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短編集

悪役令嬢に生まれたようですが、わたくしの目標は快適に長生きすることです

作者: 青石 尚子

以前に和風の悪役令嬢物を書いてみたくて書いたものです。優雅なイメージにしたかったので、平安時代を基礎においています。

悪役度は限りなく低くなりました。


(追)ささやかながら、御礼小説を掲載しましたので、宜しければそちらもご覧くださいませ。『雪式部は見た(http://ncode.syosetu.com/n8586do/)』


**********


 わたくしは、右大臣の末娘の智子、通称 奇異姫と呼ばれております。名前は家族以外呼ばない文化なのです。


 わたくしは、ある日突然暗闇から目が目覚め、今の世に赤子として産まれ出ました。何故か当時から大人の様な思考回路や情報があるのに、目を開ける前の個人的な情報は全く持っていないという、何とも不思議な状態でございました。


 ある程度目が効くようになってから確認しますと、周りは平安時代の様な着物の衣装を身につけていて、旧い日本語を話しております。昔の日本語は母音が二つばかり多かったとか、行によっては音が今と違うとか、情報としては知っていましたが実際聞くとなると外国語か他地方の方言を聞いているかのようにすぐには理解出来ません。さてさて、どうしたものかと途方に暮れる乳児期でした。


 とりあえず、よちよちと歩いたり、何とか平安日本語の発音を習得したわたくしは、この時代の淑女教育や礼儀作法、難解な漢文やらかな文字、数々の暗記はこの世で生きる為、郷に入っては…とばかりに呑み込んで頑張りました。

 一番てこずったのは和歌ですが、この世で生きるのにも、良い婿君を得るにも和歌と教養は必須です。歯を食いしばって着いていくうちに、数年もすると人並み程度には歌を作れるようになりました。

 この身体は記憶力が良いようですし、環境が四季や風物を感じやすい中での生活ですから助かりました。


 そんなこんなで何とか環境に合わせて四苦八苦しながら生きてきたわたくしですが、現代では大人しく、この世では男勝りと言われてしまうわたくしの性格でもどうしても譲れないことがありました。

 それは、食事とお風呂とお手洗いです。


 食事は蒸すか焼くか茹でるだけ。しかも女性が沢山食べるのははしたないとかで好きに食べさせていただけません。お風呂は占いの良いに日にしか入れません。長い時には十日とか入らないんです。そして、お手洗いは樋箱(ひばこ)という桶、つまりおまるにいたします。衣服が邪魔で一人では難しいです。


 わたくしは人並みに食べることが好きでした。わたくしは今の世の人々よりも潔癖性でした。

 この三重苦、現代人としては受け入れがたいです。このままでは栄養失調か不衛生か流行病で死んでしまいます。実際に、貴族の女性は三十歳前後で亡くなる方が多いそうです。四十歳で老人で六十歳を超えると仙人扱いという恐ろしい世界です。良く覚えていませんが、前世では若くして病か事故かにあったようです。こんどこそ長生きがしたい。わたくしは危機感と嫌悪感から、「目指せ六十歳」を目標にこれらの改革を行うことを決意しました。


 まず最初に手をつけたのはお風呂です。質素な食事は多少は我慢出来ましたが、頭や体が痒かったり、臭ったりするのには耐えられませんでした。お香を焚きしめたりもいたしますが根本的な解決には至りません。本格的な髪洗など年一回ほどなのですから。

 かの有名なベルサイユ宮殿でも体臭や排泄物の臭いを誤魔化すために香水が流行ったと聞きますが、時代や場所が違っても同じ様な方法を思いつくものなのですね。


 最初は世話役女房の乳母に「お風呂に入りたい」と駄々をこねる所から始めました。この世にもお風呂はあります。大量のお湯を沸かすのが大変なので蒸し風呂ですが。


 当然ながら、「占いの日が良くないから、毛穴から悪いものが入る」と諭されますが、わたくしも負けてはいられません。「むしろ、身体を清めない方が悪いものが着いて、溜まっていく。神仏に祈る前は身体を清めるではないか。毎日洗う方が身体に良い」と道理を説いて反論します。さぞ気味の悪い子どもだったことでしょう。


 結局、乳母が折れて、折衷案として日の悪い日は部屋で湯桶に布で身体を拭い、日の良い日は湯殿で髪まで全て丸洗いしすることになりました。また、それを父母や乳母達女房にもすすめ、わたくしが十歳を超える頃には父母兄姉などの一族の者は毎日風呂や行水に入り、最低でも月に二度は髪まで洗うことを習慣とすることができました。

