軍龍武臣の実力
密猟兵との戦いの後編です。
なぜか妖還製の武具を持っていた密猟兵達。
士気が下がる兵士達と共に何とか頑張ります。
なんとか一紗と合流できた蕾華だが素直に喜ぶことはできなかった。
密猟軍の進撃は止まらず、既に近くまで迫っている。
「敵は【宍国】内地に入りこんでいるかもしれない。だとしたら《軍龍武臣》は対応に追われて増援には来られないかも! そうなれば私達終わりよ」
悲嘆に暮れる蕾華を元気づけるように竜騎兵の青年が奮い立つ。
「ご安心ください! お二人は我が国の食客! 我ら兵士全員の命を捨てることになろうとも安全な場所へお逃がし致します!」
「ドM君、お前……」
「そして来世で必ず妖魔に生まれ変わって美女の太股に挟まれます」
「感動を返してくれ……」
等とツッコミを入れる一紗だったが彼のアホな発言のおかげで冷静さを取り戻した。
「……まだ【宍国】が落ちたと決まった訳じゃない。そうだ、単に武器を奪われただけかもしれない。例えば輸送中の商人を襲えば武具は手に入る。或いは密輸業者がいるとか」
「確かにそうね。町に何かあればこっちに連絡が来るはず……」
「我が国はまだ滅んではいない……? まだ帰る場所があるんだ!」
兵士達の顔に希望の色が戻ってくる。彼らが使役する妖魔も主の士気に応えるように遠吠えし始める。消えかけた闘志は蘇った。
後は《軍龍武臣》の増援を信じて戦うのみだ。
「いくぞ! みんな!」
「「「おぉおおお!!」」
皆の心は一つになっていた。
「素晴らしい! 惚れ直したよ! 一紗!」
――直後、聞き慣れた声が上空から聞こえてきた。
我らが皇子様、紅・赦鶯その人である。
同時に続々と三名の師団長が姿を現した。
「上手く引きつけてくれましたね。恐否くん、今回は暴れても咎めなませんよ」
「ハッハー! 【妖還】製の武器とは驚きだな! だがそれでこそ狩り甲斐があるってもんよ!」
「……うわぁ、こんな戦場なんて場違いだよぉ……」
「硬角! オメェはもう少し自信持てよ! 俺が団長に推薦したんだからよォ!」
「む、無理ですよ恐否団長! 今すぐあなたの配下に戻りたい……」
「ハッ、そいつは無理な相談だぜ! お前はもう副団長の身分に収まる男じゃねぇ! 褌絞めろや!」
会話から彼らの関係性が想像できそうだったが、今は増援が来たことにほっとして頭が回っていなかった。そこからは《軍龍武臣》の独壇場となる。
まず赦鶯に仕掛けてきた敵の矢を全て弾いたのは《龍鱗師団》団長の衛・硬角である。自信の無い言動とは裏腹に主君のピンチには出来る男ぶりを発揮する。
「こんな駄目駄目な俺を認めてくれた恐否団長のためにも……殿下には指一本触れさせない。いくよ! 鋼甲車竜!」
「ブロォオオ!!」
彼が使役する鋼甲車竜と呼ばれた妖魔は鋭利な金属皮に囲まれた四足獣型の妖魔だった。以前の世界の知識のある一紗からすると、恐竜のアンキロサウルスの外皮をメタル化して竜に近づけたような外見に見えた。尾についた鉄球で密猟者を武装ごと叩き潰したと思えば、金属氣巧術を展開して鋼の体表を変化させて敵を射殺していく。
「《龍鱗師団》甲輌獣部隊は周囲の敵を轢殺……えーっと、それから盾蜥部隊は空いた場所に陣地を作って……くれたら、嬉しいかな?」
「「「了解!!」」」
