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読む価値のない、ものを知らなかったいいわけのようなもの

作者: アッポーさ

こんなものが目についてしまった事をお詫びします。 m(_ _)m

 ◆情けないかもしれない、いいわけ 



「な・ん・だ・と!?」


 アッポーは愕然として声を上げた。

読み手専門から、書き手にもなって、約三ヶ月……。

 何作品か書いて投稿したところで、少し小説の書き方について、書いてあるものを読んでみたのだった。


 ちょこっと読んだところで、アッポーはルール無視の書き方をしていた自分に気づいた。




 「」の前に空白は入れてはいけないだと? 〈!〉や〈?〉の後には、半角か全角スペース? (全角スペースの方が縦書き本としては望ましいらしい)


 「」の前はあけて、セリフだけを目立たせた方が、『読みやすいんじゃね?』とか、〈!〉や〈?〉の後の空白は間抜けに見えるし、『横書きなら、いらないだろ』とか思っていた。



 間抜けなのはアッポーだった。



 まさか、お約束だったとは……!


 他にも色々なお約束があるらしいが、今すぐ、まともになれることでもない。

 

 三点リーダー〈…〉とかダッシュ〈―〉は二つ以上の偶数で使うとか、「」の文末に〈。〉はいらないとかは、感想欄の親切な人のおかげで知っていた。(←他()()作品()感想欄)(←〈の〉を連続三個続けるのはよくないらしい)


 数字は漢数字がいいらしいのは知っていたが、横書きにはあまり合わない気がしたので、算用数字を所々で使っていた。十六歳の誕生日より、16歳と書いた方が見た目が若い気がしたからだ。

 算用数字の場合は二桁の場合は半角で並べるとかあったが、なんか嫌だ。

 だってねー、『1、12、6、36、724』とか書くのは、違和感がある。縦中横? 何それ? 万とか、億とかは漢字? よく、わからない!


 まあ、これは作品全体で、統一した方がいいのは分かった。次からは気をつけよう。もう、書いちゃったものは仕方ない。ハッハッハ。


 〈!?〉はインテロバングと言い、半角で〈!?〉と書くのがいいらしいが、なろうでは、〈!?〉でもいけるらしい。ホッとする。


 やっちゃってたよ! ハッハッハ。


 〈!?〉でも〈?!〉でもいいが〈!〉が先にくる方が一般的らしい。


 どっちも使ったから、どっちでもいけるんなら、いいよねー。直さなくても……。まあ、次からは一般的な方に統一しようかな。ハッハッハ。


 〈!〉や〈?〉はくっつけて使うなら三個まで? 〈!!!〉とか〈???〉とかだな。幸い、そこまで驚いたり、わけが分からなくなった登場人物は、今まで書いていない。


 二重表現はしない? 『頭痛が痛い』うん、これはわざとじゃなきゃ、使わなそうだ。

 『まず、第一に』は、ただ『第一に』だけでいいのか。

 でもさ、これ、普通に話とかで使っちゃいそうだぞ。『本当に始めに話したい事はー』とかの意味で。『まず』が『本当に』と同じで、『第一に』が『始めに』と同じになる感覚だな。強調してるような感じ?

 

 難しい。きっと、この手の言葉はたくさんあるよな。

 やっても気づかない、というか、気づいてないから、使いそう。これは普段の勉強が大事なのか? 読む人も気づかなければ問題なさそうだが、一人に気づかれたら、アウトなんだな? 仕方ないから、これは書いちゃってから、気づいた場合に直すんでいいな。


 うん、勉強して、二重表現まったくしなくなる? 無理だね! ハッハッハ。


 セリフの「」の行の前後の行をあけるのは、『なろう』だけのローカルルールで何とかあけててもいけそうだ。


 スマホで横書き文読むなら、詰まってるより読みやすいよね? (←縦書き文とかのサイトは、まったく考えていない。ルール守って詰めて書いても、文章力や内容などで絶対選ばれない自信がある)


