表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/33

15話 冬乃の苦悩

 

 私は最近、悩みが絶えない。


 これまでも幾度と無く悩んだ事はありました。小さい頃から何処か不幸体質、プラス人より思考が変わっているとよく周りから言われていましたし。


 人より成長も遅く、身長はいつも前から3番目以内。勉強も中の下くらい、運動も得意というほどでない。見た目も地味。


 このままではいけないと、中学時代からやれるだけやってみました。寝る時間も休み時間も惜しんで勉強し、朝夜のジョギング、寝る前筋トレ。最低限格好に気をつける。


 結果、高校2年生の時には成績もよくなり、身長も平均的、体力もついてといい事が増えました。

 ……いつまで経っても、胸が成長しないのは解せませんが。


 そして、私は大学に進学、バイトを始め、沢山の先輩方に囲まれて過ごしています。そう、そんな楽しい生活が、苦悩の始まりとなったのです。



 まず、奏先輩。

 私の知り合いの中では1番常識人だと思います。何より器用で、出来ないことの方が少ないのではないでしょうか。ですが、主に周りの所為で奇行をしている姿を見かけます。

 某つぶやきアプリにて、「アン肝が食べたい」と一言だけ呟いていたり、バイト中に楽しそうにアニメの話している男性達に、

「お前らに何が分かるんだ!!」

 と言ったり。

 どうやら彼も私と同じで独特のセンスがあるようで、

「さっきの奴ら……俺が好きなアニメ全部駄作扱いして……」

 としばらく悩んでいました。


 何だか……今迄の彼を見てると、本当に同情します。



 夏香先輩。

 頼れる、というより、とっても可愛らしい先輩です。だけど、行動は正直、恐ろしさを感じる時があります。


 授業中にうたた寝しているのにノートはきっちり取っている。いつも何か食べている。コーヒーの名前は言えないのに木星の衛星を言える。


 挙げ句の果てに、やたらとセクハラをしてきます。

 嫌味かと言うほど胸を触ってきたり、抱きついてきたり、脇をくすぐったり……。


 でも、思い出してみると、楽しいかな。




 鴫原先輩。

 普段はツンツンしてますが、知り合ってからはご飯もよく一緒に食べてくれたりと優しい先輩。


 ですが、何故か夏香先輩と張り合っている節があって……。

 夏香先輩の真似して何でも口に入れようとしたり、私の胸を触ったり、何だかよく分からない……ネット語を多用したり……困惑してしまう時もあります。

 あと、私に借りたライトノベル、いつ返してくれるんでしょ?



 瀬ノ森先輩と綺薇さんはまだあまり話した事はありませんが、奏先輩や夏香先輩の話を聞く限り、やはり一筋縄ではいかない人達です。


 ……あれ? 私、この前温泉に行った時に瀬ノ森さんに何かされたような……? 気のせい、かな?



 思い出すと、悩みながらも、楽しい生活を送ってるんだなと感じていますね。

 ちょっと変だけど、明るくて愉快な先輩方。


 これからも、ずっと仲良くしていきたいな。





 あ、最後に陽室先輩。


 ……はぁ。書きたくないので、やっぱり無しで。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