこぼれと天才はクラスを別々にする、教師もそこら辺の特別学級担当の奴をぶち込んでくるクソ学校やねん。結局表面だけいいやつぶって、入学した後はポイ捨てや。反吐が出るわ」
ken「えっ、ってことは僕が落ちこぼれ...?いや、そんなそんなはずは...」
暇人「なんやお前、えらい顔色悪いぞ。んまぁ、落ちこぼれ同士仲良くしようや!」
ken「えっあっ、よろしくお願いしま...」
暇人「そんなん嘘に決まっとるやろ、俺はこう見えても頭いいんや、お前みたいなカスで臭い落ちこぼれと一緒にすんなや、二度と話しかけんなゴミ」
ken「え、えぇ...(そんな、僕の理想の高校生活が...)」
kenの現在のメンタル 98%
放課後
ken「あのあと結局。くまのみちゃんと話せなかったな...それに落ちこぼれクラスって、何なんだよいったい...」
???「あのあの!落としましたよ!キーホルダー!」
ken「あ、ありがとうございます!貴方は同じクラスの...まさしさんだっけ?」
サダタケ「ち、ちがうちがう!まさしはあだ名だよ!自分はサダタケです!kenくんだよね。よろしくね!」
「てかこれ、マイクラのキーホルダーでしょ!自己紹介の時熱心だったもんねぇ」
ken「し、知ってるんですか!?マイクラ!」
サダタケ「もちろん!よくやってるよ!kenくんも一緒にやるかい?」
ken「はっはい!あとこれラインです!ここにMCID送っといてください!」
サダタケ「おっけぃ!じゃぁ自分バスだからまたね!」
ken「うっうん!。(なんか、学校生活悪くないかもー!)」
kenのメンタル 100%
ken「あれ?なんかグループLINEに追加されてる…」
メンバー
サダ
ナマコ
いっと
ゼニガメ(入院中です)
そだめんだぞ
きくち
ken「メンバーは全員同じクラスのひとだ…ゼニガメって人だけ見たことないな」
サダタケ「kenくん!通話入ってきてー!」
きくちが入室しました
ken「あの、これは…?」
サダタケ「やぁ!このグループは中学から一緒の人達でマイクラしてるんだ!kenくんも今日からよろしくね!」
ナマコ「自分この人嫌いだから、入れたくないんだけど」
サダタケ「まぁまぁ!そんなこと言わずにさ!まぁ物は試し!」
いっと「よろしくねー。自分はいっとって呼んでくれればいいよー」
そだめん「マイクラキッズくんよろしくー」
ken「あ、よろしくお願いします…」
1時間マイクラに熱中した後…
サダタケ「じゃあそろそろ解散かな!みんなおやすみ!kenくんもありがとね!」
ken「あ、はい。おやすみなさい」
「(楽しかったな…。またやろう)」
4月10日
ナマコさんがあなたをグループから削除しました。
ken「お、おはようサダタケくん。グループから消されてたんだけど…」
サダタケ「あれ!?ごめんね!後で戻しとく!」
ken「うん。よろしくね」
その後、グループに再度追加されることはなかった。
kenのメンタル 99%
5月21日
ともこ「今日は歓迎行事ってことで、遠足に行きまーす。バスの座席決めてくれー」
りう「俺一番後ろの真ん中がいい!」
りあ「オメーが真ん中とか暴れまくるから無理だろw大人しく隅っこにいろなー。」
りう「んだと医大志望!?もういっぺん言ってみろや!」
りあ「ちょ!髪の毛引っ張んな!」
じゃいあん「いっとは俺の隣ねー❤」
いっと「きもちわる。こっちくんな!」
ken「くまのみちゃん!よければ隣に…」
くまのみ「ごめん!もうazと決めちゃった!また今度ね!」
ken「あ、うん…」
ともこ「みんな決まったぽいなー。ん?kenお前は?」
ken「あっ自分はどこでも…」
ともこ「じゃあ俺の隣なー」
ken「(最悪だ…)」
バスの中
かじゃ「せんせー!かぜねことやきぷりんがもうお昼ご飯食べてます!」
かぜねこ「ちがう!これはバスの中で食べる用のご飯!(親子丼もぐもぐ)」
やきぷりん「弁当だけじゃ足りねーよwこれはおやつな(カツ丼もぐもぐ)」
かじゃ「お前ら飯の匂いきついからしね!」
ナマコ「ふーーん。自分と席隣のくせに他の人に話しかけるんだ。ふーーん」
かじゃ「おまえもしね!バス降りろ!」
ともこ「んでなぁ!俺が若い頃は…」
ken「(ガチで帰りたい。てかタバコ臭い。殺してくれ)」
目的地到着
あうあう「kenくん❤一緒にご飯食べよ❤」
ken「えっあっ。はい。」
いたりっく「ねえねえ。あのね。じつはね。あのね。それでね。えっとね」
あうあう「障害者だまれ!あゆとも一緒に食べよー❤」
じゃいあん「気持ちわりー名前で呼ぶな!自分はいっとと食うから!」
あうあう「もー釣れないなぁ❤じゃあ、二人でランチ楽しもうね…❤」
ken「すいません自分トイレ行ってきます」
あうあう「え!じゃあ俺も❤」
ken「着いてこないでください気持ち悪い!!」
ken「何とか逃げきれた…もう便所飯するか…」
「てかタバコ臭いな…ん!?」
りう「やっぱこのタバコよ!至高の味!」
kzh「いやいやw電子の方がうめーよw」
ken「た、たばこ吸ってる!?せ、先生に報告しなきゃ…」
kzh「っておい!?お前同じクラスのken!?影薄すぎて気づかなかったわ」
りう「おいオメー。待てよ」
ken「えっあっあの。なんですか」
りう「なんですか?じゃねーよ。オメー今俺らが吸ってるとこ見ただろ。オイ」
ken「な、なんの事だか…」
その瞬間。kenの股間に素早い蹴りが飛ぶ
ken「っ…!?」
りう「お前舐めてんだろw先生に言うつもりだろ、お前。そんなことしたらどうなるか分かってんよなぁ!?」
ken「(ダメだ…殺される…)」
kzh「ちょおい待てりう!」
りう「あ!?なんだ!」
kzh「ここは学校外、下手したら同じ学年の奴ら以外にもバレちまう。そいつシバいても暴力バレて退学なったらダリーぞ」
りう「チッ、それもそうだな…」
「そうだ…!おいお前、明日から俺らの舎弟になれ。まぁ簡単に言うとパシリな」
ken「え…」
りう「パシリになって大人しく言うこと聞けば命だけは勘弁してやる。ただしタバコと暴力のことを他の奴らに言えば…家族諸共お前のことぶっ殺してやる。どうだ?どうする?」
kzh「おまwイカつすぎだろw」
ken「な、なります!なるから命だけは!」
りう「おーけ。話がはえーわ。じゃあ明日昼休み校舎裏に来い。こき使ってやる。行くぞkz!」
ken「なんで、なんでぼくがこんな目に…(泣)」
kenのメンタル 84%
続く。