 でもさ、この小説のルールって、純粋な読み手の何人が知っているのかなあ。

 どうも、縦書きの本のルールなような気がするんだよね。縦書きだと〈!、?〉の後にスペース入れないと、この下についた点が、次にくる漢字によっては合体しそうだし、読みづらそう。〈!?〉とか、算用数字の二桁が半角になるのは縦書きの一行に置いた時、はみ出ないようにするためのような気がする。文末の〈。〉は、句読点の後ってスペースできるから、〈。」〉は間抜けな感じになりそうだし、行をまたいだときに面倒くさそう。〈……〉や〈─〉が偶数なのは印刷の関係? 規格を統一させたのか? 

 

 うーん、関係者とか、小説を真面目に書こうとする人以外の何人が、こだわって読んでるんだ? 実際アッポーはあまりこだわって読んでなかった。こだわってたのは、内容だね。

 つまってて読みづらいのは、すごく嫌。見ただけで読む気がしなくなるし……。


 もう、横書きでスマホで読むことを考えたら、読み手が読みやすいように書くのでもいいんじゃ……。とか考えたが、ここは『なろう』──小説家を目指す人達が多いところだ。と、いうことはアッポーの書く作品は、けっこう多くの人に『こいつ、アッパラパーだな。こんな基本のルールを分かってないなんて! 笑わせてくれる! グハハハ』とか『こんな事も知らないなんて、小説を書く資格がないんじゃなくて? あら、小説じゃなかったわ。オホホホ』とか思われている?


 何かの小説の賞に応募とかする場合はルールをしっかり知ってないと、それだけで落とされるらしいから、小説家を目指す人達は、ちゃんと勉強してるだろうし、アッポーのは、そういう人達にはきっとダメダメの文……。



 ヒエヒエヒエ~!!! (←三つ、使ってみた)


 な、なんてこった~~!



 日刊ランキングの他の作品はどうなってるんだとパーッと見てみた……。


 あれ? 段落の前にスペースないのとかあるぞ。Gメールとかで送るとスペースなくなっちゃうんだよね。チマチマ入れ直し作業することになるんだよ。アッポーはそれをやるのも疲れたので、メール送信しないで今は書いた文をコピーして直接貼ってる。元の文はテキスト化して、SDカードに保存してるな。この作品の段落のスペースが消えてるのは、何か機械的な処理の関係? さすがにわざとじゃないよな。(ちなみにアッポーの「」前のスペースは『この方が読みやすいんじゃ』とチマチマとダメな方にわざと頑張って手直ししてある。「」の文末〈。〉を無くすのはやらなくちゃダメで、「」の前スペースはアウトなんて実に理不尽である)

 〈!〉〈?〉にスペースがないのもある。文法があやしいのもある。


 こ、これは、アッポーの作品も許されるんじゃあ……とか思ったけど、ランキング内ダメダメ勝負してどうするんだ! って、話だよね。(←この場合の〈! って〉の部分はどうなるんだ? スペースいれたら、間抜けになるぞ。こういう書き方自体が許されないのか? 一応、半角スペースを入れてみたけど……)



 ま、まあ、わかったことは次から気をつければいいよね。

 今までのはもう、書いちゃったしな。

 仕方ないよな~。投稿してる人達、全員が分かってるわけじゃなさそうだしな。


 とりあえず、投稿した作品の「」の前の空白の削除と〈!〉や〈?〉のスペース入れは、ちょっとづつ直していこうかなー。本当の基本らしいし……。

 手間ひまかけた「」前スペース──時間があるときに、虚しさを感じながら、涙をこらえて、また、手間ひまかけて修正しよう。


 ルールとかは知らなかったけど、自分だったら、この方が読みやすいかな~。と、ケータイで読む人に、頑張って読みやすいように書いたつもりなんだけど……。


 アッポーのルール無視の作品でも応援してくれたり、お気にいりつけてくれた方達、ありがとう!(恋愛ジャンルは、感想欄とかも優しいのに気づいたよ)


