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君の笑顔が見たいから  作者: アオト★★
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第四話 「千歳と海月」


「君の笑顔が見たいから」


第四話 「千歳と海月」


俺は赤い屋根のボロアパートに帰ってきた

「ふう。今日も疲れたぜ・・・。」俺は少しベットに横になり休むことにした。

どれくらい時間が過ぎたのだろう。俺が目を覚ますといい匂いが狭い

台所からしてきた。俺は目が覚めてベットから飛び起きた

「やべー!!ごめんな。寝てた」俺がベットから起きてそう言うと

エプロン姿で料理を作り終えた千歳が

小さな四角いテーブルを出してそこに料理を並べていく

「おお、今日の夕飯はシチューか」俺が言うと千歳が満面の笑みで

そうなの。海月シチュー好きでしょ。あとフランスパンを輪切りにしてバターを

塗ったやつと海藻サラダも作ってみたの。海月みたいにうまく作れないけど・・・。」って千歳は恥ずかしそうに言った。

「いやいや、俺の料理なんて手抜き料理が主だよ・・。千歳のほうが絶対美味いよ

マジで。いっそのこと、オカルト研究会なんて暗くて

地味なことやめて料理研究会にでも入ったら?」

俺はシチューとフランスパンを頬張りながら言った・・・。

「今のオカルト研究会は色々な研究しているんだ

幽霊は本当に実在するのか?と星占いは本当に当たるのか?

そのことについてみんなで色々話し合ってるの。」

千歳はわくわくして目を輝かせながら俺の目をみて

オカルト研究会の魅力をこの日もずっと熱く語っていた・・

夕飯を食べ終わった俺達はたわいのないおしゃべりをした。

俺は千歳と二人だけで話すこの時間がとても好きだった。

こんな時間がこれからもずっと続くとこの時は思っていた。

千歳の存在が、千歳との時間がそして何よりも

千歳がずっと俺の傍にいるのが当たり前だとこの時は

何も疑いもしなかった・・・・


つづく


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