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BloodDoll  作者: 名無しの権兵衛
2/2

私はメアリー②

「 うーん、こんなもんか」

だいぶ片付けたかな。ドールは後から母さんが小分けで送ってくれるし。今、この部屋いっぱいドールを置かなきゃな。

「ん、この箱なんだ。さっきまであったか」

僕は箱を開け。綺麗なドールが収められていた。

「はぁ、綺麗だ。なんて綺麗なんだ。こんにちは君の名前はなんだい」

”私の名前はメアリー、ブラッドメアリー”

頭の中で囁き越えが聞こえる。これはなんだ、この声は一体どこから。

”貴方が名乗れと言ったから名乗った。だから今度は君の番だと思うだけど。違うかしら。”

「君、喋れるの。凄いな凄い。どうやって出来ているのだろう。口は動いてないし。」

”馬鹿なの。私は貴方の心の中で喋ってるの、他の人には聞こえないし。私自身普通の人間には見えないの”

「どうして」

”私ね、悪魔に作られたの。私の皮膚は人間の皮膚はでき、目玉もね人間なの”

「凄い、僕…こんなドールは出会ったことはなかったよ。本物の人で出来た奴か」

”そうよ。所で貴方は私を見て驚かないのね。”

「僕はドールが好きなんだ。だから君のことは怖くない。むしろすんごく嬉しいよ。可笑しいかな」

”いえ、全然いいじゃない。可笑しくはないわよ。貴方って面白いのね”

コンコンとドアをノックする音が聞こえる。

「暁人。ご飯できてますだから、居間に降りてきてもらえないかしら。」

ドア越しに夕暮の声が聞こえた。

「あ、今から行くよ。先に行ってくれ」

「分かったわ。早く来なさいよ」

「ん」

”あら夕ご飯らしいわよ。ほら私はまた、ここに来れば会えるわ。ね、行ってらしゃい。あと帰ってきたら貴方の名前を教えてね”

暁人は目を輝かせ「わかったまた、後で」と言って部屋からでる。

”行ったわね、ようやく箱から抜け出したわ。長年封印されていたから体がなまっているかしら。まだ人の姿には慣れないわね。ま、いいわ新しい体も手に入りそうだしね。お父様妾は立派な人になれるでしょうか。…あと紅茶が飲みたい”






今回は短めです。

誤字脱字が多いかも知れませんが、読んでくれると幸いです。


名無しの権兵衛

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