 ……おそらく、髪を洗わない原因は、髪を乾かすのが大変だからなのです。ドライヤーという便利なものはございません。夏はともかく、冬に身長と同じ位の長さの髪を乾かすのは一日仕事になることもございます。かと言って、乾かさなければ風邪をひいて悪くすれば儚くなってしまいます。だからわたくしは、髪の長さは最低限の長さです。


 ついでとばかりに寝間着で身軽な朝起きてからのラジオ体操と、夜寝る前のストレッチを屋敷の皆にも推奨し、なかば無理矢理やらせました。

 その他にも外に面した側に薪風呂を増築して何とか成功に漕ぎつけたり、布団を考案したり、ええ、色々なことがありました。切実に電気か魔法が欲しいと思いました。

 そのおかげか兄姉は香気芳しいと人気な様です。兄達は恋多き人生をおくられています。ただ、肝心の兄姉達も潔癖性になってしまって、相手が身綺麗じゃないのが気にくわないのだとか。


(うちに後継が産まれなくても、わたくしのせいではないと思います。たぶん。ええ、おそらく。…………何割かはわたくしのせいかもしれません)



 次に手をつけたのは、食事です。まずは植物性の油や魚、乳製品、大豆、胡桃などを積極的に食事に取り入れました。宗教的な理由で獣肉は食べにくかったですし、食卓に上る量は段々と少なくなってきたそうです。そもそも畜産をしていないので流通量が違いますし、なんというか野生の匂いといいますか、わたくしには馴染みの無い香りでとっつきにくかったのです。


(たまには脂ののった黒毛和牛のステーキがいただきたいです)


 牛車があるのにどうして牛肉が食事に出ないのかと幼い頃は不思議でした。宗教上の理由で、貴族は魚と鳥と乳製品くらいしか動物性タンパク質を取れないのです。

 平安時代は乳製品を取っていたのだということも、不思議な気持ちでした。ちなみに、乳製品の醍醐が味・滋養強壮において貴族の中でとても人気です。


 味付けは、砂糖が無いのは仕方が無いのですが、出汁と醤油が無いのはいただけません。

 砂糖は水飴を代わりに。出汁はとりあえず、キノコや野菜達を一緒に炊く和風コンソメもどきはすぐにできたのですが、昆布は高級品でわたくしの家でも毎日食べる様なものではございません。鰹節は私のよく知るものとは違い、どちらかと言いますと鰹の干物に近いのです。ですが、何とか特別な日のお吸い物もどきは出来ました。


(やはり、日本料理には出汁ですよね)


 それから、技術的な問題から干物が多いのでどうしても塩気が多くビタミンが不足しがちです。週に一度は雑穀米を食べ、野菜の量を増やすと共に、人参やネギなどささやかな家庭菜園を始めました。本当はトマトやパプリカが欲しいのですが、それらはたしか外来種、残念です。


(ああ、ピザが食べたい)


 代わりに、庭に様々な果樹、柿や蜜柑と柚子などを植えました。最初から育てるのは難しいので、ある程度成長した果樹を庭に植え替えていただいたわけですが。雅じゃないなどのお小言は無視します。健康には代えられません。


 お手洗いにも数々の苦労がありました。あまり美しくないことなので差し控えますが、ええ、もう、黄昏たい気分です。



 ここまで来るのに早何年か、たしかわたくしは十歳になっておりました。数々の奇行が伝わったのか、わたくしの名は奇異姫、もしくは忌姫などとして有名になりつつある様でした。

 右大臣の娘ともなると、十歳を前にして恋文が届いたりするものですが、わたくしには全く縁もゆかりも無い別世界のお話でした。

 お父様には「智子が男の子であったなら…」という有り難いお言葉を頂戴いたしました。なんと世知辛いことでしょう。




 その評価がひっくり返ったのはわたくしが、十一歳の時でした。


 その年の冬は例年よりも流行病が猛威をふるった年でした。高名な僧侶が祈祷に励むも効果は無く ——それはそうでしょう——貴賎を問わず多くの方々が儚くなられました。時の帝をはじめ、おそらくどの家も一人は亡くなられたのではと思いますし、やはりそれは老人や女子供が多かった様でした。


 わたくしも非常に恐ろしい想いで日々を過ごしておりました。だって、何の病気が流行っているのかすら分からず、その対処法や治療法も分からないのですもの。わたくしに出来ることは、外との接触を最低限にし、出来る限り免疫力を高めるような生活を送ることだけでした。


