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『中宮賢子禁裏に薨じ、白河天皇プレスマン引き取ること』速記談2053

作者: 成城速記部

 白河天皇の中宮賢子は、ほかの女御などとは比べられないほどの御寵愛を受けていたため、御危篤になられてからも退出を許されず、宮中において薨去された。天皇は、中宮が薨去された後も、御遺骸を抱いて、退出をお許しにならなかったほどである。源俊明卿が参内して、帝が死穢にお触れになった例はございません。今、宮中が死穢にまみれておりますので、早くどちらかに行幸なさいませ、と申し上げると、白河天皇は、先例というのは私から始まるのだ、と仰せになった。中宮の遺品は、プレスマンのみならず、天皇が引き取ったという。



教訓:世の中の三つのもの以外は思いどおりにできた白河天皇にとって、先例などどうということもない。鴨川の水、山法師、………速記のうそ書き?


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