 たぶん、ルールとかあまりこだわらない人や、頑張ってスマホとかで読みやすいようにしてあるのに、気づいてくれた人は応援してくれたんだと思う。純粋に書いた話をいいと思ってくれたんだと思う。


 決して『久しぶりに素人のアッパラパー文を読ませてもらったぜ。グフフ、嗤えたぜ。よくやった』なんて切ないことではないと思う。



 ああ、こんなものを投稿しようと思ったのは、自己弁護──言い訳だね。


 書いてはみたけど、こんな言い訳する方が恥ずかしいのか? 


 自己満足で誰にも見せない小説を書くのは、楽だった。誤字、脱字、適当な表現も気にせず、スラスラ書ける。


 でも、他の人が読む話となると、一行書くのにけっこう気を使う。この漢字で合ってるのか、とか、この表現でいいのかとか。調べてから書く感じ? 他の人が読むことを考えて話を書くのは、すごく大変だよね。


 時間をかけて書くようになったなあ。おかげで、いくつか勘違いしてた事にも気づいた。


 投稿してから、誤字、脱字を見つけるのは当たり前……しっかり見直したつもりでも、絶対ある。本文ばかり見て、作者名と題を間違えていたのに気づいた時は、愕然とした。


 三ヶ月の内に、三度も書いた話をうっかり消したしね~。

 一度目は書くのに集中してて、保存してなかった。二度目は機種変更でうっかり。三度目は、ちゃんと題をつけとかなかったせいで、いらなくなった文と一緒に勢いで。

 うっかり、消してしまうと、本当にがっかりするよね。





 今作の二話目を消してしまった時、落ちこんだアッポーは、書くのを一旦やめて、他の作品を読んで気をまぎらわせようとしたのであった。



 


 うーん、ピックアップって、読みたくなって、読んでしまった作品ばかりあるぞ。これ、ランキング作品ばかりだろ。同じのが、ずーとある。

 ランキングにのった作品以外の、0ポイント作品でもなんでもお試しで出てくるやつほしくないか? ランダムに出てくるやつ。

 最初に読まれるチャンスがなかっただけで、沈んでる作品を目にできる場所があってもいいよな~。

 書く方も、また、そこで見てもらえるチャンスがあるとなったら、もしかしたら今日、紹介されるかもと励みになるよね。

 

 新着とか、初投稿とか、常連さんや書籍作家さん以外の作品ランキングのようなものとかもほしいよな。

 書籍作家さんの作品が読めるのは『なろう』の売りだろうから、今のランキングとは違う何か。


 別のが読みたかったら、検索で探せー! ってことか?





 とか、思いながらも、目についた作品を読んだのであった。




 ここで突然何の脈絡もなく、読む人を混乱させるかのように、三ヶ月の書き手生活を振り返るアッポー……。





 書き手になって、最初の頃はアクセス解析ご訪問魔になってみたり、(決して真っ白な冬景色に心惹かれたわけではない)何だか性格悪くなりそうな思いをしたり、(←気にしすぎは、よくないよね。『なろう』がかかわってるのは実生活のほんの一部、それもネットだけの世界だよね。現実にかえってこないと……。

 ポイントとかブクマにこだわって変なふうに気に病むより、ちょっと、離れて考えるようにした方がいいんだな。

 『なろう』で好まれる作風とか、読者層とかあるよね。『なろう』でダメだったら、他のサイトを試してもいいよね。書籍化狙うなら直接応募がいいような気がする。でもこれも文庫によって傾向があるから、自分の書きたいものに合ったところへだね。

 うん、読者層ってあるよね。書いた作品がダメってわけじゃないかもしれない。たとえば、エロ求めてる読者層に純文学のすっごい名作書いても無駄のような……。エロ駄作に負ける気がする)