アルマジロのような中型妖魔が車輪状態に変化して敵対列ごと轢いた後は潰れた密猟者の死骸しか残っていなかった。それを踏みつけるようにエリマキトカゲのような中型妖魔が扇状の襟を転化して生ける即席防衛拠点を作りあげる。
「殿下、とりあえず、ここは安全、だと思います……たぶん」
「ありがとう。硬角。では僕はここで寛がせてもらうよ」
「シャァアア!! 良くやった硬角! 敵主力の殲滅は俺達がやる! いくぞ、俐竪!」
「ハイハイ。恐否くんに敗けないように私も頑張りますよーと」
先に動いたのは俐竪だった。札を使った召喚術で妖魔を戦場へ呼び出す。彼女が召喚したのはブラキオサウルスを龍化させたような超巨大妖魔だった。
「いきますよぉっ! 地走大竜! 踏みつぶしちゃってください!」
「プァアアア!!」
巨体で敵陣を蹂躙する姿はまさしく地を這う竜だった。長い尾や首を撓らせた薙ぎ攻撃とは別に地属氣巧術をも使用し、敵を流砂に呑みこんでしまった。
「こう見えても私、団長ですから! 《龍脚師団》の皆さん! 突撃してください!」
「団長に続けェェエ!!」
狼や馬、獅子などの四足獣型で機動力のある獣妖魔を使役する団員達が怯む敵陣営に追い打ちをかける。
「おいおい俐竪の奴、普段は俺に抑えろとか忠告する癖に戦場では俺より先に暴れるんだからなァ……。ま、いいや! 右翼は大混乱だし、俺達《龍顎師団》は左翼を狙うぞ!」
「「ハイッ! 鞏団長!」」
「声が小せェ!!」
「「「ハイィイ!!! 鞏団長ォオオオ!!!!!」
恐否が指揮する師団員は猿や人狼といった二足歩行型妖魔を使役するらしい。
副団長らしき女性が乗る黒鎧獣に二人乗りしていた恐否だったが、交戦的な強い敵を見つけるとニヤリと笑い召喚札を取りだして跳躍した。
「来いっ! 霸王竜!」
瞬く光と共に召喚されたのはティラノサウルスをより竜に近づけた強靭な顎が特徴的な妖魔だった。「ガァアォオオオアア!!」という咆哮だけで密猟者の戦意を削いでしまう。果敢にも立ち向かおうとした武装兵は霸王竜が鎧ごとバリバリと噛み砕いてしまう。その牙から逃れた敵残党は恐怖に顔を歪めていく。
「おいおい、この程度でチビるなよ!! 俺は《龍顎》を頂戴した師団の団長だぜ! 竜の顎っつったらおあつらえ向きの技があるわなっ! 霸王竜! 燃やせ!」
「カァアア!!」
霸王竜は広範囲の戦場を焼き払っていく。形勢は完全に逆転していた。
民間兵士の頭数を揃えて【妖還】製の武器で武装して調子に乗っていた彼らは、戦況を引っ繰り返してもどうにかなると思っていた。【妖還】製の武器が彼らを慢心させていたのである。
「まだだ! 例え妖魔が強くとも!」「使い手はただの人間!」「使役者さえ殺れれば!」
武装した密猟者が隙を見てそれぞれ近くの師団長の首を狙う。
師団長たちは迫りくる凶手に迎え撃つ姿勢を見せる。
「アメェな〈武装封印〉!」
恐否は強化系氣巧術や武装を強制的に封じる術を発動し、【妖還】製の武装で固めた密猟者の鎧を引き剥がした。そのまま驚く男にラリアットをかます。
「女将軍と甘く見ています? 封陣拳秘技‐〈振動封掌〉!!」
俐竪は飛びかかってきた奇襲者の胸に掌底を喰らわせた。技を受けた男は瞬間的に心臓の鼓動を止めて重力に従って地面へと落下していく。
「《巫族》は本来封印術で戦う氣巧術士。使役妖魔より弱い訳がないのですっ」
