第7話
ゴーシュのそばに駆け寄り、声をかけるとゴーシュは無事だった。
その後、ゴーシュから四天王について聞いた。
「四天王とはその名の通り、4人存在するのだよ。
この間お会いした方はベリアル、四天王・統括で
実力は不明だが大王以上との噂もある。
1人目はベルゼブブ、能力は身体強化。
デスサイズは手甲・かなりの筋肉自慢らしい。
冥府でもベルゼブブに力で勝てる者はいないのだとか・・・。
2人目はアザゼル、能力は自身の体に他の魂を取り入れその者の能力を使う。
僕が知っている限りでは、人狼の力を使うらしい。デスサイズは腕輪。
冥府ではかなりの女好きで有名なのだとか・・・。
3人目はバラキエル、能力は黒雷・黒い雷を操る。デスサイズは杖。
噂では最愛の人を失ってから無口になったとか・・・。
4人目はイブリース、さっき見たと思うが・・・彼は相当やばいのだよ。
能力は血液操作・血液で攻撃したり回復したりとやばいのだよ。
デスサイズはカラス。性格はさっき見た通りサイコパスなのだよ
皆には不気味とも言われているのだよ・・・。
そして上級になり四天王になると大罪の文様が出るのだよ。
ベルゼブブ 罪・暴食
アザゼル 罪・誘惑
バラキエル 罪・真実
イブリース 罪・嘘
ベリアル 罪・反逆者
罪の重さにより四天王にも階級があるらしいのだよ。」
俺はゴーシュの話を聞き、改めて四天王のすごさを知った。
そしてゴーシュの話はこの先の俺の死神人生を大きく変えることとなった。
その頃大王の部屋では・・・・・・