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春、桜吹雪の中君に伝えたい。  作者: 松原 凛
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美少女双子姉妹がやってきた!?

「だ、誰ですか!」

少女は少し震えた声で言う。よほど前方にある玄関に集中していたのかかなり驚いた様子だった。

黎斗はこんな夜遅くに訪問してきたのが少女ということに逆に驚いた。

「えっと、何か用かな?」

「あ、あの!橋川さんの家ってここですか?」

細々と答えたが黎斗の耳には届かなかったようだ。黎斗は聞こえなかったために少女達に近づいた。

暗がりで二人の少女は姉妹なのか同じようにしか見えなかったが、それぞれ特徴があった。

髪を伸ばし眼鏡をかけた内気そうな子と髪をポニーテールにした運動神経が良さそうな子。

どちらかに変装したら気づかないほどそっくりな顔立ちだ。

黎斗の足下がカランッと鳴った。それと同時に体がだんだんと下へと傾いてく。傾いた体の最終地点は少女の胸だった。当然少女も巻き込まれ堅い地面に押し倒される。黎斗は少女の柔らかいクッションがあったが少女は成人男性の体重をモロに受けた。

「いてて、大丈っイデ!?」

黎斗の頬にパーでは無くグーが飛んできた。

もう一人の少女がアワワワとうろたえる。

玄関が開き、海斗が押し倒された少女と黎斗を見る。

「助けてください!コイツ、チカンです!」

海斗は即座にスマホに110と打ち始めた。

「いや、違う!海斗、誤解なんだ!お兄ちゃんは海斗以外とイチャイチャしたりしna‥。」

黎斗はすぐに口を閉じたが遅かったようだ。

辺りの空気が一気に冷え込む。

「違うんだったらさっさとどきなさいよ!」

「あらら~ずいぶん仲良くなっちゃて。」

いつの間にか母がいた。そしてニコニコとこちらを見ている母は本当に不審者に見えた。






作者メッセージ

初小説なので暖かい目で読んでくださると嬉しいです!

火曜、金曜に更新する予定です。

よろしくお願いします。






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