「畜生! 主戦力がやられた! せめて一番弱そうな団長くらいは!」
最後に生ける軍刀で硬角の首筋に斬り掛かる密猟団の若頭。皮膚に刃が当たった瞬間「殺った」とほくそ笑んだ。しかし、薄皮一枚を切っただけで首を撥ね飛ばすことができなかった。
「ど、どうなってやがる!? なんで人間の首を落とせねぇんだ!?」
「封印術……軟性封印。俺は防衛を司る《龍鱗師団》の看板を背負ってる。自信なんてつかないけれど……流石に自分の首を落とされたら格好つかないよ」
彼の首は硬質化していた。そのまま首を振って逆に軍刀を圧し折り、続けて密猟団若頭の頭を硬質化した頭突きで叩き壊してしまった。
「凄げぇな、《軍龍武臣》……」
「州都を守る最高戦力なだけあるわね」
彼らの闘いを呆然と見つめる一紗達。
増援は陸軍師団だけでなかった。
空には龍に似た四翼の鷹型妖魔とそれに跨る禽・羽飛の姿があった。
「翼禽竜! 敵を探知して!」
翼禽竜と呼ばれた妖魔は目を変異させて空から地上を感知する。
「ピィイイイ!!」
「成程~幻術で伏兵が三万人隠れてた訳ね~。武装民間人だけじゃなくて正規軍も混じってるだろうし、もう戦争じゃん。取りあえず可視性上げとこうか――〈幻術封絶〉!」
羽飛を中心に半径十キロの幻術・隠蔽術が封じられ、隠れていた伏兵旅団が姿を曝け出された。突如幻術を封じられた伏兵達は慌てふためく。
「さてさて~空爆するよ~! 《龍眼師団》は編隊を組んで戦場に散って。弓兵は優先的に潰してね。味方に当てちゃだめだよ~」
「「はっ!」
空を飛ぶ巨大蟲型妖魔や鳥型妖魔に乗った《龍眼師団》は戦闘機宛らの爆雷術を見せていく。
空からの攻撃に総崩れとなった武装密猟者たちは混乱し、半数が大河を渡って逃亡を試みる。
だが戦闘の逃亡兵は巨大な口によって無惨に食い散らかされた。
「俺達の国に散々ちょっかいかけやがって! 一人も逃がしゃしねーよ!! 狩るぞ! 號水竜!」
「グキュルルルル!!」
《龍躰師団》の団長・侃・頑塞と共に水中からから現れたのはディノスクスと呼ばれる古代鰐を竜化させたような外見の巨大妖魔だった。密猟者のあらゆる氣巧術を強靭な外皮で弾き、水属氣巧術を射出して彼らを圧死或いは射殺していく。
「水場は俺の師団の狩場だぜ! 水属封印術‐〈水牢球・捕縛ノ陣〉!」
川に飛びこんでいた密猟者たちは水で作られた球体の牢屋に囚われ、息ができずにもがき苦しんでいる。体力を奪った段階で味方陣営の方に送り、捕虜としてしまった。だが多くは未だに抵抗を続けている。
「チッ! 往生際の悪い奴らだ! 残りは頼むぜ《龍躰師団》!」
「「承知!!」」
頑塞の部下にあたる師団員たちは空気のヘルメットを顔に纏っている。水中でも活動できるように封印術で空気を固めて氣巧術の酸素ボンベとして使用しているようだ。
彼らは使役する鮫型妖魔、鯱型妖魔に吸着し、逃亡を図る密猟者達を強襲していく。
陸路で逃亡を図る【莫国】の武装密猟者たちは《龍躰師団》の守る西水域から逃げるのは困難と判断し、別方面の東水域に飛びこんだ。
「ぎゃあああ! 助け――」
しかし、最初に飛びこんだ一人が一匹の大蛇に丸呑みにされてしまう。
「私もいることをお忘れなく! 薙ぎ掃え! 蛇鱗竜!」
「シャァアア!!」