 一つブクマがついて、とっても嬉しかったり、ちょっと、増えて感激したり(←これは初投稿の作品からランキングに載ってしまった者にはわかるまい! まるであの葡萄は酸っぱいといっているキツネのようかもしれないが)

 Pv増えた~、ユニーク増えた~と喜んで、 ユニーク数多くても、読まずに帰っていく人が多いことに気づいてがっかりしたり、(どうも話別のユニークが大切らしい)ブクマが減ってがっかりしたり。(←これは栞のような物で、読み終えたら外して去っていく人がいても当たり前なので、あまり気にしなくていいらしい。長編はポイントすごいのが多いけど、長編になると栞がわりでもブクマ付ける人が多くなって、ポイントが増える? でもいい作品じゃないと付けないよね。応援してくれる人がたくさんいるから長く書いてるのかも知れないし……この辺はまだよくわからない)


 練習のつもりで書いた甘い恋愛作品を、予想外に気にいってくれる人が多くいて、ランキングに載った時は驚き、とっても調子にのった。ポイントなんて気にしてないよ~と言いながら、こんなに喜んでるのは、実は気にしてたのかと、ただのかっこつけだったかもしれない自分を悟った。


 浮かれてGさんに言ったら、『それでお金でも貰えるのか? 『なろう』のランキングって何だ? 意味あるのか? 別にって感じだな』と塩辛くて胸が熱くなる言葉を貰った。(ありがとう。子を谷底に突き落とす獅子のような厳しい愛を感じたよ。ああ、浮かれすぎないよ。調子にのりすぎないよ)


 這い上がって、次の作品を書く──負け惜しみキツネ、嘘つきタヌキ、調子にのった木登り豚、傷だらけの子獅子……たった三ヶ月で『なろう』で色々な動物に変身させて貰ったよ。次はどんな動物になれるかな?


 ん? 動物ではなく、物を知らないアッポーだと!?  こ、これは予想外の変身だ。痛いところをついてくる変身だな、フフフ……。

 何かに向かって言い訳して、恥ずかしい思いをどうにかしようとして、更に恥をかかせようとするとは!

 何を言ってるのか、訳がわからない感じにしてくれる! さすがの変身だあ!!!




  (もちつけ……ペッタン)




 よし、落ち着いた。で、書き手にもなってから、思ったんだけど、ユニークユーザーの数に比べてブクマつける人は少ないよね。ポイントまでつける人は更に少ない。


 これ、ファンの人がつくと、ずっと応援してランキングにのり続けるんだよね。きっと……。



 何作品か読んで、特殊な楽しみ方している人がいるのかなと思ったけど、これって、一部の人が固定で応援し続けるとずっとのってるんだな。


 書き手になってから分かったポイントの集計方法とか考えると、作品の良し悪しよりファン層? うーん、これはランキングにあるからって、すごく多くの人に推されてる作品とは限らないって事だよね。ここには書かないけど、ちょーと、変なことにも気づいたよ。


 書き手にもなって、一つ勉強になった。


 前に少し、多くの人の感性とズレてるのかと悩むような作品を読んだから、謎が解けたような感じ?読み手としてあまりズレちゃうのはねえ……。






 なんとなく安心したアッポーであった。



 

 


 一応、言い訳や、あれやこれや書いて、満足。

 また、勘違いしてる事を書いたかも知れないけど、いいや。完璧な我見ですぅ~、相手にしない方がいーと思います!


 こんなものをうっかり、読んでしまった人


     m(_ _)m




(感想欄は閉じてます。ネットにあげたので評価欄はあけてありますが、こんなものにブクマやポイントをつけてくれとか、まったく、全然、みじんも、ノミのウンティーほども思ってないです! 無駄な時間だったと怒らないでいてくれるとありがたいです。(ラブ)ポイント、愛がありますよね。言いたいだけ言って、愛を抱いて深く沈んでいきま~す)



    (⌒0⌒)/~~





 ただ、謝るのみ……。m(_ _)m


 




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