登場人物&設定資料(第79話時点)
パーティ:『ブレイク・スルー(突破者)』
常識外れの戦術で、どんな硬い敵も理不尽な状況も「突破」する異色のパーティ。
現在のランク:B(実績はSランクに届きつつある)
目標:『雷鳴の塔』制覇、およびSランク昇格条件である『三大厄災』の討伐。
ルシアン・セイント(主人公)
役割: ヒーラー兼メイン盾兼囮
二つ名: 『特攻聖人』
身分: 王国聖女アリス・セイントの実弟であり、教皇グレゴリウスの息子。
外見: 色素の薄い儚げな美少年。黒いスライムローブと赤いチョーカーを着用。
性格: 常に丁寧語。回復魔法を極めすぎた結果、「致死ダメージを受けてから治す瞬間の快感」に取り憑かれた真正のマゾヒスト。他人の痛みには心を痛めるが、自分が代わりに痛い目にあうことには至上の喜びを感じる。
能力:
超速自己再生: 骨折程度なら0.1秒で完治。魔力回復速度も異常。
異常筋力: 筋肉の破壊と再生を繰り返した結果、ドラゴン並みの筋力を持つ。
状態異常耐性: 雷撃による麻痺などの神経阻害を、気合と魔力バイパスで無視する。
被虐の聖域: 自身が受けたダメージ量に比例して、周囲の味方を回復・強化する広範囲バフ魔法。ルシアンが悲鳴を上げるほど味方が元気になる永久機関。
装備:
擬態スライムの法衣: 防御力ゼロ。衝撃を100%通す代わりに、魔力さえあれば一瞬で修復される呪いの装備。
挑発のチョーカー(改・鈴付き): 魔物を引き寄せるフェロモンを出す。ミントの改造によりON/OFFと出力調整が可能。マダムにより不快な音波を出す鈴が追加され、集敵性能が凶悪化した。
カイル
役割: アタッカー(物理)兼ツッコミ
二つ名: 『ロマン砲』
外見: 赤髪の活発な少年剣士。自分の身長ほどある赤いラインの大剣を背負っている。
性格: 常識人だが、火力への執着は凄まじい。ルシアンの奇行にドン引きしつつも、最高の相棒として信頼している。聖女アリスに一目惚れし、Sランクになってプロポーズすることを目標にしている。元パーティ『暁の剣』との因縁を乗り越え、精神的にも成長した。
能力:
流星・落牙: 『メテオ・バスター』の魔力と、『脱力』の剣術を融合させた新必殺技。熱量と質量の同時攻撃。
脱力の剣術: ベルタ師匠直伝。剣の重さを利用し、力を入れずに硬い敵を両断する技術。防御(受け流し)にも応用可能。
装備:
紅蓮のイグニス・オーバーロード: マダムとミントの共作。排熱機構と魔導シリンダー(パイルバンカー機能)が追加され、インパクトの瞬間に爆発的な加速が可能になった。
エレナ・ガードナー
役割: サブ盾兼物理アタッカー
二つ名: 『鉄壁のエレナ』
外見: 身長2メートル近い長身を、曲線美の美しい白銀の鎧に包んだ美女。
性格: 生真面目な騎士道精神の持ち主だが、極度のお人好しで騙されやすい。ルシアンとは「どっちが敵の攻撃を受けるか」で競い合うライバル関係。リンからの重い愛を(あまり深く考えず)受け入れている。
能力:
対魔反射: クラリス直伝。『対魔パリィ』の発展系。敵の攻撃と同じ波長・強度の魔力をぶつけ、衝撃を跳ね返すカウンター技。
金剛・返し(ヴァジュラ・カウンター): 敵の力を『循環』させて受け流し、自身の体重を乗せて掌底を叩き込む近接格闘術。
装備:
白銀の城壁: アダマンタイト製のフルプレートメイル。高い防御力と可動域を誇る。
白銀の大盾: アダマンタイト製の大盾。高い防御力を誇るが、武神像との戦いで損傷し、マダムによって修復・強化された。
金剛の聖篭手: 武神像の素材で作られた篭手。受けた衝撃を魔力に変換し、攻撃力に転用する機能を持つ。現在のエレナの切り札。
巨大ハルバード: エレナが常用する長柄武器。マダムにより修理はされたが、特別な強化は施されていない通常装備。
リン
役割: 魔法使い(自称)兼アサシン兼スカウト
外見: 黒髪ショートカットの小柄な少女。影が薄く、気配を消すのが得意。
性格: エレナへの愛が重すぎるストーカー。エレナ以外には冷徹。かつての敗北をバネに、さらに強くなった。
能力:
虚無: 自身の存在感を世界から遮断する究極の隠密。認識されずに敵を殺害する。
魔法(物理): ヴォルグ団長の雷魔法などを「見て盗んだ」。魔石などのアイテムを併用する。
装備:
影渡りのブーツ(シャドウ・ウォーカー): ベヒーモスの磁力結晶を使用。重力を制御し、壁や天井を歩くことができる。マダムによりさらに強化された。
暗殺者の短剣: マダムにより黄金粒子でコーティングされ、切れ味とステルス性が向上した短剣。魔法の触媒としても使用する。