現れたのは《龍尾師団》率いる它・凛透だった。大蛇の妖魔は以前龍閣城で見たものと同一個体だが身体が巨大化し、龍鱗が逆立っている。その容貌は手足のない龍と言って遜色なかった。
凛透に指揮された《龍尾師団》は規則正しく密猟者を捕縛していく。彼ら全員が《龍躰師団》と同じく空気のヘルメットを装着しており、蛇型、ウツボ型妖魔を使役している。彼らもやはり水属氣巧術を主体に闘うようだ。
やはり川を渡るのは困難と見た密猟者たちは機転を利かせて木属氣巧術や土属氣巧術で橋をかけて高所から渡ろうとする。だがその橋は突風により脆くも崩れ去った。
「なんで!?」
「ほっほっほ、力強い若人を見ていると血が滾りますなぁ!」
橋を崩したのは範・守隆が乗る巨大な飛竜種だった。
彼の率いる《龍翼師団》全員が飛竜種に搭乗しているが、その飛竜種達と比較すると守隆が乗る超級飛竜種のサイズ感が明らかになる。二頭分或いは三頭分程大きいのだ。
「屠りなさい、剛飛龍!」
「ギャオオオ!!」
剛飛龍と呼ばれた巨大飛竜種は火属氣巧術を巧みに操り、天上から密猟者を火葬していく。その熱量は恐否の操る霸王竜に勝るとも劣らない強力なものだった。
「ちきしょう! 卑怯だぞ! 空から攻撃なんて!」
「戦場に卑怯もなにもありません。そもそも我が国の領土を侵してきたあなた方が悪いのです。しかし私にも慈悲があります。あなた方の拳が届く位置で戦ってあげましょう」
守隆と剛飛龍は地上へと降下する。それを好機と見た密猟者たちは逃亡するのも忘れて一斉に襲い掛かった。
「馬鹿なジジイだぜ! 地上に来たらこっちのもんよ!」
「愚かなのはあなた方ですよ。老兵をみくびっておいでか?」
剛飛龍は翼を可変させて鎌のように尖らせていく。飛行機能を捨て硬質化させた武器形態に変異させたのである。そして地上の密猟者の胴体ごと斬り飛ばした。あまりに鋭すぎる一撃に密猟者たちは自分が両断されたこともわからず絶命していった。
「あの妖魔は危険すぎる! 眼帯のジジイを狙え!」
「ですから……《巫族》が使役妖魔より、弱い訳があるかァアア屑共がァアアア!!」
憤怒の老兵は案山子のように両腕を広げ、周囲の密猟者を百人程度、巨大立方体の中に封じ込めてしまう。いきなり閉じ込められた密猟者たちは氣巧術を発動して脱出を試みるが、全く壊すことができなかった。
「……封印術・〈血冥棺〉。眠れ、愚かな小僧共」
彼が合掌すると立方体は突如収縮し、閉じ込めた密猟者たちをそのまま圧殺してしまった。
後には血に塗れた紅い肉塊だけが残った。
一紗と蕾華は《軍龍武臣》の武勇に言葉を失っていた。
捕捉するように赦鶯が解説し始める。
「僕達《巫族》は日々妖魔を品種改良している。そこで考えたんだ。幻龍を味方にできないのであれば、使役している妖魔を幻龍種に近づけないものかとね」
「幻龍に近づけるだって?」
「その結果生まれたのが彼らの使役する〝準龍種〟。攻撃力も凶暴性も既存の幻龍に近い。故に彼ら師団長クラス以外には扱えない危険妖魔だよ」
「自慢するだけあって大したものね。美鳳が軍事国家と称するわけだわ。幻龍種なんて使役しなくても十分強いじゃない」
「百二十年前までは全師団長が本物の幻龍種を使役していたんだ。それこそが師団長就任の条件だった。全盛期の力を取り戻すために僕達は頑張ってるんだよ」