 以前にも増して、煮沸した水しか使わないように徹底したり、帰宅した者には手洗い・うがいをさせたり。

 出仕する父や兄たちそれから使用人達には、魔除けだ加持祈祷だと理由をでっち上げて、布製のマスクを付けて出かけていただきました。もちろん、使用後はそれらしい行動をしながら煮沸消毒して、魔除け更新をしましたが、どれほど効果出るのか分かりませんでした。意味の無い行為だったかもしれません。

 飛沫感染なのか接触感染なのかも分かりませんし、そもそも布製で効果があるのかも疑問でした。本当は病人にマスクをしていただいた方が効果的だったはず。ですが、紙や布が貴重なこの時代に、慈善事業であっても都の病人全員にマスクを配ることなんて出来ません。自衛するしかないのです。


 しかし奇跡的にも、我が家の犠牲者はゼロ。使用人も含めてです。バランス良く食べ、多少は運動して体力をつけ、身綺麗にして衛生面も気をつけていたからでしょうか?

 たしかに、お兄様もお姉様も両親よりも体格が良く、血色も良いですし、幸いなことに今回の流行は天然痘や麻疹などではなかった様でした。流石に天然痘などには対処できません。予防注射をすればいいのは分かりますが、どうやってその注射液をつくるのか分かりませんもの。


 ですが、その様なお話はこの世の方には理解しがたいものですね。

 「毎日夕方に湯で身体を拭き清めてから神仏に祈りを捧げていますので、そのご加護でしょうか」と神仏のお陰様ということにしておきました。

 陰陽師が実際にいらっしゃる時代なのですから、何とか通るだろうとの思惑通り、それから毎日の清拭と祈祷が流行ったそうです。


(わたくしとしましては、皆様の一層のご健勝と衛生向上を願うばかりです。ええ)


 そして、わたくしは忌姫ではなく医美姫と呼ばれるようになりました。奇異姫の方はそのままです。




 一年後、喪が明け、新しい帝には前の帝の弟である若干十三歳の東宮清来(きよら)親王が即位されることになりました。先帝は若くして崩御なさったので、そのお子様はまだ三歳なのだそうです。

 わたくしは内裏に参内していませんが、父や兄は儀式に参加されるそうです。わたくし達女は風の噂を聞くが、牛車で御簾ごしに見物するかくらいでございます。


 その半年後、わたくしがまだぎりぎり十二歳の頃、わたくしの入内(じゅだい)が決まり、中宮として帝に仕えることとなりました。

 清来親王、改め、今上(きんじょう)の帝は若い頃から聡明で、とても潔癖性なのだそうです。そこで、同じく色々な噂のあるわたくしに興味を持たれたのだとか。わたくしも畏れながら潔癖症というところに親近感を覚えたことを覚えています。


 (占いを守って痒いのを我慢するより、毎日お風呂に入った方が気持ち良いですよね。体臭を誤魔化す必要も無くなりますし)


 ただ、わたくしは内裏に入内したからといって今の衛生環境を手放すつもりはございません。お父様には様々な条件を付けました。

 「一つ、わたくしの部屋に部屋専用の薪風呂とお手洗いを増築させていただくこと」

 「一つ、お付きの者達にも自身を清潔に保たせること」

 「一つ、髪の長さは最低限。もしくは、鬘を作ること」

 「一つ、綿布団も入内道具に入れること」

 などなど…


 そういう過程を経て拝顔した帝の第一声は「そちも転生者か?」でした。その後のことはぶっちゃけ過ぎて他の者には理解しがたい会話だったかもしれません。いつの間にやら、わたくしは帝のお話を理解できる博識なお后様、という噂が立っておりました。


 それから毎日、帝は夕食前に御渡りになられ、一定の時間をお過ごし遊ばれます。時には食事を共に召し上がられるのです。


 前話が長くなりましたね。つまり、何が言いたいのかと申しますと、帝が御渡りになるのは、決してわたくしの容貌が好きだとか、教養があるだとかは関係ないのです。ですから、他の側室の方々にはライバル心剥き出しに音楽の催しを開いたり、着飾り合戦をしたり、悪口を叩いたり、嫌がらせを行うのはやめてほしいと思います。だって、彼方は……


 「智子、来たぞ。準備は出来ているか?」

 「はい、お上。既に用意は整えております。どうぞあちらへ」


 わたくしは帝を湯殿に案内させました。……そう、帝はこの部屋にお風呂に入りに来られているだけなのです。


 「時間の節約になるから先に入ってて」との御言葉に甘えて、先にわたくしがお風呂をいただき、髪を乾かしながら待ち、帝がお風呂から上がられるころにはわたくしの髪も乾いている、という具合です。あ、髪は背中の中程までで長い部分は鬘です。


 そして、わたくしは今、食事の御膳を前に帝に後ろから抱きかかえられています。

 十二単の上の方の五衣と呼ばれる重ね着は「邪魔」の一言でぺいっと脱がされ——五衣を脱いだ姿はこの世では下着状態なのですが!——それでは寒いので、わたくしが実家から持ってきた綿衣わたぎぬを前から着せられて後ろから二人合わせて後ろから布団にくるまりました。恥ずかしすぎます!!