ワイヤー射出機: ミスリル製の極細ワイヤーを射出する装置。移動や敵の拘束に使用。
ジュジュ(聖獣カーバンクル)
役割: 固定砲台(ルシアンの肩)兼マスコット
外見: 白い毛玉のような愛らしい姿。額に宝石がある。
性格: 魔力に目がない食いしん坊。ルシアンの無限の魔力を気に入って懐いている。
能力:
ルビー・レイ: 額から放つ極太レーザー。
各種補助魔法: 水中呼吸など、環境適応魔法も使える。
装備:
聖獣のタリスマン: ミント作のリボン。魔力供給を最適化し、オーバーヒートを防ぐ。
城塞都市ヴォルテックスの協力者たち(師匠)
マダム・ガルド
役割: ドワーフの名工(鍛冶師)
拠点: 交易都市ベルン(現在はヴォルテックスのミントの工房に長期滞在中)
概要: 髭もじゃで筋肉隆々のオネェ様。ルシアンたちの装備を作り上げた張本人。塔の頂上にある『雷神の心臓』を求めており、ルシアンたちに夢を託している。
ミント
役割: 天才魔導具技師
概要: マダムの弟子。アフロヘアの少女。ルシアンのチョーカー改造や、装備への魔力回路組み込みを担当。
ヴォルグ(雷帝)
役割: 『雷鳴の塔』管理者兼魔術師団長
概要: ヴォルテックス最強の魔術師。ルシアンたちの実力を認め、塔への挑戦を許可した。ルシアンとは裏取引(最上階の情報提供)をしている。リンに魔法を盗まれた被害者でもある。
ベルタ(首狩りベルタ)
役割: 定食屋の女主人
概要: 元Sランク冒険者。カイルに「脱力」の極意を教えた剣の師匠。
その他の重要人物
マルク
役割: 行商人
概要: ルシアンたちのスポンサー。娘の命を救われた恩から、マダム・ガルドを紹介するなどコネクションを駆使してパーティを支援している。拠点は交易都市ベルン。
ガンツ
役割: 冒険者ギルド・ベルン支部のギルドマスター
二つ名: 元Sランク『素手で城を解体した男』
概要: 筋骨隆々の老人。悪を許さない厳格な性格だが、ルシアンたちの実力を高く評価し、便宜を図ってくれる良き理解者。
ヴァンスたち(『暁の剣』)
役割: カイルの元パーティメンバー
概要: カイルを追放した幼馴染たち。Cランク冒険者。ヴォルテックスで再会し、決闘の末に敗北。カイルの成長を認め、再起を誓った(ライバル候補)。
クラリス
役割: 教皇庁のシスター(掃除屋)
概要: ルシアンの監視役兼エレナの師匠。脱力系だが実力は本物。「脳筋」パーティに魔法使いを入れるよう忠告した。
教皇グレゴリウス・セイント
役割: 教皇(ルシアンの父)
概要: 聖教国のトップ。厳格だが、ルシアンの冒険を(修行という名目で)容認している。娘アリスのブラコンを治すため、ルシアンに『竜の涙』の採取を依頼した。カイルのことは「娘に近づく虫」と警戒しつつも、古龍討伐を条件に少し認めている。
アリス・セイント
役割: 王国の聖女(ルシアンの姉)
概要: 最強のブラコン。ルシアンを溺愛し、彼に近づく者(特にカイル)には容赦がない。ルシアンにとっては最大の恐怖対象。
活動した都市・場所
始まりの街(名称不明)
概要: ルシアンとカイルが出会い、パーティを結成した最初の街。
出来事: ミスリル・ゴーレム討伐、カイルの元パーティ追放。
死神峠
概要: ベルンへ向かう途中の難所。断崖絶壁が続き、ワイバーンが生息する。
出来事: 行商人マルクの護衛任務。ルシアンが空から落とされる作戦でワイバーンを撃退。
交易都市ベルン
概要: 大陸有数の商業都市。活気があり、多くの物資が集まる。マダム・ガルドの本拠地でもある。
主要人物: マルク、ガンツ(ギルドマスター)。
出来事: 『黒蛇』との共闘および断罪。エレナ、リンとの出会い(リンはストーカー中)。廃坑でのギガ・クイーン討伐。
城塞都市ヴォルテックス
概要: 西部に位置する軍事色の強い都市。常に雷雲に覆われた『雷鳴の塔』を擁する。
主要人物: ヴォルグ(雷帝)、ミント、ベルタ、ゲイル。
出来事: Cランク昇格試験、各メンバーの師匠との修行、塔の攻略(現在進行中)。カイルと元パーティとの決着。
北の国境要塞『鉄壁の牙』
概要: 北の大国『軍事帝国ガレリア』との国境にある要塞。
出来事: 帝国軍3万vs守備隊8千の防衛戦。ルシアンが「被虐の聖域」を展開し、たった4人で戦況を覆した。
聖都セント・アーク
概要: 聖教国の首都。白亜の街並みが美しい宗教の中心地。
主要人物: 教皇グレゴリウス、アリス聖女、クラリス、セバスチャン。
出来事: 戦勝記念パレード、教皇との謁見、ルシアンたちの軟禁生活。聖獣ジュジュとの契約。Bランクへの特別昇格。