一紗達は戦慄した。これでも全盛期程ではないらしい。美鳳が最初【愁国】は相手にされないといった理由をこのとき初めて理解したのだ。
「君達の奮闘にも感謝するよ。実質【莫国】との戦争だったしね。戦後処理は僕と《軍龍武臣》に任せて君達は先に戻っててくれ。勿論、今回の件の褒美は約束するよ。功労者の君たちは入浴でもしてゆっくり疲れを癒すといい」
「入浴後にえっちなことでもするつもり!? 一紗さまの貞操は渡さないわよ!」
「その気の無い女性を無理やり襲ったりしないよ。だから安心してほしい」
「蕾華、行こう。お前に伝えておきたいこともある」
一紗らは行きと同じように帰りもドM変態操手の飛竜種に送ってもらうことになった。
終戦処理は順調だった。【宍国】の軍事力に畏怖した【莫国】が早々に降伏条約に調印したのだ。これにより【荒途】は【宍国】の領土として承認され、米と金銀による賠償まで受けることになった。
「殿下、【莫国】との戦で上手く姫君達の眼を反らせたでしょうか?」
「……だといいんだけどね。……一紗は手強そうだよ」
妖魔名と人物名が入り乱れて覚えきれなかった方もいらっしゃると思いますので
改めてw●ki形式でまとめてみました。
◆《軍龍武臣》
龍の身体を冠する名を持つ七つの師団からなる州都防衛最高戦力。
師団長は全て改造進化系妖魔〝準龍種〟を使役する。団長は都督の信任によってのみ任命される。
・《龍顎師団》
二足獣妖魔を主軸とした陸戦部隊。
ティラノサウルス型妖魔『霸王竜』を使役する鞏・恐否が団長。
・《龍脚師団》
四足獣妖魔を主軸とした陸戦部隊。
ブラキオサウルス型妖魔『地走大竜』を使役する嵌・俐竪が団長。
・《龍鱗師団》
硬質妖魔を主軸にした防衛を得意とする陸戦部隊。
鎧竜型妖魔『鋼甲車竜』を使役する衛・硬角が団長。
※硬角は元《龍顎師団》の副団長です。恐否の推薦で昇進しました。
・《龍尾師団》
蛇型妖魔を主軸にした水軍部隊。
特殊蛇型妖魔『蛇鱗竜』を使役する它・凛透が団長。
・《龍躰師団》
サメ、シャチ型妖魔を主軸にした水軍部隊
変異鰐型妖魔『號水竜』を使役する侃・頑塞が団長。
・《龍翼師団》
構成員全員が飛竜種を扱う空軍部隊
変異型飛竜種『剛飛龍』を使役する範・守隆が団長。
・《龍眼師団》
鳥型や蟲型といった飛行タイプの妖魔使いが集まった空軍部隊。
四翼の鷹型妖魔『翼禽竜』を使役する禽・羽飛が団長。
※羽飛は『妖魔対戦』優勝の実績を気に入られ軍にスカウトされる。
※七人の団長の中には、元から自身が使役していた妖魔を準龍種に進化させた者もいれば、団長就任祝いに贈呈された者、誰も扱えなかった準龍種を使役してみせて師団にスカウトされた者もいます。
軍事国家の幹部に相応しいように描いたつもりなので「コイツら強いな」と思っていただけましたら嬉しいです。
各師団には副団長も存在しますが、彼らまで名前持ちで登場させると作者すら扱い切れない混沌が生まれるので敢えて団長だけスポットライトを当てました。
※余談ですが、現在の《巫族》は表向きには百年以上幻龍使いが現れていないという設定だったので師団長たちの使役妖魔を何にするか迷いました。
そして結果的に〝恐竜〟をモチーフにした準龍種の使い手ということにしました。
理由は作者的にカッコイイと思ったからです。




