表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

被害者一人目・謎の警告

なんでも信じる人は、この小説を読まないように!

 

 こ の 世 界 は 永 遠 に 在 り 、

 

 こ の 世 界 は 永 遠 に 亡 き 。



「…ちょっと、森村さん?」

急に呼ばれたので、私は少しびくっとしてから振り返った。

声を聞いただけで誰かわかった。今野千里だ。成績優秀、容姿端麗、とにかくあらゆる点で模範少女。彼女には四字熟語が良く似合う。

でも、かなり変な人って聞いている。慎重にしないと、爆破される。

「……何?」

「あなた、偶然とか、奇跡とか、信じてるわけ?」

「…?」

答えない私にイラついたのか、今野千里は私の机をバンッと叩いた。読んでいた本が一瞬飛ぶ。今野千里は勝手にしゃべり始めた。

「そんなの信じていたら、へらへら笑っているだけで社長にでもなれちゃうよ?信じちゃダメ。世の中は全部、パーセントでがっちり決められているのよ」

今野千里はいったんわざとらしく言葉を切り、見下すようにくふんと笑った。

「信じてたら、ころっと死ぬからね!」

そういって、今野千里は去っていった。

「……何なの、あれ?」

「……さあ?」

私は、友達と顔をあわせ、首をひねった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