 

 「お上」

 「うん?」

 「これはどういう状況なのですか?」

 「大丈夫。誰も気にしてないよ」


 (そういうことではなく……!)


 わたくしは溜息をつきつつ現実逃避します。なぜか鳥の雛に食べさせるかのように「あーん」と食事を差し出してくる帝というシチュエーションにくらくらとします。

 それを更に助長するのが、先ほどから木札と筆を手に熱い眼差しを向けてくる雪式部です。雪式部は平易なかなで主に恋物語を作り、皆で楽しむのを生き甲斐にしています。

 それは良いのですが、きっとまた、わたくし達がネタになっているのでしょう。しかし、それがライバルに仕える方々の目にも触れるのが困った問題です。


 帝のお話では、この世は帝を中心としたハーレム育成&内政ゲームとして人気のあった作品に登上人物が酷似しており、その中でわたくしは能力は高いけれども嫉妬深く高飛車で、平民を「汚らわしい」と見下し、他の側室へ嫌がらせをする娘なのだそうです。

 むしろ、わたくしが嫌がらせされています。それに、平民を汚らわしいと言うのは少々仕方のないことだと思います。衛生的に。やっぱりお風呂は偉大です。


 それに、帝の感覚では、わたくしや他の側室全て小学生か中学生で、その、まだ夫婦とは見られないそうです。「せめて高校生くらいに育って欲しい」と先日零しておられました。周りは「コーコーセー?」と頭上に「はてな」が飛んでおりました。帝はこの世では熟女好みになってしまうのかもしれませんね。そういう噂が流れた時の帝のお顔を想像するとちょっと面白いかもしれません。


 食後、二人で月を眺めていると帝が口を開きました。


 「智子」

 「はい、お上」

 「朕はこの都を衛生的で美しく、皆が隙間風に凍えることの無い家に住み、ひもじい思いをせず、生き生きと生活する場所にしたい」

 「はい。そうなると宜しいですね」


 わたくしも常々思っておりました。道を歩けば、老いや病で捨てられた物乞い達や亡くなった方の遺体が途切れることなく目に写ります。それらの遺体が原因となる流行病もあるはずです。

 貴族は何枚も重ね着いたしますが、平民は高い綿入を買えず寒そうです。食べ物も偏っています。

 わたくしだけが快適な生活をすることを心苦しく思っておりました。


 しかし、この状況を根本的に改善するためには、今生きる人が十分に食べられるだけの食物を生産しつつ、綿花や絹などの為に土地を開墾しなければなりません。工業機械が無く、すべて手作業で行う結果、膨大な人手がかかります。それこそ、施政者がなんらかの政策を打ち出さなくては不可能なレベルでの変化でしょう。だから、これまでは自分の手の届かない範囲のことは、目をつぶって見えない振りをしていたのです。


 (今までわたくし一人の力では限界がありました。でも、同じ価値観をもつこの方となら……)


 「智子、そちも手伝ってくれるか」

 「喜んで」


 わたくし達は遠い未来を思って微笑み合いました。


ちなみに、帝は十分に奇異姫のことが好きです。

そして、抱きしめるのは奇異姫だけで、他の姫にはまだ手も触れたことがありません。


お読みいただきありがとうございました。

感想・ご教授いただきましたら嬉しいです。


(追)沢山の感想・ブックマーク・ポイント評価、誠に有り難う存じます。嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 1000文字ですよね。どうして読みきれないのかな
2019/09/30 12:28 退会済み
管理
[一言]  通りすがりに拝読 ……なんか、本編よりも、二人の手による他の姫のいくせ…… げふん ちょうきょ…… きょうい…… げふんげふんげふん んーと…… まぁ、そんなの、読みたくなりました(笑) …
[良い点] すごく面白かったです。 平安時代風という和モノ設定が目新しく、帝まで転生者というのも良いですね。 せっせと湯殿に通う(ご寵愛?)帝に笑いました。 国全体の生活向上を目指し頑張る主人公たちを…
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