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第15話

「受け継がれし転生者の名は【ルシファー】とは初代大王が作り出したものだが

大元の素材は初代魔王の【サタン】の魂だ。」


その後も魔王は語り続けた。



【サタン】とは元魔族界の魔王、魔族では珍しい(傲慢・憤怒)と強力な大罪を持っている。

魔王の力は本物だ。だが力を振りかざして敵、味方関係なく殺してしまう方だった。



ある時魔族界で反逆が起きその時魔王は当然ながら大激怒した。

その時の魔王の力は凄まじく魔族界そのものを壊そうとしたのだ。

大王が現れたのはそんな時だった・・・大王はアカシックレコードに身を包み魔王に向かっていった。

魔王が大王の存在に気づいた時にはすでに遅く

大王の手が魔王の魂を掴み、抉り取る寸前であった・・・

魔王はその一瞬の出来事になすすべも無く魂を抉り取られ塵となって消滅した。




その後大王は魔王【サタン】の魂を自分の体内に吸収し自身の力と融合させ新しい魂を作り出し

受け継がれし転生者として【ルシファー】の魂を作り出したのだ。




初代魔王【サタン】の消滅後、魔族界は守られた。

新魔王となったマルファスは命を救われた恩義から

大王への忠誠心は強く魔族界は死神界の傘下となり幻獣界・魔族界を従えた

死神界大王は真の大王となり冥府の王となったのである。




ベリアルが魔王の話に疑問を抱き険しい表情をしていると、魔王はベリアルは問いかけた。




「ベリアルよ、どうかしたか?何かあるなら話せ。ここまで来た礼だ何でも答えよう。」



ベリアルが口を開こうとした時不気味な声が聞こえた。



「いっひっひ・・・俺はおしゃべりな奴は嫌いだぜ魔王さんよ。前にも言ったよな。死んで出直せよ。」


枯れたドス黒い声だ・・・どうやらこの声は魔王の後ろから聞こえてくるようだ




「アバドンだろ?この際だ私はこの場から動くことが出来ない。顔を見て話さないか?」



魔王からの要求にアバドンの返事は残酷だった・・・

「悪いね魔王さんよ、お前と話すことは何もない、これが返事だよ。」



これが返事だよと言いながらアバドンは魔王の背中に剣を真っ直ぐに突き刺した。



「こっ・・この剣は・・か・み・殺し・・のつ・るぎ・・なぜお前が・・持っている?」




【神殺しの剣】バルス・ソラス

初代大王ハデスが親友であった神【ギルス】罪・嫉妬を斬り殺し

ハデスの悲しみを帯び神殺しの剣になった。その力を使えるのはハデスのみである。




魔王が問いかけるとアバドンは不気味な笑みを浮かべながら答えた。

「今の死神はすごいね、いっひっひ・・・何でも持ってるもんな。死神界も終わりだよ」



アバドンがそう言い剣を抜きさらに魔王に突き刺そうとした時

時空が歪みアバドンの体は動かなくなりアバドンは困惑した表情を見せた



「何だこれ・・・体が動かねぇ・・・ふざけんなよ・・・くそっ・・・」

ベリアルはアバドンの耳元で呟いた。



「魔族ごときが頭が高い」



アバドンは驚いた表情を隠せなかった。


「貴様・・・いつの間にっ・・・」


ベリアルはアバドンの体を高く蹴り上げた。


「クロノスカイロス・虚空・(こくう)」と言いながら

さらにベリアルが高く手をかざすと時が止まりアバドンの体は空中で止まった。


ベリアルの能力でアバドンの体の周りに時空の歪みが発生し四肢を拘束した。


「アバドンよ、体は時が止まり四肢は時空に拘束され動くことはできない

目的は何だ?」




アバドンは不気味に笑った


「死神の旦那・・・のんびりしている暇はないんじゃないかい?

俺はアバドンだ【滅ぼす者】魔族界は終わるぞ。いっひっひっ・・・」






その時、魔族界に地響きが響き渡った




「しまった・・・魔王の魂の結界が切れたのか?」



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