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パーフェクトゲーム・バドミントン  作者: 西目ゆう
入部
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プロローグ 始まりは簡単に

来てしまった。本当にいいのだろうか。一度入部してしまえば簡単にはやめられない。迷いながらも合格発表の時に半ば無理やり渡されたバドミントン部のチラシの裏にある簡単な地図を頼りに、おれはこの高校の第2体育館に足を踏み入れた。

独特な匂いがした、

これが体育館か。


というのも、おれは小中学校まで野球部に所属し室内競技とは無縁だったのだ。そしておれは一般人が想像する中学生の野球少年とはほど遠く、身長が平均以下の小さなエースだった。


今までやってきた野球を続けなかったのにもわけがあり、小柄な体に限界を感じていたからだ。チームを引っ張るエースという称号も最後の大会のレギュラー落ちと共にはく奪された気がした。


実は個人技ができる物ならなんでもよかったのかもしれない。


でも現在のおれからすれば、ここでバドミントンというスポーツを選んでよかったと心底思う。


まあ、おれがバドミントンを始めたきっかけというきっかけは本当にこれだけ。


この軽い気持ちがバドミントン部への第2体育館への第一歩になったのだ。


体育館へ入ると、バドミントン部が体育館の4分の3、残り4分の1をフェンシングが使っていた。


体育館の中ということもあり声は中学時代の野球部に負けてないくらいうるさかった。

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